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東京少女・セピア編「入れ替わり少女」 [ドラマ]

今回の物語は「入れ替わり少女」という作品で、主演は草刈麻有、監督が篠崎誠、脚本がKJ(加藤淳也)ということで、完全に「0093女王陛下の草刈正雄」のラインによる物語でした。

物語は、心と体が入れ替わるというもので、映画「転校生」をはじめ、「恋日」でも真希ちゃん主演の「電車」など、多数あるが、そこは「東京少女」ということで、一味違ってほろ苦いところがしっかりと描かれていた面白い物語でした。

また、メイキングの方も、最初の「麻婆少女」と同様に、丹羽Pも顔を出していたということで、麻有ちゃんに対する期待の大きさを感じました。7代目候補の一人であると同時に、8代目の有力候補でもあるでしょうね。(年齢を考えたら8代目が妥当だと思います。「銭形海」の後が「東京少女・山下リオ」ということを考えたら、7代目は水沢エレナ、8代目が麻有ちゃんというのが、現時点の筆者の予想です。が、7代目に麻有ちゃんという一発逆転もあり得るような気もしないでもない...)

ドラマはいつものように前半の15分で、CM明けの後半10分がメイキングというのはいつものフォーマットでした。では、ドラマの本編へいきます。

聖バーナード学園(犬の「セントバーナード」を意識した名前ですね。)の正門前で立ち尽くしてい嶋田茜。胸のペンダントを握りしめると学校に入っていかずに何処かに行ってしまう。で、ある橋の上にいると携帯にメールが届いた。それを開くと「勝手に学校を休むな。許さないよ。」と書かれてあった。

一方、ある男が逃げているのを必至で追いかけているやくざの板野。サングラスをしていてかなり強面の男である。

茜はふれあい橋に来ていて、そこで次のメールを受けた。それには「鉄塔の下に3時、来なかったらわかってるね。」とあった。茜はいじめを受けていて、呼び出されたのだった。そんな所に男を追って走ってきた板野が差しかかる。茜はメールを見ながら後ずさりして、後ろを見ていなかった。で、茜と板野がぶつかった。その時衝撃が走り、二人の心と体が入れ替わった。が、二人はその事実を把握していなかった。で、立ち上がった茜(本当は板野)は「バカ野郎、気をつけろ」というと、逃げて行く男を追っていった。

男は必死に逃げていたが、追いつめられる。そこに現れたのが茜ということだ「誰だ、お前?」と男。これに茜(本当は板野)は「とぼけてんじゃねえ。向こうでオヤジに詫び入れてこい」と言うと、銃で男を撃とうとして構えた。男は頭を抱えてよけようとする。が、銃声は轟かなかった。茜が手にしていたのは携帯だった。で、慌てて銃を捜そうとする茜。が、その時、身体が入れ替わっていることに気づき「何じゃこりゃ!」(こんな所で「太陽にほえろ!」のあの有名な台詞が登場しました。)

一方、逃げていた男は急に余裕が出て、「おい、こっちだよ」と言って子分を呼んだ。茜を捕まえるように言うが、茜は蹴りを一発入れると逃げていった。で、子分が茜を追った。

その頃、女子トイレにいる茜(身体は板野である)は、鏡を見て驚いた。自分がやくざのオッサンになっていたのに気づいた。で、「えっ、うっそ~!」

逃げた茜(本当は板野)も、車のバックミラーで顔を見てからだが入れ替わったことを確認すると「どうなってんだ?」と訳が分からなくなっていた。

茜は川原の草むらに一人でいた。そして泣いていた。「なんであたしばっかり...」と口にすると、携帯を取り出そうとした。が、携帯はなく、銃があった。それに驚き、落としてしまったが、再度銃を拾って手にすると、それで頭を撃って自殺しようとして引き金を引いた。が、弾は出なかった。それと同時に「お前、死にたいのか?」という声がした。それは茜の身体になった板野だった。で、側にやって着ると「安全装置が懸かったまんまなら引き金は引けねえよ」と言って銃を取り上げた。

