今週のヒーロー作品(10/21放送分4作品) [特撮]
今週の4本は、面白かったのは1本のみで、それ以外の3本はゴミのような内容でした。特撮氷河期の現在、救いようのない酷い内容の作品も出てくるとは思っていたが、あまりにも無惨な状況でした。これではますます冷え込むだけですね。
まずは「キューティーハニー THE LIVE」#3
深夜枠ならではのお楽しみがたっぷり詰まった内容で楽しませてくれる。今回は、コスプレと言ったらやっぱりこれでしょう、というナース姿を披露してくれました。そして「特訓」と称してシゴかれるハニー。物語の展開の方では、まだ本筋に繋がるであろうキャラに伏線を張っているという訳が分からない状態になっている部分があり、粗がいくつかあるが、ハニーの活躍(?)がその粗から目をそらせることに成功している。
パンサークローの幹部らしき人物が動き出し、物語の方もいよいよ動いていきそう、という感じになってきたが、これにハニーのコスプレが絡むとなると、深夜枠のお楽しみとして楽しませてくれます。演技の方はまだまだの所があるけど、主演の原幹恵も頑張っているし、この作品は大化けしそうです。(他の3本よりも明らかに存在価値のある作品になっている。)
続いては「ULTRASEVEN X」#3
今回もセブンXが登場する必要は全くなかった物語である。「ウルトラQ」としても全く無理のない話であり、尺の関係もあって、やはり説明不足の所がありすぎる。
ということで、自由度の高い深夜枠だからと言ってもあまりにも酷すぎる。セブンも必要ないのに「ULTRASEVEN」の名前を付けているのは、広告塔というようにしか解釈できない。(TYOの子会社となった円谷プロに今後は望めそうもないということを予感させている...)こんな酷い内容の「ウルトラ」の物語なんて、駄作も良い所。企画ミスですね。→初回の時にも述べたが、本作はTV放送を考えないOV作品とするべきでしたね。これだと、少なくとも尺の問題からは解放されますし...
「ゲキレンジャー」#34
こちらも白以外の4人は必要なかった物語。というよりも、白が一人で新しい玩具を売るためのプロモーション活動をしていて、しかもこれまでの物語が積み重ねてきた物を全て否定しただけ。早い話、白が番組乗っ取りに成功しただけ。これから発売になる製品寿命数ヶ月という玩具の宣伝であり、本作が終わったらゴミに成り下がる物語でした。
「今週の松元環季」
前回に続いて、開店休業状態。それにしても、あまりにも酷いCG描写、何とかして~。更に、再来週は大学駅伝のためにお休みとなるので、次回は変な引っ張り方をする物語になるんでしょうね...
来週はこの4本の中で、少なくとも1本は見なくなっているでしょう。とにかく、「特撮氷河期」を象徴する低レベルで内容のない物語の連続でした。
↓これとは違ったお楽しみがあります。(C.ハニー)
↓この作品の名前を汚しているだけの「7X」
↓東映よ、こういうのから学べ!!
蘇る封印映像幻の特撮&アニメ徹 (三才ムック VOL. 162)
- 作者: 天野 ミチヒロ
- 出版社/メーカー: 三才ブックス
- 発売日: 2007/07/31
- メディア: 単行本
コメント 0