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ケータイ刑事銭形海25話(2nd.12話)[改訂版] [ケータイ刑事]

MBSの放送に合わせて記している「銭形海[改訂版]」ですが、MBSの放送が木曜深夜から火曜深夜に移動したので、この記事の方は水曜日のお昼にUPすることに変更です。現在、BS-iの再放送から1週遅れとなっているため、BS-iの再放送から11.5日(12日弱といった方が正しい...)遅れの放送となっていたが、火曜深夜に移動したことで、9.5日(10日弱といった方が正しい...)遅れの放送になります。が、来週はお休みなので、2週遅れ(16.5日、17日弱になるので、「半月遅れ」といった方が良くなりますね...)


今回は大詰めも近づいた2nd.シリーズの第12話(通算では25話)となる「歌だ!祭りだ!芸術だ! ~ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森(後編)」です。この物語は、OP主題歌がなく、いきなりちゃんたち3人の挨拶と小コントで始まり、主題歌よりも3秒長いところで提供用映像の「碇と三味線」が出て、本編に突入という変則になったが、OP主題歌が省略された物語はこれまでにも何度か会ったので、全く慌てる必要はありません。

では、今更ながらのネタバレ有りの長文の本編に行きます。(尚、本放送後に記したものは「ここをクリック」して下さい。)

今回はOP主題歌がなく、開演ブザーの音と共に、マヤヤの声が「今回のケータイ刑事は「ケータイ刑事文化祭」と称しまして、こちらゴルゴダの森署ステージからの中継でお送りいたします」と説明が入り、舞台にちゃん、五代さん、柴田束志さんの3人が登場する。「みなさん、こんにちは」とちゃんが切り出し、五代さんが「警視庁の文化祭へようこそ」と挨拶をする。(前回の冒頭部分と同じ?と思ったら...そうではなくて...)ちゃんが「今日は、日頃からお世話になっている市民の皆さんのために、警視庁がお送りする「ゴルゴダの森文化祭」、後半戦に突入です」と語る。(使い回しではないことが分かります。)そして「引き続き、皆さんのご案内をする警視正・銭形海です。よろしく御願いします」と言って、警察手帳を見せて敬礼する海ちゃん。(今回は、青葉台学園の学生証ではなくて、ちゃんと警察手帳でした。)そして五代さんも「五代潤です。よろしくお願いします」と言って警察手帳を見せて敬礼する。

ちゃんが「ところで五代さん。五代さんは文化祭と言えば何を思い浮かべます?」と(前回と同じ)質問をする。これに五代さんは「いや、思い出すねぇ、焼きそば作っていたけいこちゃん。可愛かったなぁ~」と(前回とは違う)回答をする。そして思い出し笑いをしながら「でもね、いつも焼きそばが生煮えなのよ、中が。でも好きだから、何杯も何杯も食べちゃったのよ...」と止まらなくなる。ちゃんはそれを察知して「またまた話が長くなりそうなんで、みなさん、始めましょうか」と進行させようとする。すると「ちょい、ちょいちょい、待って下さい。誰か忘れてませんか?」と柴田束志さんが割って入り「お手々を拝借」と言うが「犬じゃないんだから」と五代さん。すると柴田さんは「じゃあ、お代わり」と言う。これに「ワン」と返した五代さん。で、柴田さんは逆立ちをして五代さんに足を支えて貰い、「上から読んでも柴田束志、下から読んでも柴田束志。世界的にも非常に希少価値の高い名前だと自負しております」とお馴染みのご挨拶を言い、逆立ちを終える。で、ちゃんが「それでは、ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森、後半戦に突入です!」と言って右手を突き上げ、ご挨拶は終了です。

