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ゴーオンジャー#11 [特撮]

今回のBGMは、くるりのアルバム「アンテナ」ということにしました。(単に、登場した怪人からという捻りも何もないチョイスです。)

今回も昭和ヒーロー作品の要素がてんこ盛り状態で、楽しい物語でした。あの一世を風靡した某アンテナメーカーのCM「見え過ぎちゃって困るの~」をパロっていたところはやってくれたとはいうものの、「ケータイ刑事THE MOVIE」(「M1」)で占いクイーン・中尾美香子のインパクトの大きさと比べると、「お前もか」という所もあったが、スケールが小さくて...

戦隊メンバーをバラバラにして、という作戦も昔からあるものであり、チーム・ヒーローの敵の作戦としたらこれも定番である。如何にしてバラバラにするのかがポイントだが、TVを使っての催眠という同じような物語が昔の戦隊にもありましたね。それにしても、催眠術とは言っても、黒以外の4人は華やいだ(偽りの)生活の方が良いと言って簡単に離脱してしまうのだから、現代っ子らしいといえばそれまでだが、正義のヒーローとしては少し意志が弱いように感じてしまう。→そういう連中が成長していくということを、1年かけて描いていくというのも見え見えですけど...(これを中盤から後半でやったら、それまでの戦いで何をしてきたのか、成長も見られない、と言って切り捨てられるのだが、終盤とは言え1クール目の間だったら、まあよろしいかと...)

しかし、元刑事という黒だけが疑問を持つというのは、キャラクタを上手く使っているということにはなる。まあ、バカレッドという戦隊であれば、他にこういう大人の判断が出来るキャラが必要となるが、役割分担を(今のところは)上手く描いていました。

しかし、4人がそれぞれの場所で、アンテナバンキのTV放送をあまりにも都合良く目にしているのはどうかと... 緑は全く問題なく、赤と黄のオーロラビジョンというのも問題ないが、クイズ番組収録中の青はちょっと都合が良すぎる。番組収録中のスタジオにいるのに、どうしてそこに他の放送をしているTVがあるのか?怪人が電波を出しているので強制的に受信して映し出すのだろうが、やはり不自然である。そんな所にTVがあるのは回答者への映像問題を見せるためだろうが、普通はそれぞれの回答席に(受信機能のない)小型モニターを用意しておくであろう。まあ、ご都合主義があるから物語が纏まるのだが、青だけは見ていなくて黒からのメッセージが伝わらず、戻ってこなかったという方が、更に物語の幅が広げられただけに...(これをやろうとしたら、尺的に1話では無理で、2話が必要になっちゃうでしょうけど...)

巨大化してから先の2対1の巨大戦は、相変わらず多人数によるいじめとしか見えないし、6体合体のエンジンオーG6が登場したのだから、早く追放して貰いたい所である。黒が倒すのが物語として栄えるが、G6でも黒が中心になって操縦できるのだろうから、それでことは済む。とにかく2対1の巨大戦が良い物語の汚点になったののが残念。とは言っても、エンジンオーとガンバルオーの玩具を売るためのプロモーションということも引き続き必要なんでしょうが...

ところで、アンテナバンキだが、やはり「地デジ」ということも頭の中にあるデザインでしたね。地上波放送を受信する八木アンテナだが、アナログ放送終了と共に不必要となるVHF帯用の(素子の長い)アンテナは備えておらず、地デジで使われるUHF帯用のアンテナとBS/CS用のパラボラアンテナを元にしたデザインでした。(地デジのメリットの一つとして、VHF帯ではなくUHF帯を使うため、VHF帯を使っている大都市部ではTVアンテナが小型化できます。(但し、アナログ放送も全てUHF帯を使って中継放送されている地域では変わりない。))

 

アンテナ

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  • アーティスト: くるり,岸田繁
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2004/03/10
  • メディア: CD

 

↓「M1」

 

↓「見え過ぎちゃって困っちゃう~」 

マスプロ 高性能型UHFアンテナ(20素子) U204G

  • 出版社/メーカー: マスプロ
  • メディア:

マスプロ UHFアンテナ(14素子 直付仕様) U144G

  • 出版社/メーカー: マスプロ
  • メディア:

マスプロ UHFアンテナ【30素子 超高性能型】 LS30TMH

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  • 出版社/メーカー: マスプロ
  • メディア:

マスプロ電工 高性能 小型UHFアンテナ LS5

マスプロ電工 高性能 小型UHFアンテナ LS5

  • 出版社/メーカー: マスプロ電工
  • メディア:

 

↓参考まで

アンテナがわかる本 (なるほどナットク!)

アンテナがわかる本 (なるほどナットク!)

  • 作者: 後藤 尚久
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本

2011年、メディア再編 地デジでテレビはどう変わるのか (アスキー新書 017) (アスキー新書 17)

2011年、メディア再編 地デジでテレビはどう変わるのか (アスキー新書 017) (アスキー新書 17)

  • 作者: 西 正
  • 出版社/メーカー: アスキー
  • 発売日: 2007/07/10
  • メディア: 新書

よくわかる「地上デジタル」図解―これ一冊で「地デジ」の全てがわかる (Gakken Mook)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 単行本

TB、コメントは http://meichiku-et.seesaa.net/article/94983851.html 参照されたし。
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