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ケータイ刑事銭形海35話(3rd.9話) [ケータイ刑事]

二段構成として記している「銭形海」。こちらの方は物語の中身を追っている長文&ネタバレたっぷり編です。今回の物語は通算では35話となる3rd.第9話の「女子高生刑事はケータイ電話の夢を見るか ~銭形海の悪夢」ということで、「・2nd.8話」「・2nd.7話」に続いて、シリーズ3度目の「悪夢」シリーズの登場です。で、悪夢シリーズとなればこの人だ、ということで、佐藤二朗さんが久しぶりの登場となりました。また、林和義さんは声だけの登場、2nd.以降は毎回OPに姿があった諏訪太朗さんがようやく登場ということになりました。

また、脚本は「ケータイ刑事」のエース・KJということで、期待は高かったんですが、ちょっと期待はずれというものでした。(期待が高すぎたのも事実ですが...)

それでは、いつものように、長文&ネタバレありで記していきます。尚、放送直後に記した「感想+次回予告」版はここをクリックして下さい。

警視庁の一室。机の上には読みかけの本「老人と海」と紅茶の入ったティーカップがある。ちゃんはソファーに座って寝ている。ペンギンさんのぬいぐるみまでありました。そんな所に、ソファーの後ろに現れた柴田さん。「あれっ?ちゃん、居眠りしちゃってますね」と言うも、「でも、いつも、高校生と刑事のハードスケジュールをこなしている訳ですから、これぐらい大目に見てあげましょうか」更に、今度はソファーの前に現れると「おやおやおや、夢を見ているみたいですね。」そこから態度が変わり「お待たせいたしました。今宵は皆様に銭形海の夢の中をほんのちょっぴり覗いてみることにしましょう」と言って消えていく。(で、サブタイトルが出る。)

寝ているちゃん。いきなり「警視庁から入電中」と入るが、いつもとは違ってその声は訛っている。(「けいす庁からぬーでん中」と記した方が良さそうです。)「ちょっとちょっと、聞いてくれる?何かよく分かんないんだけど、世田谷区下北沢あたりで殺人事件が起きたって感じ?直ちに現場にレッツらゴーよ!」(完全にその中身の方も訛っていました。また、画面の方は波打っていました。)で、入電を受けて携帯を閉じるちゃん。ちゃんの声が「えっ?私?」で、振り返るちゃん。が、それはジローさんのニセ海ちゃんだった。(髭が濃い!!)で「やっべぇ、ちけた...」から色々と喋るジロー海。バックにはジローさんの歌声で「♪ザッバーン、ザッバーン、誰も知らない…」と流れる。(いつものちゃんの歌声と違って、ある意味新鮮です。)「だって俺の名前はケータイ刑事・銭形海」と言うも、ちゃんの声は「違う。この人、ニセモノです」

そんなところに松山さんがやってきて「銭形、どうした?」と尋ねる。ニセ海は「何か事件が起きているみたいだ」と言うが、ちゃんの声は「松山さん、違います。私じゃないです」と訴えるも、松山さんにその声は届いておらず「よし、現場に直行だ!」とマツ。ちゃんの声は「ちょっと松山さん、変だと思わないんですか」とツッコミを入れる。その声が届いたのか、立ち止まって振り返った松山さんは「ちょっと待て」これに「やった、気がついた」と喜ぶちゃんの声。ニセ海に向かって「お前」と言うと、ちゃんの声は「ガツンと言ってやって」と応援する。が、マツは「枝毛があるぞ」これに「抜いてよ」とニセ海。で、枝毛を抜き始めるマツ。更に、顎髭、鼻毛まで抜いていた。

事件現場にやってきたニセ海と松山さん。そこには男が死んでいた。それを見たマツは「銭形、何か分かったか?」と尋ねる。するとニセ海はいきなり「寄せる、悪のさざ波」続けて「謎は解けたよ、ワトソンくん」これにちゃんの声が「早っ。番組の進行、まるで無視」と突っ込んでいた。