最初は「警視庁推薦 よいこのためのケータイ刑事劇場 シンデレラ」と出て、マヤヤの声がこれを紹介して、前回の続きのスタートです。

腕組みをしているシンデレラはパンプキンに文句を言う。「でも、どうして私が事件を解決しなきゃいけないんですか。そんなの、警察の仕事ですよ」これにパンプキンが「だから、あなたは今、刑事なんですよ」と言うが「それは、魔法使いさんが勝手にやったことで...大体、私に事件が解決できる訳ありません」と反発するシンデレラ。が、パンプキンは「それは大丈夫なんです。魔法が利いている間は、あなたは、IQ180の才女ですから」と言う。すると「えっ、本当ですか?」と目を丸くするシンデレラに「本当ですよ本当ですよ」と言うパンプキンは「じゃあ、ちょっと質問してみましょうか」と言う。シンデレラは「お願いします」と帰すと、「かぼちゃとヤンバルクイナの共通点は?」と質問したパンプキン。シンデレラは「どちらもピアノが弾けません」と元気よく答える。すると「ピンポン、ピンポン!」と大正解と言うことを言う。すると「うわぁ~、本当に頭が良くなっている...」と大感激のシンデレラだった。で、天の声(マヤヤの声)が「まあ、本人がそう思っているなら、それで良としましょう...」と言っていた。

パンプキンは「それでですね、事件を解決したら、あなたの夢が叶うかも知れませんよ」と言う。「私の夢って?」と尋ねるシンデレラ。すると「ほらほら、コンゴー王子が、あなたの才能を認めてくれて...」とパンプキン。するとシンデレラは「王子様が...」と舞い上がっていた。

ビデオテープの巻き戻し映像風に回転しながらコンゴー王子が登場すると「ニワタモン」(パンプキンの通訳は「「君が事件を解決したのかい」と言っております」)、シンデレラは「ウイ、アンドリウ」と返す。(通訳は「ええ、私が事件を解決したんですわ」)コンゴー王子は求愛のポーズをして「ウラリハソッコウセイ」(通訳「僕と結婚してくれたまえ」)。シンデレラは「ウイ、オズマゴロシハチコウセイ」と返す。(通訳「その言葉をどれだけ待ったことでしょうか。私はその言葉を待つ度に首を長~くして待っていたんです。その首が1m、2m、3m…」)が、コンゴー王子が「そんなに喋ってねえよ!」と言ってパンプキンを突き飛ばした。(で、ビデオの早送り再生風に回転しながら消えていった。)

シンデレラは「分かりましたかぼちゃさん。絶対にこの事件を解決して見せます。正義のために」と力強く言う。が「いやいや、自分のためにでしょう」と突っ込むパンプキンだった。シンデレラは「皆さん、こんな私に力を貸してくれますか」と客席に呼びかけ、拍手を貰うと笑顔を見せていた。パンプキンは「大衆を味方に付けちゃって...」と突っ込んでいた。

そうこうしていると、時計の鐘が鳴った。シンデレラは「えっ、もう11時だ」と漏らし、パンプキンが「あと1時間で魔法が消えてしまいますよ。その前に事件を解決しないと...」と言うと、シンデレラは「じゃあ、まず事件の詳細を確認しましょう」と言って、推理を始める。(ビデオの間は戻し映像風に、パパイヤ国王が回転しながら登場し、事件の再現ドラマへ。)

事件が起きたのは舞踏会の最中で、その時、大広間ではたくさんの人がいた。で、突然苦しみだした国王。(ネタをたっぷりやってから倒れる。)で、パンプキンは「鑑識柴田、鑑識に入らせていただきます」と言って敬礼をして鑑識作業を始めようとする。(シンデレラは国王の椅子の回りを一人で調べ始める。)プロンプターの警官がギターを持ってきて、それを柴田さんに渡し、ギターを肩から下げると「鑑識柴田、歌わせていただきたいと思います」と言って、お馴染みの「鑑識柴田の歌」(「♪死体は語る...」)を歌い始めた。

歌い終わると「鑑識、終了しました」と報告する。(全然調べていないじゃないの?というツッコミは自粛します。)シンデレラは国王が口にしたグラスを手にしていて「このグラスの中身は?」と尋ねる。これに「はい、鑑識の結果、致死量の猛毒が検出されました」と報告する。シンデレラは「じゃあ、誰かがこのワインに毒を入れたんですね」と言う、これにパンプキンは「それだけじゃないんですよ。首を絞められた痕が見つかったんです」と言う。「えっ?」と返したシンデレラに「それから胸にはナイフで刺された傷も見受けられました」と続けるパンプキン。シンデレラは「てことは、どういうことですか?」と尋ねる。これにパンプキンは「はい、被害者の死因は毒殺であり、絞殺であり、刺殺であるということなんです」と告げた。これにシンデレラは「えっ!!??」と驚いていた。

