ゴーオンジャー#5 [特撮]
今回はBGMに、SOMETHING ELSEの『磁石』(MAXI SINGLE)をチョイスして、これがMAXI SINGLEであるだけに、簡単に記すことにします。(見たのも木曜になってからでしたし...)
青のお料理教室のオムレツ、緑のお料理教室のクレープというのが出てきたが、そんなのを霞ませてしまったのじジシャクバンキでした。実は、仮面ライダーストロンガーに登場した磁石団長の親戚だということは内緒です。→モチーフを実に分かりやすく特徴にした怪人でした。
で、パワーアップというのが電磁石というのは非常に分かりやすいし、理科の実験で誰もが体験していることであるだけに、子供でもよく分かるパワーアップでした。が、不思議なことが一つある。町中で強力磁力でゴーオンジャーの武器を引きつけてしまうというのは良いが、どうしてその時、町中にならばいくらでも転がっていそうな捨てられた空き缶や金属片の類が全く吸い寄せられないのだろうか?清掃が徹底的に行われていて、金属片の欠片一つないなんていうのはかえって異常である。よって、そういうことがなかったのはちょっと違和感があった。また、本作は「エコロジー」をテーマにしているだけに(そのため、5人の名前を繋ぐと「エコロジイ」となるようにしたため、ちょっと違和感のある苗字が約1名いる...)、ジシャクバンキが空き缶を吸い寄せてしまって怒って「空き缶のポイ捨てはやめろ!」と叫ぶぐらいの教育的な内容を取り入れるべきだったでしょう。それが出来ないなんて、せっかくのテーマが泣いているだけでしかない。
ところで、ゴーオンジャーの存在って、広く知られているのですね。女子高生たちがみんな知っていたというのだったら、どこかの企業がゴーオンジャーの写真集とかグッズも販売しているのでしょうね。(某雑誌社や玩具メーカーのように...)で、顔まで広く知られているということなので、どこか特定の場所に基地を構えるということをしないで、ギンジロー号というキャンピングカーの改造車で逃げ回るようにしているということなのか...
緑の言い分である「一人ぐらいいなくても...」というのはよく分かる。5人もいたら、1人ぐらいいなくても大丈夫と考えたくなるのも理解できる。元々、緑はアルバイト感覚のような気持ちで参加したようなものだから、そういう自己アピールをしてくれないと、空気のような戦士ばかりになっちゃいますからね。これからもわがままを言って、存在感をアピールしてもらいたい所である。
一方、青の方は結構出番があったはずなのに、オムレツを作ったところぐらいしか印象がない。やっぱりこのまま空気のような存在になっていくのでしょうかねぇ... 出番のより少なかった赤と黒の方が存在感はありましたからね...
ところで、後から登場した緑と黒の炎神って、巨大ロボのパワーアップ・ツールにしかならないのなら、付け足しというような存在になっちゃいますね。緑と黒のコンビは「ライブマン」の増員と同じ色でもあり、ライブマンの緑と黒のメカは2台の合体で巨大ロボ(ライブボクサー)になり、更に、戦隊史上初の巨大ロボ同士の合体(スーパーライブロボ)となっただけに、このままでったら余りにも情けないことになってしまう。昭和のテイストを感じさせる作品にするのなら、そういうところも基本に戻るべきである。(ということで、やっぱり今ひとつという印象もあるゴーオンジャーですね。)
↓こういうものを...
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