「神奈川沖浪裏」をバックに、ニセ海がストラップを投げようとしている。「私の碇で沈みなさい!」からストラップを投げる。(ちゃんの声は「これも真似してる」)で、碇が飛んで行くが、突然「痛い!」とニセ海。右手に波が刺さったと言って怒っていた。が、碇は床に突き刺さり、犯人を碇に繋がった鎖が捕らえていた。それはニセ海自身だった。「犯人は私。「ケータイ刑事」史上最も意外な結末」と言って喜んでいた。これにちゃんの声が「やりたい放題」。そしてドアが開いて「ちょっと待って下さい」と言ってちゃんが駆け込んできた。

それを見たマツは「銭形が二人いる...」と言って目を丸くする。ちゃんは「本物は私ですよ」言うが、松山さんは二人を見て「そっくりだ、区別が付かない」と漏らす。これに笑いながら「あのね、松山さん。と言うか松崎さん。流石の僕も怒りますよ」とニセ海ちゃんも「それはこっちの台詞ですよ。あなた誰なんですか?」と尋ねる。すると頬を膨らませちゃんを真似たニセ海は「ついにどうやら俺の正体を現す時が来たようだ」と言って、怪人さんのように顔をめくり始める。が、何も変わらず「顔、変わらないし...」とちゃん。これに「私の名前はニセ銭形海」と言う。ちゃんは「自分でニセモノって言ってるし...」ニセ海は首に巻いたマフラーを手にして「この首に巻いた妙ちくりん極まりないマフラーがニセモノの証」と続ける。ちゃんは「本物はマフラーしてない」と突っ込む。ニセ海は「という訳で、私と勝負だ、銭形海」と突然勝負を挑んでくる。これに「どんな訳で何の勝負ですか?」とちゃん。ニセ海は「この事件、先に解決した方がお寿司食べ放題」と言う。ちゃんは「意味が分かりません」と言い、マツの方を見て「松山さん、何か言ってくださいよ」と言うが、マツはくつろいでいて湯飲みを手に「ちゃっちゃっとやっちゃえば、勝負勝負」ちゃんは「えっ???」

「お寿司食べ放題争奪 ニセ海vs海 推理対決!!」という看板の元、マツ、ちゃん、ニセ海が座っている。(の悪夢ののど自慢司会風の)金ぴか衣装(一応色は違いますが...)を着た柴田さんが「レディース・アンド・ジェントルマン」と言って対決の進行を始める。で「本日は3人の容疑者にお越し頂いております。真犯人は誰だ!!」ということで、TVでよく見かけた「本物は誰だ」のノリです。司会の柴田さんが3人の容疑者を紹介する。「第一の容疑者・小林誠人(こばやし・まこと)」「第二の容疑者・中林誠人(なかばやし・まこと)」「第三の容疑者・大林誠人(おおばやし・まこと)」(大中小じゃないが、胸には「S」「M」「L」という文字の入ったトレーナーを着ている。更に、髪の毛の量も大中小に揃っている...)マツは「まことちゃん繋がりか」と笑っていたが、ちゃんは「3人とも同じ人じゃないですか...」

司会が「それでは、レッツ・質問タイム!」(完全に「本物は誰だ」になっちゃいました。)まずはニセ海が質問する。「ラーメンはトンコツと鶏ガラ、どっちが好きですかね?」、マツの質問は「素麺に入った赤と緑の麺、どっちが好き?」、挙げ句の果てにニセ海は「私、昨日、昼飯で散々迷った挙げ句、生姜焼き定食食べました」、マツは「俺は焼き肉弁当喰ったし」と言って張り合う二人。それらにちゃんは必ず突っ込んでいた。そうしていると「タイムアップ!」と司会の柴田さん。「銭形選手、最後にご質問はございませんか?」と尋ねる。これに「えっ?私?」とちゃんは少し考えて「じゃあ、3人に聞きます。犯人は誰ですか?」すると小林誠人が「俺俺」と名乗った。で、「おめでとうございます、事件解決で~す」ちゃんは「こんなんでいいの?」と言っていたが「勝者ちゃんにはお寿司食べ放題が贈られます」と言うと笑顔になるちゃん。そこにあのメロディが流れてきて「♪僕をお寿司に連れてって~」と歌い出すちゃん。これに柴田さんと松山さんが加わり、小林誠人(諏訪さん)とニセ海(ジローさん)まで加わって、歌いきる。で、歌が終わると「それでは皆さん、ごきげんよう」と言って手を振る司会者たち。(ちゃん以外の4人は手を振っていた。)ちゃんは「お寿司は?」

