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ケータイ刑事銭形零12話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

今回の「銭形零[裏ネタ編]」は第12話の「耳で楽しむハイビジョンドラマ? ~雪山湯煙混浴温泉あずさ28号殺人事件」についてです。(本日10:00から再放送されるのが、この次の第13話というのがちょっと残念...)で、今回は、劇中でちゃんたちがやっている「効果音」についてと、劇中ラジオドラマに出てきた「霞ヶ浦」、「タロとジロ(南極物語)」、「ハレー彗星」、「マリアナ海溝」について簡単に記す。(パロディの元ネタの「スターウォーズ」「宇宙戦艦ヤマト」まではまた別の機会にということで...)

尚、MBSの放送の時に記事は「ここをクリック(MBS)」、BS-iの再放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。

効果音」:映画、演劇、テレビ/ラジオドラマ、アニメ、ゲームなどで演出の一環として付け加えられる音のことを指す。英語では「Sound Effect」と良い、この頭文字から「S.E.」という略語で呼ばれることもある。

実際に使われる効果音は、環境音を実際に録音して使う場合と、シンセサイザーなどによって電子的に発生させた音を使う場合、そして別の方法で発生させた音を加工して使う場合がある。実際に録音した音うのは、本来は最もリアルであるはずなのだが、映画やドラマでは逆に不自然な音に聞こえるということもあって、別の方法で発生させるというのは古くからある方法である。また、この方が安くつく、ということもある。

今回の物語の劇中に登場したものは、古くからあるものであり、S.E.の世界では基本である。(今回登場しなかったものの、有名なものとしては、お椀で砂やテーブルを叩くことによる馬の樋爪の音などがある。)また、怪獣が登場する作品では、動物の鳴き声を逆再生したり、再生速度を落として使う、ということもよく行われていることである。

霞ヶ浦」:茨城県南東部から千葉県北東部に広がる湖である。正確には西浦と東側にある北浦、更に外浪逆浦と常陸利根川から構成される。一般的には西浦のことを言うが、広義の「霞ヶ浦」はこれらの全てを含む。西浦の面積は約168平方キロで、琵琶湖に次いで日本では2番目に大きい。ちなみに、琵琶湖の約1/4である。(広義の「霞ヶ浦」の面積は約220平方キロである。これでも琵琶湖の約1/3である。)湖である。ちなみに、琵琶湖の面積の約1/3である。)昔は海の底だった海跡湖である。最大深度は7mである。現在は淡水湖であるが、かつては汽水湖であった。また、富栄養湖ということでも知られている。

タロとジロ(南極物語)」:タロとジロは日本の南極観測隊に同行した樺太犬の兄弟である。1956年に出発した第一次南極越冬隊と共に南極に行き、犬ぞりを曳く役目を務めた。タロとジロが有名になったのは、1858年の第二次越冬隊が南極に置き去りにし、翌1959年に第三次越冬隊が2頭の犬が生存していることを確認して救出した、ということによる。そして、1983年に映画化され、それが「南極物語」である。時間は143分、監督は蔵原惟繕、脚本は野上龍雄、佐治乾、石堂淑朗、蔵原惟繕の4人、音楽はヴァンゲリスが担当した。出演は、高倉健、渡瀬恒彦、岡田英次、夏目雅子、荻野目慶子、日下武史、神山繁、山村聡、江藤潤、佐藤浩市、岸田森、たちである。尚、映画に登場した犬は樺太犬ではなくてエスキモー犬である。

最近では2006年にディズニーがリメイクしている。(原題は「EIGHT BELOW」、邦題は「南極物語」である。)登場人物をアメリカ人にして、ストーリーや結末も違うものになっている。

尚、ジロは1960年に南極・昭和基地で病死したが、タロは第四次越冬隊と共に帰国している。(札幌の北海道大学植物園で飼育されることになった。)

ハレー彗星」:約76年周期で地球に接近する短周期彗星である。(公転周期は75.3年である。)数多くある彗星の中では最も有名な彗星である。最近で地球に接近したのは1986年であり、その前は1910年、次回は2061年、その次は2134年に地球に再接近するとされている。

この名前は、1682年に軌道を計算して回帰を予言したイギリスの天文学者・ハレーの名前に由来している。彼は1682年に、その年に現れた彗星が1531年、1607年に現れた彗星と同一天体だとして76年の集気で回帰したと結論づけて、1757年に再び出現すると予言した。彼は1742年に亡くなったが、1758年の暮れになって彗星が回帰してきたことが確認された。

ハレー彗星の出現は古いものは紀元前の頃から出現したことが記録されている。特に1910年の時は、地球に衝突する、とか、彗星の尾には有毒物質が含まれていて、それによって人類は滅亡する、というような噂が広がり、大騒動になった。

マリアナ海溝」:世界で最も深い海溝として知られている海溝である。北西太平洋のマリアナ諸島の東に位置する。(北緯11度21分、東経142度12分)

調査の方は20世紀になってから行われるようになり、1925年に日本の測量船・満州号が鋼索測深(錘の付いたケーブルを使用)で深度9814mを測定して世界で最も深い部分だと知らしめた。その後、1951年にイギリスのチャレンジャー8世号が音響測深(音波で測定)によって10900mを計測した。(これによってその部分を「チャレンジャー海淵」と呼ぶようになった。)但し、主導計測による誤差があって、10863mに修正されている。その後、1957年にソ連の海軍艦艇・ヴィチャージ」が深度11034mの計測に成功したと発表し、その場所をヴィチャージ海淵(ビチアス海淵)と名づけた。(11034±50m)しかし、現在では正確性に疑問が持たれていて、公式記録としては認められていない。

現在では1984年に日本の調査船・拓洋がナローマルチビーム測深機を用いて測定を行って、10924m(正しくは10920m±10m)という値を得ている。一応、この10924mが最大深度とされているが、これもまた裏付けが完全ではなく、10911mが最高深度とされている。

ところで、ふと思ったのはその数値についてである。果たして1m単位の正確な数字というのが必要なのだろうか?そう思うのは、マリアナ海溝では、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に潜り込んでいる。つまり、毎年少しずつであるが、海底地形も変化している。更に、山の高さと違って海の底であれば、マリンスノーなどの沈殿物が堆積していくことも考えられる。よって、深度というのは刻々と変化しているはずである。(年間にせいぜい数センチ程度でしょうけど...)まして、数値が5桁になっていたら、上から5桁目の数字は、1mや2mの誤差はゴミみたいにものである。正確さを求めるのなら、毎年とは言わないが、5年ごとぐらいには測定すべきだと思います。(10911mというのは1995年の測定値です。)→何についてもそうだが、「1番」ということには人類はたいへん拘っているものであり、面白い所でもあるんですけど...

 

 

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