そんな二人が考えたことは再度ぶつかれば元に戻るのではないか、ということで、ふれあい橋にやってくると、茜の身体をした板野が板野の身体をした茜に頭突きをした。が、何も起こらなかった。

再び川原にやってきた二人はどうしたらいいのか分からなくなってしまった。そんな中、茜の身体の板野が板野の身体の胸に手を入れてきた。「タバコだよ」と言うが、板野の身体の茜が「ダメよ、私、中学生だよ」と言った所は何とも言えない面白さがありました。で、「いいものあげる」と言って板野の身体の茜は鞄からあめちゃんを取り出す。が「いらねえよ」

また、茜の身体の板野はペンダントに気づき「何だこれ?」すると「それ、私の、返して」と板野の身体の茜。で、それを外して板野の身体の茜に返す茜の身体の板野。それは母の形見だった。で、母の話になる二人。茜の母は茜が小三の時に亡くなったのだった。一方、板野の母はいたのを生んだら直ぐに亡くなったのだった。

そうしていると、板野の身体の茜がお守りに気づき「何これ?」と尋ねた。安産祈願と書かれたそのお守りは板野のお守りだった。で、それを茜の身体の板野に渡す板野の身体の茜だった。

その時、茜の携帯が鳴った。で、板野の身体の茜が携帯を奪い、届いたメールを見た。「どこにいるんだよ。すぐ来い!」という呼び出しの催促だった。それを見た茜の身体の板野は、茜がいじめられていることを知った。すると「そいつは今どこだ?」と言って立ち上がった。

呼び出された場所に行った二人。で、茜の身体の板野が待っている3人の所に一人で行った、茜に気づいた3人は早速茜に絡んできた。で「学校休むなよ。ばれたらどうするんだよ」と良い「金、早く出しな」とせびり始める。これに「何の金だ?」と茜。すると「また痛い目に遭いたいの。さっさと出しな」と手を出す。その手を茜は掴み、「痛い目ってこういうことか」と言って最近のいじめはタチが悪くなったということを口にする。で、掴んだ女性とを突き飛ばすと、素早く銃を手にして一発撃った。3人のお姉さんたちは呆然となる。

そこに「止めて、撃たないで!」と叫びながら飛び出してくる板野の身体の茜。が、そんな茜を突き飛ばすと、3人の前に言って「こんなことはやめろ」「このことを誰かにチクッたら、お前らとお前らの家族全員東京湾に沈めるぞ」と凄味を利かせて告げた。そこに板野の身体の茜がやってきて、茜の身体の板野を引っ張って行った。

川原沿いに歩いている二人。板野は謝るが、「正直、すっとしました」と茜。で、茜の顔(本当は板野)に笑顔が浮かんだ。

そんな二人は町を彷徨っていた。そんな中、板野が追いかけていた男と子分が二人を発見した。慌てて逃げる二人、追いかけてくる男たち。そんな中、茜と板野は地下駐車場に逃げ込んだ。

銃を手にして二人を捜す男たち。物陰に隠れている茜と板野だったが、板野の身体の茜は「(男たちの前に)行こうか」と言い、更に「生きていてもしょうがないし」と口にする。すると茜の身体の板野が襟元を掴んで「生まれてきて意味のないやつなんて一人もいねえんだ」と言いきかせ「お前、ここから動くな」と言うと、銃を手に男たちの所に行った。

まずは蹴りを入れて子分を倒したが、男の方が「動くな」と言って銃を構える。そして「お前誰だ?会津の娘か。それとこコレか?」と尋ねる。が「てめえの知ったことか」と突っぱねる。「口の利き方知らねえな、お嬢さん」と言うと男は銃を撃とうとした。その時「危ない!」と言って板野の身体の茜が茜の身体の板野に体当たりして身を躱した。その時、衝撃が走った。