寝ているちゃんのアップ。かなり汗をかいていて(こんな夢を見たら冷や汗をたっぷりかくのは当然です)が隣にはニセ海がいて目覚めると「嫌だ、夢だったのね」と叫び「ブログ更新しよう」と言って去っていった。これにちゃんの声「今の、私じゃなくてこの人の夢だったの」(寝ているちゃんは「髭ぐらい剃ってくださいよ」と寝言を言っていた。)

スノー・ノイズのTV画面(アナログ放送だとこういう画面はあるが、デジタル放送だとミュートを掛けることによって、こういう画面を完全に追放することが可能です。だからアナログ放送がある現在だからこそ使える表現方法でもある。)だっが、突然映像が映り、ちゃんが元気良く登場する。「ヤッピー!突撃レポーターの銭形海だぴょん!」とテンションも高い。が「何これ?」と言うちゃんの声。TVのちゃんは「今日は皆さんから寄せられたハガキをご紹介します」と言ってハガキを手にして読み始める。「くやがたせ...???」「ハガキが逆さまでした」と気づき、ハガキの上下を入れ替えて改めて読み始める。ちゃんの声は「うわ~あ、かなり無理してる感じ。頑張れ私」と応援していた。で、「柴田はいつも少しだけ登場しますが、画面に映っていない時は何をしてるんですか?気になって朝まで眠れません。よ~し、銭形海の突撃レポートチェケダ~!!」これに「決まった。でも恥ずかしい~」とちゃんの声。

双眼鏡を手にしたちゃんがレポートを始める。柴田さんはロビーで新聞を読んでいた。ちゃんは「ターゲット捕捉。今のところ異常ありません」と言ってレポートを続ける。いつの間にか柴田さんの座って忌めソファー一体が黄色い立入禁止というテープで囲まれていて、その側でちゃんはうつ伏せに横になって双眼鏡で柴田さんの様子を観察していた。ちゃんの声「全然隠れてないじゃん。それじゃあ気づかれちゃうって...」と突っ込んでいた。これにレポーターのちゃんは「えへっ」と笑っていた。

柴田さんはソファーを離れて歩き出した。で、気配を感じたのか、突然振り返る。ちゃんは張り紙(「一、挨拶をしよう」「一、大きな声で「はい」と返事」「一、笑顔で応対」「各自食べたものは片付けること 缶・ビン・燃えるゴミを分別すること」ということが書かれてある。)が貼られた壁を持っていて、それに身を隠すが足だけ出ていた。で、ちゃんの声「惜しい、ちょっとだけ出ている。頑張れ」

が、柴田さんは全く気づかず、爪楊枝を加えながら再び歩き出す。数歩歩いた所でまたも振り返る柴田さん。ちゃんは再び隠れるが、今度は腰が隠れていなかった。しかし柴田さんは気づかず、首を捻るだけで、またも歩き出す。が、数歩歩くとまたも後ろを振り返る。で、身を隠すちゃん。が、今度はニセ海が現れた。で「やっべぇ。突撃レポータの銭形海だひ「よん。あっ、ニセ銭形海だぴょん」するとちゃんは「またあなたですか。もう真似しないでくださいぴょん」するとニセ海も絡んできて「ぴょん」「ぴょん」と言い合うちゃんとニセ海。これに「うわぁ、レベル低い争いぴょん」と呆れるちゃんの声。さすがの柴田さんもこれには気づいて絡もうとするが、無視される。で、気を引こうとネタをやるが、ちゃんとニセ海に「五月蠅いぴょん」と一蹴されてしまった。

寝ているちゃんは魘されていた。その横でちゃんの姿をした柴田さんが「私も参加させてほしいぴょん!」と叫ぶと「夢だったのか」と気づいた。これに「今度は柴田さんの夢なの?」とちゃんの声、寝ているちゃんは「て言うか、今の格好何?」と寝言を...

