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「THE THREE MUSKETEERS」(1993) [映画(洋画)]

表題の作品は1993年のアメリカ映画「三銃士」である。サイレントの時代から映画化されているA.デュマ原作のハリウッドとしては5度目の映画化である。今回は若手俳優を使っての映画化ということで、原作の持っている若者の青春という一面が前面に押し出されている。



作品データを記しておくと、時間は105分、原作はアレクサンドル・デュマ、監督はスティーヴン・ヘレク、脚本はデヴィッド・ローヘリー、撮影はディーン・セムラー、音楽はマイケル・ケイメン、主題歌『All For Love』をスティング、ブライアン・アダムス、ロッド・スチュアートの3人が歌った。そして出演は、クリス・オドネル、チャーリー・シーン、キーファー・サザーランド、オリヴァー・プラット、ティム・カリー、レベッカ・デモーネイ、ガブリエル・アンウォー、マイケル・ウィンコット、ジュリー・デルピー、ヒュー・オコナー、ポール・マッギャン、たちである。



若き国王・ルイ13世が統治するフランス。若者・ダルタニアンは銃士隊に入ろうとしてパリにやってくるが、銃士隊は公式に解散させられていて、銃士はアトス、アラミス、ポルトスの3人だけになっていた。その頃ね狡猾なリシュリュー枢機卿とロシュフォール伯爵が国王とアン王妃の失脚を企てていた。三銃士と意気投合したダルタニアンは陰謀を阻止することを誓った。枢機卿は国王失脚のために悪女ミラディ・ド・ウィンターを条約締結の使者として派遣した。ダルタニアンと三銃士は何とかミラディを補らえることに成功した。また、国王の誕生祝いの席で暗殺計画があることを知った4人は、それを阻止しようとして城に急いだ...



ディズニーが製作したということもあってか、アニメ的な所があり、テンポの良さはあるが、大人の鑑賞にはちょっと辛い所がある。登場人物が若者の陽気さ、明るさに満ちていて、所謂「お子様ランチ」的な作品と言ったらピッタリという感じの作品であり、それなりに楽しむことは出来る。もう少し、物語に厚みや重みが欲しい所である。が、ファミリー向け作品として、大人から子供までが一緒に楽しむ、所謂ファミリー向け作品としたら十分楽しめる。何度も映画化されている作品なので、こういう作品があってもよろしいかと...

 


 


三銃士

三銃士

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD
↓原作はこちら

三銃士〈上〉 (岩波文庫)

三銃士〈上〉 (岩波文庫)

  • 作者: アレクサンドル・デュマ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1970/01
  • メディア: 文庫


三銃士〈下〉 (岩波文庫)

三銃士〈下〉 (岩波文庫)

  • 作者: アレクサンドル・デュマ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1970/01
  • メディア: 文庫


↓こちらが原作と言った方が良いかも...


三銃士〈上〉 (岩波少年文庫)

三銃士〈上〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: アレクサンドル デュマ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本

三銃士〈下〉 (岩波少年文庫)

三銃士〈下〉 (岩波少年文庫)

  • 作者: アレクサンドル デュマ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本

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