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「HALLOWEEN H20: 20 YEARS LATER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1998年の映画「ハロウィンH20」である。当然のことながら、これはジョン・カーペンター監督の出世作である「ハロウィン」とリーズの1本で、第7弾ということになる。1995年の前作「ハロウィン/最後の戦い」の後、ルーミス医師を演じたD.プレザンスが亡くなったということで、シリーズは完結したと思われたが、シリーズ2作目の「ブギーマン」に登場したローリーを主役に据えて、またも殺人鬼マイケル・マイヤーズが甦った。

作品データを記しておくと、1998年の作品で、時間は86分である。原案はロバート・ザッピア、製作はポール・フリーマン、製作総指揮はムスタファ・アッカドとケイリー・グラナットの2人、監督はスティーヴ・マイナー、脚本はロバート・ザッピアとマット・グリーンバーグの2人、撮影はダリン・オカダ、音楽はジョン・オットマンである。尚、オリジナル音楽はシリーズ第1作のジョン・カーペンターのものが使われている。そして出演は、ジェイミー・リー・カーティス、ジョシュ・ハートネット、アダム・アーキン、ミシェル・ウィリアムズ、LL・クール・J、ジョディ・リン・オキーフ、アダム・ハン・バード、ジャネット・リー、ジョセフ・ゴードン・レヴィット、ナンシー・スティーヴンス、たちである。尚、ジョシュ・ハートネットは本作がスクリーン・デヴュー作である。

物語の方は、シリーズのファンにとったら、大人になったローリーが登場するという所は、正当な続編と感じられて嬉しい所であるが、ルーミスが登場しないというのが寂しい所である。が、主役を20年後のローリーにしたということで、これまでの作品群を知らなくても、物語に入って行くことが出来る。

物語は、あの惨劇から20年。殺人鬼の兄・マイケルに怯えるローリー・ストロードは、事故死したと見せかけて、現在はケリー・テイトと名前を変えて生活していた。そして、郊外の全寮制の私立高校で校長として働いていた。また、彼女には高校生の息子・ジョンがいて、彼女の高校に通っていた。そんな中、ジョンはハロウィンの夜に学校の校舎で友達たちとパーティを開く計画を立てる。しかしローリーはハロウィンの夜に何かが起こると感じ、ジョンの外出を止めさせようとするが、ジョンにはそれが理解できなかった。そして迎えたハロウィンの夜、マイケルがやってきた...

物語の方は、第2作の後日談ということで、それなりにしっかりしたものになっているが、マイケルに立ち向かうのにルーミスがいないというのはやっぱり寂しさを感じる。やはり、ルーミスがマイケルに立ち向かって欲しかったところであるが、D.プレザンスは無くなっているので仕方のない所である。ただ、別の役者にルーミスを演じさせることをしなかったということに関しては評価できる。そして、更に本シリーズは続くことになります。尚、本作は新たな視点に立った物語でもあって、本当にいつまで続くの?という気持ちにもさせてくれた作品でもある。初期作品(1と2)を見ていたら、やっぱり見ておきたい作品である。

 

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