窓から外を眺めているちゃん、そこに『愛のメロディ』の歌声が流れてくる。(ちゃんが登場する『愛のメロディ』のPVになっている。)走って行くちゃんが辿り着いたところでは、タキシード姿の男が歌っていた。振り返るとそれはジローさんだった。(顔だけ日焼けしたように黒く塗っていました。)で「今度は松山さんのニセモノ?」とちゃん。ジローさんは歌い続け、やがて松山さんがギターを持って登場して歌う。で張り合う二人。が、いつしかそこにタキシード姿の諏訪さんと柴田さんも加わっていて、カルテットで『愛のメモリー』を歌い続ける。ちゃんは困惑した表情をみせると「正にやりたい放題

寝ているちゃん。が、今度は隣に誰もいない。で「今度は私の夢?」と言うも、ちゃんの前のソファーにはギターを持って松山さんが寝ていた。で「何だ、松山さんの夢。て言うか、いつからそこにいるんですか?」とちゃんの声。で、波が寄せてきて、目を開けたちゃんは「寄せる、悪のさざ波」と口にすると、再び眠りに落ちていった。(ここでAパート終了。経過時間は約15分45秒ということで、Bパートは約9分15秒ということになります。)

「「ケータイ刑事」オーディション会場」という立て札が出ている。中に入るとちゃんが座っていて、後ろに柴田さんがいた。柴田さんが「次の方」と言うと、次の受験者が入って来た。それはスーツ姿の諏訪さんだった。柴田さんが「お名前は?」と尋ねると、笑顔を作って「俳優の諏訪太朗で~す」と答える。志望理由を問われると「前々からやってみたいと思っていた」と答える。これに「やってみたかったんだ」とちゃんの声。(これにも「はい」と答える諏訪さん。)更に「世間が驚くケータイ刑事にしたいで~す」と言うと「そりゃあみんな驚きますよ」とちゃんの声。で、柴田さんが「如何でしょう監督?」と尋ねる。これにちゃんは「う~ん」と考えていたが、笑顔になると「合格です」と言って「合格」という札を上げた。で、黒子が現れてちゃんにメガホンと帽子を掛けると椅子ごと運んでいき、メガホンを手にしたちゃんが「いってみよう!本番、ヨーイ、はい」、画面にはカチンコ(「ケータイ刑事諏訪太朗 「DIRECROE 銭形海」「DATE 3」「SCENE 4」「TAKE 2」)がでて、カチン!

波が打ち寄せてきて「ケータイ刑事諏訪太朗」というタイトルが出てOPが流れてくる。学生服に学帽を被った諏訪さんがケータイを受け取っている。「諏訪太朗。自称17歳。映画やドラマで活躍する名バイプレーヤーにして刑事。事件が起きればいかなる時も現場には知り、人並み程度の推理で謎を解いたりとか無かったり... しかし、彼が刑事であると言っても誰も信用しない」とナレーション。ケータイを受け取った諏訪さんは喜んでいてVサインをしていた。これを見たちゃんの声は「これはこれで面白そう」

サブタイトルが出る。「初めまして、さようなら ~諏訪刑事死す!」これを見たちゃんの声は「えっ、諏訪刑事、もう死んじゃうの?」

廊下を歩いている諏訪さん。突然銃声がして撃たれてしまった。で「なんじゃこりゃあ」(またも「太陽にほえろ!」ネタの登場でした。)更に「こんなことだと思ってたよ」と言うと、そのまま廊下に倒れて絶命した。で、「初めまして、さようなら ~諏訪刑事死す!」に「」マークが出た。

