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COMMODORES『NIGHTSHIFT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼らの11枚目のスタジオ収録アルバムである。(ベスト盤を除く。)また、ライオネル・リッチー脱退後の2枚目のアルバムでもある。また、ライオネル・リッチー抜きでもグラミー賞(最優秀リズム&ブルース・グループ賞)を本アルバムで獲得し、存在感を示したアルバムでもある。(が、奇しくも、L.リッチー脱退後、唯一のヒット・アルバムという形になったのもまた事実である。)で、Billboardのアルバム・チャートで最高位12位を記録し、1985年の年間アルバム・チャートでも46位にランクインしている。また、イギリスでも最高位13位を記録している。

収録曲は以下の全9曲である。『Animal Instinct』『Nightshift』『I Keep Running』『Lay Back』『Slip Of The Tongue』『Play This Record Twice』『Janet』『Woman In My Life』『Lighting Up The Night』。

この中からシングル・カットされたのは3曲であり、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Nightshift』はBillboardのシングル・チャートで最高位3位を記録する大ヒットとなり、1985年の年間シングル・チャートでも40位にランクインしている。また、『Animal Instinct』は最高位43位、『Janet』は最高位87位を記録している。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、シングル・ヒットを記録し、L.リッチー脱退後でも存在感を示すことになった『Nightshift』、シングル・ヒットを記録している『Animal Instinct』、そして『I Keep Running』『Lighting Up The Night』というところをピックアップしておく。

現在も活動を続けている彼らであるが、'90's以降は彼らのサウンドからファンキーな部分が無くなり、また、オリジナル・メンバーも次々と脱退していったことから、もはや完全に別バンドと言って良い状態になっている。そんな彼らの歴史の中で、本アルバムは最後の結成時のスピリットを持っていたアルバムと言っても良い。(本アルバムの後にも何枚か同じ路線のアルバムを発表しているが、さっぱりでしたし...)ソウルフルで、ファンキーな所があるかと思えば、ハーモニーをじっくりと聴かせる所もあって、彼ららしいアルバムということで、'70'sの彼らのヒット曲を知っている者には、彼らのラスト・アルバムという認識で聴いておきたい所である。

 

Nightshift

Nightshift

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 1992/03/09
  • メディア: CD


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