4姉妹探偵団#4 [ドラマ]
流石に今回は、「助けてくれ!」となってしまった。いったい何本の「ケータイ刑事」ネタが出ていたことか...(しかも、「愛」「舞」「泪」「零」「雷」「海」の全てからネタを引っ張っている...)もはや、タイトルを変えて、余計なキャストを切って、根本から再構築し直さないと、どうしようもないですね。はっきり言って今回は、既に175本を越えたTVシリーズの「ケータイ刑事」の物語から色々なネタを引っ張ってきて、レズの所を追加したような構成の物語でした。
どうせなら、「死神なんて存在するはずがありません」と夕里子はきっぱりと言うべきでしたね。→これだから、「ケータイ刑事」ネタも十分に使いこなせておらず、つまらない物語となっている。
で、零ちゃんが逮捕した十文字数美を演じた橘実里は予想通り途中で殺されて、愛お姉ちゃまと泪お姉ちゃまが逮捕した岡光耀子/赤坂六美を演じた中島ひろ子が真犯人だったというのも予想通りであり、動機も「ケータイ刑事」ですらもっと上手く使うような小さな個人的な嫉妬だなんて...
4姉妹の方も、今回の次女はいいとして、三女がこれまでの次女と被るような行動をしているだけで、キャラの役割がふらついているし、長女も美味しい所にだけ加わろうとしているだけでは、原作の3人を4人にした意味も何もない。確実に「企画ミス」だと言う証拠が増えていくだけですね。→「週刊赤川次郎」に続いて、赤川次郎原作のドラマの方に(「死神」が存在するとしたら)「死神」が取り憑いているのじゃないかしら...もはや、いつ打ち切りになってもおかしくないレベルにいる...
そして、「無我夢中」を「無我霧中」と書いたことから死神の正体がばれてしまった犯人にしたら、余りにも無警戒でマヌケだし、夕里子は夕里子で、黙ってその場から一旦離れて、警察に言うとか人を連れてくればよいものを「あなたが春代さんを殺した死神だったのね」と口に出して、自分から進んで窮地に陥るようにするのもマヌケだし、そしてドタバタ・コメディに登場しそうな方法で窮地を脱するというのも、EPGにある「本格ミステリー」という単語が浮いている。夕里子だったらともかく、「本格ミステリー」という単語の意味が分かっているのでしょうかねぇ?放送局さん、と疑問を持ってしまう所である。
で、こういう時は、何かとサービス・カットを入れておくのが普通であるが、そういうものも無かったということで、今回の物語は「赤点」ですね。(こうなったら「カイケツ」と夕里子に言わせるだけでなく、「レレレ」をやらせるしかないでしょうね。)で、あと何回続くのでしょうか?もう半分を過ぎてしまったような気がするんですけど...
途中で殺されてしまった伸子を演じた橘実里。ファッションデザイナーとしたら実に目立たないような存在でしたが、2/12深夜にMBSで放送される「恋する日曜日・3rd.」の第19話「アダルトな恋」を見てお口直しとしましょう。(TBSでは2/21深夜に放送されるはずです。)また、夏帆ポンについては、2/10の朝10時からBS-iで「東京少女・眺める少女」が放送されるので、やはりこれをお口直しということにします。
次回のゲストでは、さとう珠緒の名前があるものの、夏帆ポンと同じ事務所の葵に注目することにします。が、この調子だったら、リアルタイムでは見ないで、後から「早見再生」で見るだけにするかも...(夏帆ポンが出ているから、「離脱」はしませんが...)
↓やはり「4姉妹」といえばこちらの「四姉妹」です。
ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~
- 出版社/メーカー: ハピネット
- 発売日: 2008/03/21
- メディア: DVD
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