ケータイ刑事銭形零10話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
で、今回は第10話の「韓国スター・ゴ様登場! ~真冬のソナタ殺人事件」です。「ゴ様」の元ネタは当然ながら「ヨン様」である。ということで、ヨン様こと「ペ・ヨンジュン」について、そして劇中に罠の一つとして出てきた「キムチ」「塩辛」について述べることにする。
尚、今回の物語にも名前が出てくる「フェルマーの最終定理」については「零1話[裏ネタ編]」で述べているので、そちらをご覧下さい。(ここをクリックして下さい)
尚、MBSの放送の時に記事は「ここをクリック(MBS)」、BS-iの再放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。
「ペ・ヨンジュン」:ソウル出身の韓国の俳優である。生まれは1972年8月29日である。(これは劇中では語られていないが、ヨン様の1234日後に生まれたゴ様の誕生日が1976/1/15(「鑑識メモ」で柴田さんが語っている。)ということから逆算すれば導き出されることでもある。→ヨン様の誕生日を知らなければ、ゴ様の誕生日は導き出せませんが...)1994年に『愛の挨拶』というドラマでデヴューし、1996年の『初恋』というドラマが韓国で視聴率65%を記録する大ヒットとなり、人気スターとなった。その後、スター街道を須々美、韓国で2002年に製作されたドラマ『冬のソナタ』が2003年に日本で放送されると、日本でも人気に火が付き、「ヨン様」「微笑みの貴公子」という愛称が生まれ、主に30代以上の女性の間で大人気となり、「韓流ブーム」を巻き起こすことになった。
尚、「ヨン様」と言われているが、韓国語で「ヨン」という発音は数字の「0」のことである。今回の物語では「ヨン様」をパロった「ゴ様」が登場したが、これは「ヨン」を数字の「4」と解釈し、それを「5」にして「ゴ様」としているが、正しくは「0」と解釈するべきである。しかし、数字の「0」を元に「5」にして「ゴ様」にしたというパロディ精神は変わらない。
「キムチ」:白菜、大根、キュウリなどの野菜を薬味で漬けた朝鮮を代表する漬物であり、朝鮮漬とも言われる。一般的なキムチは唐辛子をたっぷりと使っていて真っ赤なものであるが、本来の「キムチ」の意味は「野菜を漬けたものなので、唐辛子が使われていないキムチというものもある。(水キムチなどがある。)ビタミンCが豊富である、乳酸菌による整腸作用があるということで、健康食品としても知られている。(漬物とはそういうものが多いですからね。)
歴史は4000年ほど前だと言われていて、朝鮮半島が発祥の地とされている。文献に登場するのは13世紀初頭である。16世紀に朝鮮半島に唐辛子が伝えられ、それから唐辛子を使った真っ赤なキムチが誕生したとされている。尚、朝鮮半島に唐辛子が伝わったのは、豊臣秀吉の朝鮮出兵で、兵士たちが唐辛子を寒さ対策として唐辛子を懐炉のように使っていて、それが食材として広がったとされている。
「塩辛」:イカやウニ、魚などの肉や卵、内臓などを塩漬けにして発酵させたものであり、酒の肴として食されることが多い食品である。健康に良いとされている発酵食品であるが、塩分が高いということで、敬遠されることも多い食品でもある。酒の肴にする以外では、ご飯に乗せて食べたり、お茶漬けにして食べると食べ方が一般的である。尚、韓国ではキムチを漬ける際の調味料としても使われている。
原材料として使われるものによって、それぞれ異なる名称で呼ばれていて、鰹の内蔵を使ったものを「酒盗」と言って、酒所の高知では有名である。兎に角、色んな材料を使った塩辛があるが、やはり一番ポピュラーなのは「イカの塩辛」でしょうかね。
古くからある食べ物であるが、記録が残っているのは16世紀以降である。(それ以前から存在していたであろうが...)
名前の通り、塩分が高い食材であるが、最近の食に対する健康意識の高まりから、近年では塩分の低い塩辛も出回っている。まあ、これも時代の変化ということですね。
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↓「キムチ」ということで
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