A-HA『ANALOGUE』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは2005年に発表された彼らの8枚目のアルバムである。(復活してからは3枚目のアルバムになる。)'80'sから得意としていたサウンドは健在であり、安心して聴くことが出来る。また、母国ノルウェーでは当然のように1位の座を獲得するヒットを記録していて、イギリスでも最高位24位を記録するというように、ヨーロッパでは大ヒットを記録している。
収録曲は以下の全16曲である。(後ろの3曲がボーナス・トラックである。)『Celice』『Don't Do Me Any Favours』『Cosy Prisons』『Analogue』『Birthright』『Holyground』『Over The Treetops』『Halfway Through The Tour』『Fine Blue Line』『Keeper Of The Flame』『Make It Soon』『White Dwarf』『Summers Of Our Youth』『A-Ha - Softwareplayer Analogue』『Analogue [Live At Frognerparken]』『Cozy Prisons [Live At Frognerparken]』。
この中からシングル・カットされたのは『Celice』『Birthright』『Analogue』『Cosy Prisons』である。『Celice』は母国ノルウェーで1位に輝き、『Analogue』はイギリスとノルウェーで最高位10位を記録、『Cosy Prisons』もイギリスで最高位39位を記録するように、スマッシュ・ヒットを連発した。
本アルバムからの筆者のお薦め曲は、'80'sの彼らの大ヒット曲『Take On Me』を思わせる『Celice』『Don't Do Me Any Favours』はやはり外せない所である。更に、シングル・カットされてヒットを記録した『Analogue』『Birthright』、そしてメロディ・ラインが印象的な『Halfway Through The Tour』という所をピックアップしておく。また、ボーナス・トラックの後ろ2曲のライヴ・テイクもご機嫌にさせてくれる曲である。
'80'sから年齢を重ねているのは当然であるが、あの当時を思い起こさせるサウンドを聴かせてくれるアルバムなので、従来のファンにとっては実に嬉しいアルバムである。また、新しい所もしっかりと取り入れているので、単なる懐古主義というアルバムでもなく、新しいファンも十分付いていくことが出来る。'80's後半の彼らの最も華やいでいた時期を思い出しながら、楽しみながら聴くことので切るアルバムである。'80'sサウンドがお好きな方はしっかりと聴きましょう!
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