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大根刑事#15 [アニメ]

BS朝日での第15話の物語は「ショート DE アニメ魂」の時には最終回の第13話として放送された「2097ダイコンデカ」である。今回は近未来のSFタッチです。また、時間も4分10秒ということで、これまでで最も長い物語でした。

「2014年、第三次世界大戦」ということで「人類VS機械」の戦いになり、人類は滅亡した。そして機械の機械による機械のためのメトロポリスが誕生した。それから時は流れ、2097年になった。大根刑事ロボコップは2097年のメトロポリスで刑事をやっていた。人類が滅亡し、機械が支配するこの世界では犯罪はない。大根刑事ロボコップの任務はマザーコンピューターの指令に従って、セルフコントロールを失ったアンドロイドを始末することだった。

ベジタブル課の電話が鳴る。大根刑事ロボコップが電話に出ると、マザーコンピューターの指令が伝えられる。アンドロイドNo.0099が危険物質Fを持ち出して逃走中ということで、アンドロイドNo.0099を始末して危険物質Fを回収せよ。大根刑事ロボコップは「危険物質Fとは?」と尋ねると、それはメトロポリスを脅かす脅威の物質ということだった。

指令を受けた大根刑事ロボコップは出動し、走る、走る、走る。で、アンドロイドNo.0099を追いつめた。大根刑事ロボコップはアンドロイドNo.0099めがけてジェットパワーで突進し、「スーパージャンプ!」で飛びかかる。そして、メタルロケットと化した大根刑事ロボコップはアンドロイドNo.0099の胸を貫通した。倒れたアンドロイドNo.0099(さっきは胸に貫通した穴があったのに、倒れるときにはそれが無くなっているぞ...)は最後の力を振り絞って、持っていたカプセル(普通の水筒にしか見えません...)を開けて、危険物質Fを取り出そうとする。で、中から出てきたのは一輪の花だった。それを目にした大根刑事ロボコップは、「まだ残っていたのか...」と感慨深くなる。

そこにマザーコンピューターから大根刑事ロボコップに「状況を説明せよ」という通信が入った。これに大根刑事ロボコップは「アンドロイドNo.0099は始末した」と報告する。「危険物質Fは回収したか?」とマザーコンピューターが問う。これには「危険物質Fは、戦闘中に消失。よって回収不能」と報告した。報告を終えると「人の心はまだ失っていない」と呟いていた。

人類が滅亡、機械が都市を築き上げる、という設定は、SF作品では珍しいものではない。しかも、人類が滅亡したのは「第三次世界大戦」によるというものもありふれたものである。よって、SF作品を色々と見ていたら、全く目新しさはないが、「大根刑事」としたら頑張ったんじゃないでしょうか... ただ、第三次世界大戦から83年が経過しているとしても、富士山麓はもっと荒れ果てているんじゃないのかなぁ...(と思ったりしました。)ところで、「危険物質F」の「F」は「FLOWER」の「F」だったんですね...

次回の第16話は、「ショート DE アニメ魂」では未放映の物語である「飛べない大根はただの野菜さ」です。地上波では全13話の放送であったが、BS朝日ではしっかりとその後の物語も放送してくれるのですね。(12月に発売になるDVDは全21話ということになっている。)が、それを考えたら、「ショート DE アニメ魂」の放送では、第2話と第3話として放送された物語が今回放送されないというのはどういうことなんでしょうかねぇ?

 

↓DVDは12月に発売になります。(予約できます。)

大根刑事

  • 出版社/メーカー: エースデュースエンタテインメント
  • 発売日: 2007/12/21
  • メディア: DVD

 ↓やっぱり元ネタのこれを...(TVシリーズと映画をそれぞれ)

ロボコップ プライム・ディレクティヴ DVD-BOX

ロボコップ プライム・ディレクティヴ DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/02/04
  • メディア: DVD

ロボコップ DVD コレクターズBOX

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2002/02/08
  • メディア: DVD

 


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