男は一瞬の間があったが、銃を撃った。転がった板野はすかさず銃を手にして反撃で撃った。で、男が倒れた。すぐに茜を気にして「大丈夫か?」と言って起こそうとする板野。が、茜は気を失ったままだった。その時、板野は身体が元に戻ったことに気づいた。で、「命、粗末にするんじゃないぞ」と呟くと、逃げていった男を追っていった。

気を失ったままの茜。地下駐車場内に銃声が轟いた中、茜は意識を取り戻した。で、元の身体に戻ったことを確認した。が、その時、ペンダントではなく、安産祈願のお守りが胸にあったことに気づいた。

胸を押さえている板野。胸に手をやると、そこには茜のペンダントがあり、そのペンダントには弾が食い込んでいて助かったのだった。で、ホッと溜息をつく板野だった。

翌日、茜は鞄に安産祈願のお守りを付けて、学校にやってきた。門の前で一旦立ち止まるが、迷うことなく学校の中に入っていった。

後半10分のメイキングの方は、基本的には撮影風景などのメイキング映像である。ナレーションが青木アナというのもコレまでと同じである。クランクインの様子から始まる。草刈正雄さんの娘ということも改めて紹介される。また、この作品は2007年9月にTBSで先行放送されたこともあるため、「「3年B組金八先生」第8シリーズ出演が決まる。」というようにテロップにありました。(その時は「金八先生」は放送貝嶋栩でしたからね。)

「茜を演じてみて」「小沢さんと共演してみて?」ということで麻有ちゃんのインタビューがあり、いくつかの撮影の様子が流れ、小沢さんの「麻有ちゃんと共演してみて?」というインタビューがあり、二人に「「東京」のイメージは」という問がありました。

そして、今回は丹羽Pの語りがあり、「スター性を持っている」ということを話していました。→丹羽Pが語ったのは「セピア編」のメイキングでは最初の山下リオに次いで2人目となりました。ということは、これだけで岡本杏理、水沢エレナ、瓜生美咲の3人よりも丹羽Pは麻有ちゃんの将来性を感じているということでしょうか?(単にTBSでの先行放送があった2人だけ、丹羽Pが語ったのか?)

その後、篠崎監督のインタビューもあって、「もし、入れ替わるとしたら誰になりたいですか?」という質問にジャッキー・チェンと答えていた麻有ちゃん、アラブの石油王と答えた小沢さんでした。

最後はオールアップの時の様子で、今度はアクション映画をやってみたいと語っていました。

次回は5代目小出早織ちゃん主演の「古都少女」です。早織ちゃんは「68FILMS」の時の「東京少女」にも出演していた(「臭いものには蓋の日」:これが早織ちゃんのデヴュー作になる。)ので、「東京少女」は2作目ということになります。今回の全6話の「セピア編」の主演の6人の中ではお姉さんになりますし、アフター銭形として再びBS-i作品に戻って来てくれたというのは嬉しい所です。(「怪談新耳袋 絶叫編」がアフター銭形のBS-i作品として既にありますけど...)

本日の「東京少女・セピア編」の放送前の真希ちゃん&夏帆ポン作品は「銭形零・1st.13話」の「バーボン刑事、死す?! ~無差別連続爆破事件」でした。今回も「鑑識メモ」はカットされていました。次週は「銭形舞」の登板となりますが、今のところ、どの物語なのか分かりません。前回が6話だったので、それ以降の物語ということになるでしょうが、多聞セレクションとして選ばれている第7話ではないかという気がするんですけど...

 

↓「恋日~電車」はこれに収録されています。

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↓この作品のラインによる作品だから、やっぱり面白い! 

0093女王陛下の草刈正雄

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↓一応これを

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転校生 さよなら あなた 特別版 (初回限定生産 写真集付)

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↓小沢仁志出演作をいくつか。

太陽が弾ける日

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新・首領への道

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実録 東声会 初代 町井久之

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広島やくざ戦争

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↓山下真司さん繋がりで、これにも出演している小沢さんです。

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