細川茂樹/007への招待(その4) [映画(洋画)]
「カジノ・ロワイヤル篇」
シリーズ第21作であって最新作であるが、先日、第22作「QUANTUM OF SOLACE」の製作が発表されたため、「公開された作品では」という条件が付いた「最新作」になったのが正しい、と記しておきます。(物語は「カジノ・ロワイヤル」から続くものになるそうで、これはこれで楽しみでもあります。)
6代目ボンドを襲名したダニエル・クレイグは、襲名が発表された時は不安という声が多かったが、封切られるとその評価を覆し、「傑作」と言わせることになったが、随分と持ち上げていましたね。
今までにないボンド像を出したということで、評価も高いが、もう一つ大きなことは「原点回帰」であり、それについてもしっかりと語っていました。この作品は、ボンドが「00」に昇格して最初の任務ということで、「若さ」を前面に出していて、アクションの方も切れ味のある所を見せてくれた作品である。過去にも「原点回帰」と言って、生身のアクションを看板にしたことが過去にもあったが、今回の「原点回帰」は秘密兵器に頼らないアクションということで、お馴染みのQ(現在は3代目のジョン・クリースがQである。)が登場しない作品でもある。
そして、響鬼さんも言った「頭脳戦」であるが、これはカードの勝負が派手なアクションとは違っていて、緊張感たっぷりに描かれていて、ゾクゾクするものでした。
「ワールド・イズ・ノット・イナフ篇」
この作品は5代目ボンド作品ということで、ブロスナンについて語っていた響鬼さん。一般的にはコネリー・ボンドの野性さと、ムーア・ボンドのユーモラスの中間を行くボンドと言われているが、キャラのバランスは確かに魅力的である。また、セクシーだというのも一般に言われている所です。
が、まさか「仮面ライダー響鬼」でのエピソードをちらっと語ってくれるとは思いませんでした。今思えば、確かに響鬼さんには5代目・ブロスナン・ボンドに繋がるようなユーモアがありましたね。
尚、この作品は20世紀最後の「007」作品であり、そしてボンドガールにソフィー・マルソーというのも魅力であるが、3分という限られた時間ではそこまでは述べてられないということですかね。いや、響鬼さんの世代なら、ソフィー・マルソーのアイドル時代(ここでは「ラ・ブーム」のソフィーを指しています)は知らないから、仕方のないところなのか...???
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↓S.マルソーと言えばやっぱりこれを
↓語っていたので、一応これも(でも、29話までですね、良かったのは...)
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