「HIGHLANDER 2: THE QUICKENING」 [映画(洋画)]
表題の作品は1990年の映画「ハイランダー2/甦る戦士」である。タイトルが示す通り、シリーズ第2弾である。前作にはなかった新たな設定を設け、近未来SFアクション作品としてタイトルのように甦った作品である。
作品データを記しておくと、時間は90分、原案はブライアン・クレメンスとウィリアム・パンザー、製作はピーター・S・デイヴィスとウィリアム・パンザー、製作総指揮はガイ・コリンズとマリオ・ソテラ、監督はラッセル・マルケイ、脚本はピーター・ベルウッド、撮影はフィル・マックス、音楽はスチュワート・コープランドである。そして出演は、クリストファー・ランバート、ショーン・コネリー、マイケル・アイアンサイド、ヴァージニア・マドセン、ジョン・C・マッギンレー、アラン・リッチ、フィル・ブロック、ラスティ・シュウィマー、たちである。
ハイランダーの戦いで生き残ったマクラウドは今では人間として生きていた。1999年、オゾン層の壊滅的状態となった地球を救うために、オゾン層に替わる地球のシールドを開発に加わったマクラウドも今では65歳になった2024年、地球は昼も夜もなくなり、高温多湿になっていた。シールドを守る会社に反抗しようとしている一団があった。一方、惑星ザウスト(ハイランダーたちの故郷の星)から刺客が送り込まれ、マクラウドを襲った。が、刺客を倒したマクラウドはハイランダーとして甦った...
物語は、近未来SF作品ではよくある環境が変わった地球を舞台にして、支配する側に対して抵抗する者たちのバトルが描かれたありふれたものになってしまったが、冴えのあるアクションとSFXで見せてくれる作品である。ただ、本作で新たに設定された「ハイランダーは異星人」という設定によって、前作の持っていた雰囲気が大きく変わってしまったのはちょっと残念であるが、「人間離れ」した設定(首をはねられない限り不老不死でいられる)というのは、やっぱり地球の常識では考えられないということで「異星人」ということなんでしょうかねぇ~
↓前作はこちら
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