寝ているちゃん。「どうせまたあれでしょう」と分かっている様子だった。で、ちゃんの隣には海ちゃんの姿をした諏訪さんがいた。ちゃんの声は「ほら出た」諏訪さんは「何だよ、夢かよ。せっかくケータイ刑事に慣れると思ったのに...」と悔しがり、カツラを捨てて走り去っていった。で、「やっぱり諏訪さんの夢か。本当にやってみたかったんだ...」とちゃんの声。

ゲーム機に「ケータイ刑事銭形海 アンドリウクエスト」というソフトを入れるちゃん。「面白そうだからやってみよう」と言ってコントローラーを手にしてプレイを始める。(今回も「ポチッとな」と言ってくれました。)画面には「ケータイ刑事RPG キングアンドリウクエスト」というタイトル画面が出て、ゲームが始まる。「スター・ウォーズ」風のOPで「人類は悪の大王キングアンドリウの手によって絶滅の危機を迎えていた…」長いOPに「要するにキングアンドリウを倒せば世界の平和が守られる訳ね」と海ちゃんの声。で、画面に登場したのは「勇者カイ」これに「私?」と戸惑うちゃんだったが「頑張ります」。更に登場キャラクターとして「吟遊詩人マツ」「魔法使いシバータ」も出てくる。で「STAGE 1 START」ということでゲームが始まった。

3人は(見慣れた)ある建物にやってきた。そこには「キングアンドリウの城 こちら→」という立て札が出ていた。で「いよいよ決戦の時が来た!」と盛り上がるマツとシバータ。が、ちゃんはしょんぼりとしていた。「私、勇者と言うから、てっきり剣とか盾とか持ってるのかなぁと思ったのに、いつもと同じ格好じゃないですか。それにここ何処ですか?」と不満を口らする。これに柴田さんが「まあ、ケータイ刑事のRPGですからね」と宥めようとする。マツは「そうだ、贅沢は敵だ!」と言い始める。→やっぱり低予算ならではのアイデアですね、これも...

3人がやってきた所には「最終ダンジョン ココ!!」という張り紙があって、その前を通過していく。が、ちゃんは「ダンジョンと言うか、普通の廊下なんですけど」と突っ込んでいた。これにマツとシバータは「ダンジョンだよ」と言い、シバータは「あっ、吸血蝙蝠が!」と言って慌て始め、マツも同調する。が、ちゃんは呆れ顔。マツとシバータは「蝙蝠だ!」と慌てるが、やはりちゃんは白け顔。が、そんなちゃんが突然「蝙蝠だ!」と叫んだ。これにマツが「やれば出来るんじゃん」。するとちゃんは吹っ切れたのか、「蝙蝠だ!蝙蝠だ!」と連呼する。で、画面には「勇者カイは大人の事情を覚えた」と出た。

キングアンドリウが目の前に現れた。ちゃんは「勇者カイと」と言うと「愉快な仲間たち」とシバータが、「参上!」とマツが続く。これに「3人とも返り討ちにしてくれるわ」とキングアンドリウ。で「BATTLE」と出て戦いが始まる。テロップ「キングアンドリウの攻撃」と出て、まずはマツに攻撃をするキングアンドリウ。で「吟遊詩人マツ 戦闘不能」、更にテロップ「キングアンドリウの攻撃」と出て「貴様も喰らえ!」とシバータに攻撃をするキングアンドリウ。で「魔法使いシバータ 戦闘不能」。海ちゃんが二人に駆け寄る。マツは「勇者カイ。必ず奴を倒して世界平和を守ってくれ」と託して絶命する。これに「松山さん、死んじゃ嫌!」とちゃんが叫ぶと「あっそうだ」と思い出した様にマツは今際の言葉を続ける。「俺の机の中に日焼け水族館の割引券が入ってる。あれをお前にあげる」と言うと、(今度こそ)絶命した。