シンデレラは「一体誰が国王陛下を殺害したんでしょう?」と考えていた。これにパンプキンが「じゃあ、こういうのはどうでしょうか?」と言ってヒントを出す。「国王陛下が死んで、一番得をする人物は誰なのかということを考えてみては...」これにシンデレラは「一番得をする人?」と返し考え始める。で、「もしかして...」と言った頭に浮かんだのはコンゴー王子だった。

コンゴー王子が登場してきて、笑いながら「あのデブの国王さえ死ねば、次の国王は俺だぜ」と言ってほくそ笑んでいた。そして「王様誰だ?」と王様ゲームのノリの王子だった。(で、舞台袖に退場していく。)シンデレラは「そんなぁ...」と叫ぶと「王子様が犯人なんてあり得ません。もしそうなら、どうすればいいの...」と混乱して色々と(訳の分からないことを)語るシンデレラだった。

シンデレラは「どうしたらいいの?」とパンプキンにヘルプを求める。パンプキンは「落ち着いて下さい」と宥めると「王子様は犯人じゃないと思いますよ」と言う。これに「どうしてですか?」と尋ねるシンデレラ。パンプキンは「国王が死んだ時に、王子様とあなたは踊っていたじゃないですか、一緒に」と説明する。すると「そうか、そうか」と笑顔になって納得して安心するシンデレラだった。パンプキンは「しっかりして下さい、ケータイ刑事なんだから」とお小言を言うと「いや、面目ないです」と言って頭を下げたシンデレラだった。

パンプキンは「しかしですね、王子様が犯人じゃないとすると、一体誰が犯人なんでしょうね?」と問いかける。シンデレラはあの時の様子を思い出しながら推理を続ける。たくさんの人がいた中で、それらの目を盗んで毒殺、絞殺、刺殺を一度に行うことは可能なのか?という疑問を口にすると「とても人の仕業だと思えませんね」とパンプキンが漏らす。シンデレラは「人の仕業じゃない...」と呟くと閃いた。そして笑顔になると「そうか、そういうことか」と言い、「謎は解けたよ、ワシントンDCくん。もとい謎は解けたよ、ワトソンくん」で、「皆さんもご一緒に」ということで「謎は解けたよ、ワトソンくん」をもう一度言うと、口上を(1st.の舞台の時と同様に)主題歌に乗せて歌い、「その名も人呼んで、ケータイ刑事・シンデレラ。私の怒りで沈みなさい!」

すると赤い碇に繋がった鎖に拘束された魔法使いがプロンプターの警官に連れられて姿を現した。「何だよ」と文句を言っている魔法使い。シンデレラが鎖を引くと、(一応)回転した魔法使い。(CGが使えない以上、苦労があるものの、これもローテク&アイデア次第です。)「何なんだよ」と魔法使いが文句を言うと「国王陛下を殺害したのは、あなたですね」とシンデレラ。「何を言ってるんだ。ふざけるな、お前」と魔法使い。これに「いいえ、あなたは嘘をついています」とシンデレラが言うと、「よいこのための」という言葉に沿うように「嘘つきは泥棒のはじまり」(テロップ&会場のみんなで唱和する。)

魔法使いは「五月蠅いな、証拠はあるのか、証拠は」と突っぱねる。シンデレラは「勿論」と言い、「いいですか」と言って説明を始め、客席に問いかけた。「国王陛下が倒れた時、この人を見ましたか?見た人は手を上げて下さい」と会場に問う。(舞台ならではのノリですね。)で、殆どの人が手を上げた。「これでも白を切るつもりですか?」とシンデレラが言うと、魔法使いは「いたよ、出てきたよ。ちょろっとね」と認めた。が「オレが国王を殺したという証拠はないでしょう」とあくまでも惚ける。するとシンデレラは「いいですか」と言って説明を続ける。「この事件は毒殺、絞殺、刺殺がいっぺんに行われました。とても人の仕業とは思えません。つまり、魔法使いであるあなた以外に犯行は不可能なんです」すかさず「こりゃまた随分強引な推理ですね~」とパンプキンは突っ込んでいた。

すると魔法使いは泣き出して「すいません。僕が殺りました」と自白した。シンデレラは「どうして国王陛下を?」と動機を尋ねる。すると「王子さんが生まれた時に、僕だけ呼ばれなかったんですよ、パーティに。そんなのって凄く苦しいでしょう。たまりにたまったんですよ、分かって下さいよ」と言い訳をする。(これもまた凄く強引ですけど...)

