細川茂樹/007への招待(その1) [映画(洋画)]
まずは「ドクター・ノオ篇」
「007」のロゴと拳銃のスコープを組み合わせた有名なOPのロゴの部分については確かにインパクトも強烈である。が、「007マニア」と言うのなら、もう少し裏話をして貰いたい所もありました。(知っているだろうが、実はOPロゴで銃を撃つのは、S.コネリーではなくてスタントマンのボブ・シモンズが演じたのでした。)
いずれにしても、「007シリーズ」を語る上では、ここから始まったということで、この作品を見ないと何も語ることはできないのは事実ですね。
「ゴールドフィンガー篇」
ところで、主題歌を「名曲」と言ったけど、せめて『シャーリー・バッシーが歌う』ということも言って欲しかった...
兎に角、「ゴールドフィンガー」は色々と遊び心にも満ちた作品でもあって、とても楽しい作品でもある。登場人物の名前の遊びもあるし、ボンドカーのアストンマーチンはやはりこの作品です。(助手席が空中に飛び出すというアイデアはやっぱり秀逸です。)更に、クライマックスの原爆を停止させた時の残り時間が、試写会では「003(秒)」となっていたが、劇場公開版ではこれが「007(秒)」になっていたというのは余りにも有名なお遊びでもあった。
おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさに満ちたこの作品は、娯楽作品のツボを全て心得ているため、何度見ても飽きることがなく、たっぷりと楽しませてくれる作品であり、世界的に人気が不動の物になったというのも当然ですよね。
この後も、放送される残り8作品についての語りに対して、今回と同じように、多少のツッコミと補足説明を追加した形で記すことにします。
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