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「THE THREE MUSKETEERS」(1973) [映画(洋画)]

表題の作品は1973年のイギリス映画「三銃士」である。この作品は、同時期に製作された「四銃士」と、その後の銃士たちを描いた「新・三銃士/華麗なる勇者の冒険」を含めた三部作となっていて、それらと共に鑑賞することをお勧めする作品である。ただ、笑いの要素が本作にはあるということで、ダルタニアンと三銃士たちのアクションを前面に出した作品とは少し毛色が違う作品となっている。そのため、好みが別れる所でもある。(見るのであれば、三部作の全てを見るべきであり、見ないのなら3作とも見ない方が良いでしょう。)が、笑いを優先に考えた作品ではなく、イギリス流のジョークと言った方が良く、結構楽しむことが出来る作品になっている。   作品データを記しておくと、時間は109分、原作はアレクサンドル・デュマ、監督はリチャード・レスター、脚本はジョージ・マクドナルド・フレイザー、撮影はデヴィッド・ワトキン、音楽はミシェル・ルグランである。そして出演は、オリヴァー・リード、リチャード・チェンバレン、フランク・フィンレイ、マイケル・ヨーク、ラクエル・ウェルチ、フェイ・ダナウェイ、チャールトン・ヘストン、ロイ・キニア、シビル・ダニング、ジャン・ピエール・カッセル、たちである。   物語の方は、基本的にお馴染みのストーリーである。1625年、銃士になることを志した若者・ダルタニアンはパリにやってきた。そして銃士の隊長トレビュの元を訪れて、衛兵の口を見つけてもらうことを頼む。その帰り道、銃士の一人アトスとトラブルを起こし、決闘することになるダルタニアン。更に、誇り高き銃士のポルトス、アラミスとも決闘しなくてはならなくなってしまう。(時間は違うが同じ日に...)決闘の日、指定の場所に行ったダルタニアン。で、決闘が始まろうとするが、5人の枢機卿の衛兵が姿を現し、アトス、アラミス、ポルトスの三銃士に挑戦した。ダルタニアンはこの戦いを見物していたが、途中から三銃士に助太刀することで戦いに参加した。で、衛兵を打ち破った。これによってダルタニアンと三銃士立ちは仲間となる。その後、ボナシューの家に下宿することになったダルタニアン。そんな頃、リシュリュー卿がイギリスのバッキンガム公を陥れる陰謀に動いていた...   お馴染みの物語であるが、本作ではイギリス流のジョークが散りばめられていて、アメリカ映画の「三銃士」とは少し毛色が違っている。アメリカ映画の方は派手な所があるものだが、イギリス流のちょっと上品な所、ユニークな所がポイントになっている。が、イギリス流のジョークが分からなければ、中途半端な風に感じてしまうでしょうね。   本作は続編まで製作されているが、イギリス流の楽しさが分からない方は接しない方が良いでしょう。(シリーズ3本目はイギリス映画ではなくてアメリカ映画ですけど...)出演者も結構豪華な顔ぶれではありますけど...  
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