シンデレラは「手錠、お願いします」と手を上げて言うと、プロンプターの警官が手錠を持って登場してくる。手錠を受け取ったシンデレラは魔法使いを逮捕した。で、プロンプターの警官に連行されていく魔法使い。

無事に事件を解決したシンデレラは「早く王子様に知らせなきゃ」と口にするが、その時、12時の鐘が鳴った。鐘が鳴り終わると魔法が解けてしまうと言って、早く帰ろうとするパンプキン。シンデレラは「ちょっと待って下さい」と言うと上着の内ポケットから携帯を取り出し、それを足元に置くと「よし」と口にする。パンプキンは「携帯、忘れるなと言われたでしょう」と注意をするが「いいのいいの、魔法使いさんは逮捕したんだから」と言うと、シンデレラは「さあ、行きますよ」と言って帰って行った。

そんな所にコンゴー王子がやってくると、携帯に気づき、それを拾う。で、携帯を持ってポーズをとっていた。

翌日、自宅で掃除をしているシンデレラ。(元のみすぼらしい姿に戻っている。)「あれから12時の鐘が鳴り終わり、私は元の姿に戻ってしまった。勿論、かぼちゃさんもこの通り」と言って、奥にあってカボチャを手にして語る。が、「でもでもでも、置いてきた携帯を頼りに、きっと王子様がここにやって来るはず。そして私をお城に連れて行ってくれるんだわ」と信じていた。すると、その通りにコンゴー王子がやってきた。

携帯を手にしていて、それを見せて「これはあなたのものですか?」と尋ねる。シンデレラは「はい、そうです」と言うと王子の手から(携帯を取り、ポーズをとる。で「こうして手に持ってみると、ほらね、ピッタリ!」と笑顔で言うシンデレラ。王子は「普通携帯って手のサイズにピッタリデザインされている...」と言っていた。)王子は「ということは、昨夜の国王の殺害事件を解決したのはあなたですね」と確認する。シンデレラは乙女チックに「実は、大きな声じゃ言えないんですけど...」とはにかむと「そうなんです!」と笑顔を浮かべて大きな声で答えた。すると「じゃあ、私と一緒にお城まで来てくれるね」と王子。これにシンデレラは「この瞬間をどれだけ待ち望んだことか...」と感激し「はい、喜んで」と答えた。すると王子は「実は、今度は女王様が殺害されたんだ。早速事件の捜査に当たって欲しい」と言った。「でも私、もうケータイ刑事じゃないんですけど...」と返すシンデレラ。が、王子はシンデレラの手を取ると「さあ、早く」と言って連れて行こうとする。が、シンデレラは「ちょっと待って下さい」と言うと、側にあったかぼちゃに向かって「かぼちゃさん、どうしたらいいんですか?」と尋ねる。が、これに「今の私はただのかぼちゃですから、話しかけても無駄ですよ」と答えた。シンデレラは「もう、答えているじゃないですか」と突っ込んでいたかせ、王子は「何を喋っているんですか、早く、早く行きます」と言い、先に表に飛び出していった。すると車のクラクション、急ブレーキを踏む音がして、王子の悲鳴が届いた。シンデレラは「横断歩道は右を見て左を見て もう一度右を見てから渡りましょう」(テロップ&「ご一緒に」)と言ってから、「王子様~」と叫びながら王子を追いかけていった。

マヤヤの声「こうしてシンデレラは、その後もゴルゴダの森で一番の刑事として活躍しましたとさ。ちゃんちゃん」で終幕となりました。(ここでAパート終了。経過時間は15分に僅かに足りないところでした。よってBパートは10分半強になります。)

