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必殺商売人 #1 [ドラマ]

ABCでの「必殺仕事人V・風雲竜虎編」の再放送が終了したら、今度はKBS京都で「必殺商売人」の再放送がスタートとなった。(先週までは「新・仕置人」を放送していた。順番から言うと「新必殺からくり人 東海道五十三次殺し旅」が放送されるはずであるが、これは中村主水が登場しないということでパスされて、次の主水登場作品である本作に飛びました。)

この作品の最大の見所は、これまでは「種なしカボチャ」と言われて姑・せんから散々言われていた主水であるが、妻・りつが「懐妊した!」ということで物語が始まるところである。必殺シリーズ第12弾である本作は、主水登場作品としても第6作になり、マンネリ気味になるところに、今までとは違った設定を導入したというのは良い所です。(これに関して「商売人」では色々とイビられることになる主水ですし、その結末にはまたドラマがあります。)

そして、闇の仕事人仲間となるおせいは、シリーズ第5弾の「必殺必中仕事屋稼業」に登場したおせいと同一人物という設定になっているため、闇の仕事人たちの世界も色々と広く繋がることになります。(飛脚問屋は店じまいしていて、現在は踊りの師匠になっている。)そしてもう一人の闇の仕事人は梅宮辰夫が演じる新次である。設定上はおせいの別れた元亭主ということになっていて、表の仕事は芸者置屋の箱屋兼髪結いである。そのため、櫛を使った殺しの業を披露する。(体格から考えると、力業を得意とするように感じられるが、そのようにストレートにならない所が設定の妙である。)また、「仕事人」で何でも屋の加代を演じることになる鮎川いづみが秀英尼としてレギュラー出演しているのも見逃せないポイントの一つである。

また、OPのナレーションは桜田淳子、主題歌は小林旭が歌う『夢ん中』である。(主題歌は次作の「必殺からくり人 富嶽百景殺し旅」と同じであるが、本作が1番で「富嶽百景」が2番だったと記憶しています。)

「必殺」シリーズの大きなターニング・ポイントは第15作の「必殺仕事人」である。本作「商売人」は、主水が登場する作品としては、「仕事人」の1つ前の作品である。娯楽色よりも人間ドラマに重きが置かれた主水作品の最後の作品(実際は「仕事人」の28話辺りまでですけど...)として、チェックしておきたい作品である。

尚、KBS京都の放送は毎週水曜日の13:00からであるが、KBS京都は京都府議会や京都市議会の中継を行う場合があるので、全26話と言っても半年ではなくて8ヶ月程度かかることになると思われる。また、毎回Blogの記事としては記していかず、ポイントになる時だけ記す予定である。(ひょっとしたら、次に記すのは最終回かも???)

 

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