SSブログ

ケータイ刑事銭形零14話(2nd.1話)[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

銭形零[裏ネタ編]」も、今回からは2nd.シリーズの物語に突入です。で、その物語は「帰ってきた男! ~福笑いキング殺人事件」です。この物語の本放送は2005/1/2ということで、正月気分に満ちたネタが登場している。(2nd.の第1話ということで「クイーン」も登場するが、正月ということで、そちらに持って行かれたようになっちゃいました。→だから次の2話にもクイーンが登場したものと思われる。)

今回は、ちゃんが劇中でおみくじを引いていたことから「おみくじ」について、そしてこの物語だと「福笑い」について触れない訳にはいかないので「福笑い」について、そして学をということから劇中に名前が登場した「ピカソ」「ムンク(叫び)」「ミレー」について簡単に記すことにする。

尚、MBSの放送の時に記事は「ここをクリック(MBS)」、BS-iの再放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。

おみくじ」:神仏に祈願して、事の吉凶を占うために引く籤(くじ)のことである。吉凶を記した多くの串を箱または筒に入れて、その小箱を振って取り出すのが一般的である。
古くは、国の祭政に関する重要な事項についてや命名、後継者を決める際に神の意志を占うために籤引きが行われていて、これが起源とされている。また、現在の個人の吉凶を占うものは鎌倉時代初期から行われるようになった。

福笑い」:正月の遊びの一つであり、顔の輪郭だけを書いた紙の上に、眉、目、口、鼻などを模った部品(紙)を目隠しをした者が置いていき、出来上がった顔のおかしさ、または普通の顔を作った者を勝者とする遊びである。(勝者をおかしい方/より普通の顔とするかは、どちらでもよい。)

正月の遊びとして定着したのは意外と新しく、明治になってからである。が、カルタ、双六、凧、コマと共に正月の遊びの代名詞となっている。

ピカソ」:スペインの画家で、フルネームはパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)。スペインのマラガで1881/10/25に生まれ、亡くなったのは1973/4/8。フランスに定住し、画家としてはフランスで活動を行った。作風が大きく変わった画家として有名であり、そのため「変貌の画家」と呼ばれる。(「青の時代」「赤の時代(バラ色の時代)」「アフリカ彫刻の時代」「分析的キュビスムの時代」「総合的キュビスムの時代」「新古典主義の時代」「抽象派の時代」「表現派の時代」というような変遷を辿った。)

生涯に制作した作品の数は膨大であり、絵画、版画、彫刻などに及んでいる。作品数が膨大であるが、「ゲルニカ」「アヴィニョンの娘たち」ぐらいは常識として知っておくべき作品である。

ムンク(叫び)」:エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)はノルウェーの画家であり、1863/12/12の生まれ。(亡くなったのは1944/1/23)。ノルウェーの国民的な画家であり、表現派の先駆け的な画家である。また代表作「叫び」は余りにも有名である。生と死、病患を主題にした作品が多い。

「叫び」が代表作であるが、それ以外でも「マドンナ」「嫉妬」「思春期」という所は常識として知っておきたい所である。

「叫び」はノルウェー語では「SKRIK」というタイトルであり、1893年に発表された作品である。尚、この作品は4点制作されている。2004年にオスロのムンク美術館から盗まれ、2006年にオスロ市内で発見されたということも記憶に新しい所である。(が、こんなにも有名な作品を盗んでも、換金するのは不可能である。贋作ならば金にならないし、本物だったら窃盗したということになりますからね...)

ミレー」:ジャン=フランソワ・ミレー(Jean-François Millet)はフランスの画家であり、1814/10/4の生まれで、亡くなったのは1875/1/20。

パリに出て活動を開始するが、1849年から郊外の農村であるバルビゾンに移り住み、その地で農民生活を主題とした名作を生み出した。写実主義代表的な画家である。代表作は「落穂拾い」「種蒔く人」「晩鐘」で、この3つは知っていて当然という有名な作品である。尚、この3作品はいずれもが1850年代に製作された作品である。

ところで、ムンクとミレーは共に死後50年以上が流れていることで、彼らの発表した作品の著作権は既に消滅している。(ピカソは死後35年のため、著作権は存続している。)そのため、「叫び」や「落穂拾い」をWeb上に無断で掲載しても問題にはならないのだが、余りにも有名な作品であり、誰でも何度かは目にしているだろう、ということで、ここにはそれ画像は掲載しません。(自分で調べてみましょう!)

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
↓「おみくじ」ということで
日本おみくじ紀行

日本おみくじ紀行

  • 作者: 島 武史
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 文庫
フォーチュンクッキー―幸運のおみくじ

フォーチュンクッキー―幸運のおみくじ

  • 作者: 水晶 玉子
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本
おみくじの原価は1円! 時代を超えて生き残るビジネス [宝島社新書] (宝島社新書 261)

おみくじの原価は1円! 時代を超えて生き残るビジネス [宝島社新書] (宝島社新書 261)

  • 作者: 金子 哲雄
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2008/02/08
  • メディア: 新書
↓「福笑い」ということで
 

双六・福笑い

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 京都書院
  • 発売日: 1992/05
  • メディア: 大型本
こころ歳時記 笑福満福

こころ歳時記 笑福満福

  • 作者: 安川 真慈
  • 出版社/メーカー: 木耳社
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 単行本
笑う顔には福きたる―笑い方のレッスンしてみませんか

笑う顔には福きたる―笑い方のレッスンしてみませんか

  • 作者: さとう ピカ一
  • 出版社/メーカー: 健友館
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
福音と笑いこれぞ福笑い

福音と笑いこれぞ福笑い

  • 作者: 山北 宣久
  • 出版社/メーカー: 教文館
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本
すごろく ふくわらい ポケッットモンスター

すごろく ふくわらい ポケッットモンスター

  • 出版社/メーカー: ショウワノート株式会社
  • メディア: おもちゃ&ホビー
↓画家の皆さん
脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界

脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界

  • 作者: セミール ゼキ
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本
西洋絵画の巨匠 ピカソ

西洋絵画の巨匠 ピカソ

  • 作者: 関 直子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 大型本
ムンク

ムンク

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/01
  • メディア: 大型本
ピカソ

ピカソ

  • 作者: 神吉 敬三
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/07
  • メディア: 大型本
 
ミレー

ミレー

  • 作者: 高階 秀爾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 大型本

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。