CM明けの最初の演目は、柴田束志/太郎さんの声で「警視庁推薦 韓流スターを招いてつづる 恋のケータイ刑事劇場」ということで、寸劇であるが、演者と整理を語る声が別の人という、ちょっと面白い試みがなされたものでした。(時間的には約8分です。)

W柴田は共に鑑識の制服姿で、椅子に座って台本を手にしている。(「恋日・2nd.」の3本ある朗読劇を思い出させてくれます。)太郎の「はじまり、はじまり」という言葉で、ちゃんが登場する。(声は柴田束志さんです。)

「私の名前は銭形海、17歳。ケータイ刑事をやってるけど、その正体はちょっぴり恋に憧れる平凡な女子高生。今日の私って、ルンルンでランランな気分なの」と束志さんの声は語る。続けて「身も心も軽やかに、一回回ってその場でピョン」(ちゃんはちょっと躊躇っていたが、ピョンと飛ぶ。)「青い空に浮かぶ白い雲。幸せを運ぶ心地よいそよ風。耳を澄ませば、小鳥たちがピーチクパーチク、愛を語らう。えっ、何がそんなに嬉しいのかって?だって、これから愛しのあのに出会えるんですもの」と、いつものちゃんとは違っていて、恋する乙女になっていた。

そんな所に白いタキシード姿のシン・ドンウクが登場する。手には一輪の赤い薔薇の花を持っている。(声は柴田太郎さんです。)「僕の名前はシン・ドンウク。今日の僕はギンギラギンにさりげなく、一回回ってその場でその場でポーズなのさ」(で、お辞儀をする。)

ちゃんが「ああ、愛しのマイ・ダーリン、シン様」「おおーっ、マイ・スウィート・エンジェル、ちゃん」と返す。「ずっとあなたに会いたかった」という所から「シン様」「ちゃん」ということで手を繋いで踊り始める2人だった。

ちゃんが彼について説明する。「彼の名前はシン様。ソウル市警に勤める私の彼氏。その名も人呼んで、「タキシード刑事」。遠く離れているから、たまにしか会えないけど、でもそんな2人だから、心はバーニングファイヤー!」(ラブ・ラブ・モードのちゃん全開です。)するとシン様が「ああちゃん。今日はハニーに贈り物があるんだよ」と言う。「えっ、私に?一体何かしら?ドキドキ、ワクワク…」と期待する海ちゃんに、シン様は懐から折りたたまれた紙を取り出し、それを広げる。「君が前から欲しがっていた幻の深海魚・シーラカンスの魚拓だよ」と言うとちゃんに渡す。ちゃんは嬉しそうにそれを受け取ると「まあ、私が欲しいもの、ちゃんと覚えていてくれたのね。ありがとう。早速お部屋に飾らなきゃ」と喜んでいた。シン様は「でもね、僕にはもう1つ贈り物があるのさ」と続ける。ちゃんは「ええっ?まだあるの?」と期待する。シン様は懐から小さな箱を取り出すと「どうやら、遂にこれを渡す日がやってきたようだ」と言う。ちゃんは「えっ、それってまさか、給料の三ヶ月分?」と思い、受け取ろうとする。「受け取ってくれるね」と言ってちゃんに渡そうとするシン様。「勿の論でオフコース」と言って受け取ろうとするちゃん。

が、そこに「ちょっと待った!」という声がして五代さんが現れた。(声は林和義さんです。)ちゃんは「えっ、だ、誰?」すると、馬の嘶きに続いて「純な心で愛を説く。悪事無理矢理隠しても、そうは問屋がおそ松くん、シェーッ…」とあの口上を語る。これにちゃんは「ああっ、五代さん」とショックを受ける。五代さんは続ける。「壁に耳あり障子に目あり。哀愁のギタリストはクロード・チアリ。話は全て聴かせてもらった!」と、五代さんお得意のギャグを入れながら待ったを掛けた。

