ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネスSTAGE1 [特撮]
OVで製作された本作。作りは完全にTV放送を意識したものであって、TVシリーズを意識したCMの入り方そのままでしたね。また、現在の作品とは思えない4:3だなんて、OVとして、しかも16:9のワイドに移行しつつある現在製作した価値が薄らいでしまいます。一応、BS11の放送だったので、BSデジタルのHD放送と言っても、データ・レートは地デジ・クラスですし... いずれにしても、これでDVDの購入は完全に無くなりました。でも、これだけでDVDの1巻というのは、特典映像があると言っても、ちょっと暴利ですね...(ケチはこれぐらいにしておきます。)
バンダイが円谷プロの資本に入ったことで、「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」とは製作サイドである円谷プロの立場もまた変わったが、あのボロクソのCGは随分とましになっていたのは良い所でした。
エンペラ星人との激闘が終わり、平和になったはずの地球。が、再び怪獣たちが出現した。GUYSはリュウが隊長になり、新メンバーを鍛えていた。そんな中、リュウが怪しい空間に引きずり込まれ、エンペラ星人の残したアーマードダークネスに襲われ、戦死した。(一応戦死となっているが、何かありそうな気がしますけど...)
サコミズはリュウを救うべく出撃しようとするが、トリヤマが待ったを掛けた。で、かつてのGUYSメンバーたちが現れた。
一方、アーマードダークネスにはメビウスが現れて立ちはだかる。が、メビウスの攻撃は通用せず、絶体絶命に追い込まれる。アーマードダークネスの攻撃がメビウスにトドメを、と言う時、アーマードダークネスの動きが止まった。その中にはヒカリが捕らわれていた...
新たな展開で、続編が製作されるのは良いのだが、24分という枠に収めるには、メビウスに続く空白となる部分の説明が不十分であって、今ひとつ本作の世界観が分からない。また、突然現れたメビウスも、どうして現れたのか、また、あと少し早ければリュウも無事だったのに、現れ方に不自然な感じが残る。このままでは、ちょっと都合が良すぎる登場でした。まあ、STAGE2で触れられるでしょうけど...
24分×2というTV枠2本分で番外作品を作るというのは悪くないが、まもなく公開になる劇場版の宣伝のためだけという感じがして、今ひとつという内容でした。来週のSTAGE2で、少しはよい印象を与えて貰いたいところです。
ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス STAGE1 滅びの遺産
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- メディア: DVD
↓来週はこっち
ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス STAGE2<最終巻>
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- メディア: DVD
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