それを見て笑うキングアンドリウ。ちゃんは「あなたは一体何者なの?」と尋ねる。すると「私の正体は...」と言って黒い(イカのような)頭巾を撮る脱ぐキングアンドリウ。で、「私だぴょん」と言ってニセ海が現れた。これに「またこの人?」と呆れ顔のちゃん。すると「と、思わせて」とニセ海は言うと、柴田さんの顔を見せて「私だったりして...」が「実は...」と言って次の顔を見せると、マツだった。するとちゃんは「で、次は諏訪さんでしょう」と先読みを口に出す。マツは「と思うだろう」と言って、やっぱり諏訪さんだった。すると「もういい加減にしてください」とちゃんは切れちゃって「謎は解けたよ、ワトソンくん」を口にすると「もう、誰でも良いから許しません」と口にした。

三味線の音が響いて、マツが光に包まれる。「えっ?俺なの?」と慌てるマツ。(の悪夢でも、相棒が逮捕されるのはお約束ですからね...)岩に白波が砕けると「大波小波かき分けて。…」ちゃんの口上が始まり、「私の碇で沈みなさい!」から「神奈川沖浪裏」の大浪がうねり、碇が飛んだ。で、床に碇が突き刺さると鎖がマツを捕らえていた。「俺、何にも悪いことしていないのに...」の泣きを入れるマツ。ちゃんは鎖を引き、大回転して倒れるマツ。起き上がると「やったな...」と言うが、ちゃんは笑顔でしてやったりという表情を見せた。

寝ていたちゃんが目を開いた。すると目の前の松山さんに鎖が絡んでいて、もがいていた。それに気づいたちゃんは「あれっ?何やってるんですか?」と尋ねる。これに「バカ!お前がいきなり碇を飛ばしてきたんだ!」と叫ぶマツ。ちゃんは「あちゃ~、もしかして私、やっちゃいました?」と体裁悪そうな顔つきになる。「早く外せ!」と叫ぶマツに「すいません」と言ってちゃんは駆け寄っていった。

表に出たちゃんと松山さん。ちゃんは「もう、大変ですよ」と言って愚痴をこぼす。「私のニセモノと、松山さんと柴田さんと諏訪さんの悪夢を私が見る夢だったんです」これに「何か楽しい夢じゃないか」と笑う松山さんだつたが「楽しくありませんよ」とうんざりした表情のちゃん。すると松山さんは「夢は願望を表すと言うからな。銭形、お前最近ストレス溜まっていないか」と尋ねる。ちゃんは「そう言えば最近疲れているかも...」と返す。すると「そんなあなたには...」と言って松山さんはコートの内ポケットからある物を取り出した。それは「日焼け水族館」の割引券だった。(入場料8割引って、中途半端ですね。せいぜい半額か、そうでなかったらタダ券でしょう、普通は...)松山さんは、日焼けして茶色くなった白熊がいるそうだ、と言うが「白熊じゃないじゃん」とちゃん。松山さんは色々と語り始めようとするが、ちゃんは自転車にまたがると「私、お先に失礼しま~す」と言って帰っていこうとする。松山さんは「いらないのか?」と確認するが「遠慮しておきます。本当に正夢になったら困りますから」と言うと再び自転車をこぎ始めた。「良い夢見ろよ」と松山さんが声を掛けると「チェケダ~!!」とちゃんは言っていた。

次回の物語は、3rd.10話(通算では36話)となる「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件 ~事件編」という物語です。先日(2/23と24の舞台です。)それにしても実に長~いタイトルですね。が、「ケー刑事」らしいと言えばその通りですけど... で、残り4話の内、3話が舞台なので、大詰めが近づいてきました。(結局、多摩川ドイルちゃんには挑んでこないのですね。→ちゃんとちゃんには挑まなかったことから、ドイルくんはは嫌いな色であり、更には野菜嫌いという疑惑もこれで本物になりました...)

