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4姉妹探偵団#7 [ドラマ]

今回の物語は、完全にトミーのヘタレ・キャラを使ったものになっていて、またも「ケータイ刑事」ネタの一部を誇張したものになっていた。また、4姉妹も上の2人は完全にいらなかったし、またも企画ミスだということを証明した物語でした。



しかし、それによって夕里子を中心としたストーリーの方はいい感じで進んでいくことになった、というのはシニカルで面白いところでした。(つまり、企画ミスということをシニカルに利用した物語だったということである。)



国友が夕里子に遂に言ってくれたのも今回のポイントでした。私立探偵が潜入捜査をするのならともかく、警察(刑事)の潜入捜査でも違法捜査となるのは確実(違法捜査だったら、そこで得た証拠は全て無効。よって証拠不十分になり、逮捕しても起訴できない...)であり、普通の女子高生が潜入捜査をするというのは、完全に不法侵入(=犯罪行為)だし、これは初回から誰もが思ったことでしたし、突っ込んだ所ですからね。



金庫の暗証番号が「885963」と教えられて金庫を開けようとする夕里子。が、開かない。正しい暗証番号は「8824649」だったが、やはり策士の社長だったら娘にも正しい番号を教えていないということで、世の中は厳しいということですね。でも、いずれの番号も語呂合わせにしたら、捻りもないつまらない数字でした。(ところで、「5963」(ごくろうさん)、「4649」(よろしく)という4桁の数字は、これをキャッシュカードの暗証番号とか、携帯電話の暗証番号に使っているという人って、かなり多いんじゃない?→筆者はこういう番号は使っていません。)



後妻がホストクラブに通っていたというのは「銭形雷・1st.19話」でホストクラブにトミーがホスト検定の実地訓練と言って入っていたことを元にしていると思ったら笑わせてくれるところではありました。



結局、14年前(殺人事件の時効が15年(但し、現在は25年に法改正されている。しかし、それは2005/1/1以降の事件に適用される)だから、まだ立件できるという所がミソ。)の警察の安易な「心中」という結論が招いた事件だったということで、今回の物語は全編シニカルな所が散りばめられていて、ストーリーとしてはまあ良かったんじゃないですかね。但し、やはり「4姉妹」という所を活かしていないだけに、「企画ミス」ということも自らアピールした物語でした。(これもスタッフに対する皮肉でもあります。)



今回のキャスティングから、やっぱりちゃんと岡野さんのコンビによる「銭形零・3rd.」を見たくなりました。丹羽Pの頭の中では7代目、更に「M3」との関係を含めて、考えているかもしれないが、夏帆ポンはまだ「ケータイ刑事」から卒業していないだけに、是非とも実現して貰いたいところです。



次回、最終回じゃないんですね。次々回が最終回ということで、結局は全9話となることになったが、それにしても短いなぁ。何か、放送枠の穴埋め作品になったという印象しか生まれません...


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↓トミーのホストクラブ潜入はこれに収録
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↓一応、零ちゃんとトミーはこれで共演しています。
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