これにシン様が「ちょっとちゃん。こちらのホース・フェイスなジェントルマンは誰なの?」と尋ねる。ちゃんは「あっ、この人は...」「このホース・フェイスは...」と言葉に詰まってしまう。で、シン様がちゃんの側にやってくる。ちゃんは「私の相棒なの」と語る。これにシン様は「シェーッ!」

ちゃんは「でも、どうして五代さんがここにいるの?」と尋ねる。これに五代さんは「聴いて驚け。実はお前の後をこっそりついてきたんだ。見たか、尾行検定8級の腕前」と語る。海ちゃんは「酷~い。こっそり後をつけるなんて、相棒にあるまじき諸行。天が許しても私が許さない。私の碇で沈みなさい!」で、回転する五代さん。

五代さんは「いいから、帰るぞ」と言ってちゃんの腕を掴んで連れて帰ろうとする。が、シン様がその手を切るように割って入り「いくらお父さんでも、そんなことは許さないぞ」と五代さんに食いかかる。が「誰がお前のお父さんだ!」と言ってシン様を突き飛ばす五代さん。すると「見た、暴力、暴力」とアピールするシン様。で、シン様と五代さんの間で小競り合いが始まる。これに「止めてください!」(ここはちゃんの声でした。)とちゃんが2人を制した。

ちゃんは「でも、どうして五代さんはシン様を認めてくれないの?」と尋ねる。「だって、こいつは刑事だ」と言う五代さんに「自分だって刑事じゃない」と返すちゃん。「だから言ってるんだよ。刑事なんて因果な商売やってる奴が、お前を幸せに出来る訳がない」と五代さんは言うが「そんなの分からないじゃない」とちゃん。すると五代さんは「それにもう1つ」と言って、言いにくそうに「お前たち2人は結ばれない運命なんだ」と言う。ちゃんは「Why?何故?どうして?」と問う。すると五代さんは「お前とシンは、実の兄妹なんだよ!」と告げた。これにちゃんとシン様は(揃って)「ガチョーン!」

ちゃんはショックで「そんなぁ...知りたくなかった衝撃の事実。ああ...私たち二人は決して結ばれない存在。克明に刻まれた運命を背負いながら懸命に生き続ける悲しき宿命...」と嘆くが、「そんな韓流ドラマみたいな展開有る訳無いでしょう!」と切り返す。すると五代さんは「シェーッ!ばれちゃしょうがないなぁ」

ちゃんは「兎に角私はシン様と一緒に生きます」と言う。するとシン様は「じゃあこれを受け取ってくれるんだね」と言って、小箱をちゃんの前に出す。ちゃんは「はい、勿の論で、オフコース・パート2」と言って、満面の笑顔で受け取った。そして「これを開ければいいのね」と言って小箱を開けた。

中には折りたたまれた紙が入っていて、それを手にして広げるちゃん。そこには「相棒をご用命の際は、是非タキシード刑事に」と書かれてあった。で、ちゃんは「何ですか、これ?」と問う。五代さんは手を叩いて馬鹿にしたように「要するに、今度相棒が必要になった時は呼んでくれってことだな」と言う。そしてシン様は「以後、お見知りおきを」

ちゃんは落胆して溜息をついて「あ~あ、なんてこったい、肩凝った」とギャグを言ってから「じゃあ、今までのは全部私の勘違い?」五代さんは「だから言っただろう。人の話を聴かないから...」

これにちゃんが「やっぱりこんなオチなのね。ケータイ刑事初のラブストーリーだと言うから、5時起きした私の立場は...」と嘆き「無いよね~」と五代さん、「無いですよね~」とちゃん。

(林さんの締めの声)「こうしてケータイ刑事・銭形海は今日もたくましく生きていくのであった。おしまい」

これがまさかとは思ったが、「・3rd.8話」のシン様の再登場に繋がることになりました。

3つ目のコーナーは「警視庁推薦 銭形海の歌謡ショー」とマヤヤの声。(画面には「ケータイ刑事歌謡ショー ゴルゴダの森」)二人の婦警姿のバックダンサーを従えたちゃん(青葉台学園の制服姿)が『ゴルゴダの森』を歌う。が、尺の関係もあってか、曲の途中でちゃん、五代さん、柴田束志さんのスリーショットに切り替わる。(但し、曲の方はバックで続いている。また、キャスト、スタッフのテロップが、画面下、右から左に流始める。)