1st.での舞台、2nd.での文化祭と同様に、途中にCMが入る形で放送されるのでしょうが、「・1st.9話」の公開収録に倣って、中にCMを入れない形で放送して欲しい所ですけど...(「・13話」と「・1st.12話」も途中にCMは入らない形の放送でしたし...)

鑑識メモ。海ちゃんヘアーの柴田さんがいきなり「チェケダ~!!」と言うと「今回はこれ」と言って「鰹」と書かれたフリップを出す。「「かつお」この魚は一生泳ぎ続けると言われています。ですから目を開けたまま眠るんですね~」と言うと自分のことを語り出し「私、柴田もこの「ケータイ刑事」がある限り走り続ける...」と言うも、目を開けたままZOO…。が、直ぐに気づいて目をさます。で、「夢か」と言うと「今回は「鰹」」と言って再び「鰹」という漢字の書かれたフリップを出す。が、またも目を開けたままZOO… (雷の悪夢の時のように、同じことを繰り返すというネタでした。)

この後は「私の碇で沈みなさい」という着ボイスDLのお知らせはいつもの通りだったが、海ちゃんCM(インフォマーシャル)はなしでした。3月になり、「銭形海」も最後の放送月になったということで、締めくくりとなる今月は期待したんですけどね...

今回の物語は、面白いのは面白いのだが、「の悪夢」の衝撃の高さがあったこと、更にエース・KJ脚本ということで、大いに期待していたので、それに届かなかったということで「期待はずれだった」ということになってしまった。が、元々90点以上を期待していたので、85点でも「期待はずれ」と言ってしまうだけであって、決してダメな物語ではない。ちゃんの真面目すぎるキャラが今ひとつ空回りしてしまい、「悪夢シリーズ」の面白さが活きなかったということである。ジローさんのニセ海は、あの歌を含めてたっぷりとやってくれましたし、「ケータイ刑事諏訪太朗」は「イエデン刑事小銭形パイ」を凌ぐだけの強烈な物であり、それぞれのネタは確かに面白い。が、そこに真面目なちゃんのキャラが出てくると、ちゃんのキャラが浮いてしまい、面白さが半減してしまった。最後のRPGで「大人の事情を覚えた」後のちゃんは、良い味が出てきたので、良くなったが、ちょっと遅かったということですね。で、マツが逮捕されるというのは、の悪夢のパターンであって、予想通りだったということ、更に、ジローさんのニセ海が前半で自分を逮捕していたというネタをやっていたので、本当に霞んでしまいました。

それにしても、ちゃんに「焼き芋」ネタは出てきませんね。本家四姉妹とお姉ちゃまは大好物なのに... お寿司にも目がないということでは同じですけど...
KJ脚本も悪くないのだが、今回のような余りにも突拍子もない物語というのは今ひとつ順応していないということでした。(先発完投型のエースが中継ぎ投手として連投するのが苦手なように、エース・KJにも(やや)弱い所があったということですね。)それでも80点以上に仕上げるのは、エースの片鱗見せてはいますけど... 尚、次に「悪夢」をやる時(7代目での話ですけど。)は、やっぱりジローさんに脚本を書いて貰いたいところです。


 

↓海ちゃんは今のところこれだけです。

ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~

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↓零/雷の悪夢はこれに収録されています。

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

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↓海ちゃんの愛読書

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老人と海 [英語版ルビ訳付] 講談社ルビー・ブックス

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  • 作者: アーネスト ヘミングウェイ
  • 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 単行本
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↓ペンギンさんをいくつか
皇帝ペンギン 親ペンギン M

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200ピース パブロ(さむがりやのペンギン) D-200-870

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ペンギン大百科

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すしキャンドル (とろ)

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  • メディア: おもちゃ&ホビー

すしキャンドル (いくら)

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↓一応これも
カチンコ

カチンコ

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↓締めはこの曲で。

愛のメモリー

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