「お疲れ様でした、どうでした?」と五代さんがちゃんに尋ね、ちゃんが。「お疲れ様でした」と返してから感想を語り、「お二人はどうでした?」と問を返す。「まあまあでしょう」と濁す五代さんに「あれっ?」とちゃん。で、「皆さんはどうでしたか?」と言うと「それではまた機会があったら、こういう文化祭を開きたいと思います。皆さん、バイバイ~」と手を振り始める3人。ラストの映像は、歌の最後の部分に変わり、とろけそうな笑顔で「みなさん、どうもありがとうございました」とお辞儀をするちゃんでした。

次回は2nd.シリーズの最終回・2nd.13話(通算では26話)となる「さよなら五代さん! ~恐怖の神経ガス殺人事件」です。五代さんとの別れの物語になるが、そういう物語は爆弾事件が多かったのだが、「銭形海」はそうはならず、「神経ガス」(毒ガス)事件です。次回予告でちゃんが「五代さん、死んじゃ嫌っ!!」と口にしていたが、「・13話」や「・2nd.13話」のような所もある物語です。また、舞台となるのは防衛省科学研究所です。(2006/12/30放送の「恋日・ニュータイプ」の最終話(13話)の当時は「防衛」だったが、この物語の本放送(2007/12/29)の時は「防衛」になっているので、ちゃんとあわされています。→ちなみに、「防衛庁」が「防衛省」に昇格したのは2007/1/9です。)

鑑識メモ。シアターアプルの客席から柴田太郎/束志のW柴田さんが出てくる。(手には花束を持っている。)で「終わりましたね」「終わりましたね、ようやく」と感無量の様子の2人。そして2人はお互いに「柴田さん」と言い合っている。太郎さんが「やっぱりケータイ刑事シリーズはね、我々柴田がいないとね、始まらないし、終わらないんですよ」と言う。これに束志さんが「本当、それ実感しました」と返す。で、「お疲れ様でした」ということで、それぞれが手にしている花束を交換する形で渡しあい、「柴田さんの花束、素敵だな」と言っていた。そして「じゃあ、またね」

BS-iの本放送では、この後に「私の碇で沈みなさい」の着ボイスDLのお知らせがあるが、先日のBS-iの再放送、MBSの放送のいずれもこの部分はカットです。ただ、今回のMBSの放送では、編集ミスなのか、2フレームだけその映像が残っていました。(モバイルのURLのテロップもしっかりとありました。)

今回の物語は、「ケータイ刑事」の舞台版の原点である「・1st.9話」(公開収録)に倣った形で、OP主題歌を省き、まとめていました。本放送の時はあまり思わなかったが、「文化祭」のDVDがリリースされ、それを見た後では、DVDでは109分の本編時間を2話分(OP主題歌の時間を省くと、1話の本編は23分50秒なので、47分20秒となる)に無理矢理詰め込んだということで、結構細かい所でのカットが行われていることが分かります。特に、の姉妹共演の所が全てカットというのは残念でもあるが、TVでは未放送ということなので、DVDの存在価値が高くなり、これはこれでよろしいかと...

全体を通すと、やはり稽古不足と言うこともあって、普通に考えたら「NG」になる所が出てきているが、「文化祭」と銘打ったことで、それが(本当の)NGであっても、それは素人っぽさをだす演出の様に感じられるようになったのは、アイデアの勝利というところでした。(例え、入場無料の公演であっても、NGはNGとして許せないものであるが、それを許せるような見事なアイデアでした。)

MBSの放送が火曜日深夜となったものの、来週(10/7深夜)はお休みです。次回は10/14深夜ということになります。これだと、年末年始にもお休みが入ることが考えられるので、「銭形海」の終了は来年の1月末ということになるのでしょうね。(後番組は、BS-iの本放送を考えたら、「東京少女・山下リオ」と言うのが妥当な所でしょうね。が、その「東京少女・山下リオ」は、BS-iでは本放送から半年で再放送が始まります。)

 

 

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ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~

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↓夏舞台と冬舞台

↓シン様はこれの8話に再登場します。

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