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ヒデ夕樹『スーパー・ベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]

たまには「特撮」関連のアルバムをピックアップします。表題のアルバムは2005年にリリースされた彼の歌ったアニメ/特撮ソングを集めたベスト盤である。(一部は有名なCMソングも入ってます。)1998年に亡くなった彼であるが、それから7年という時を経て、ようやくリリースされた待望のアルバムである。

彼の場合は、アニメ/特撮関係の歌はそんなに多く歌っていない(ここに収録されている物が全てである)のだが、印象に残る曲が多く、魅力的な曲が数多い。本アルバムによって、それらを一挙に堪能できるというのは、実に嬉しいものである。

収録曲は以下の全20曲である。『海のトリトン』『夢の舟乗り』『おいらは淋しいスペースマン』『ブロッカー軍団マシーンブラスター』『小さなわが家』『わが子よ』『忍びのテーマ』『力石徹のテーマ』『風よ光よ』『ゴーゴー・キカイダー』『戦え!!人造人間キカイダー』『フラッシュ!イナズマン』『鉄人タイガーセブン』『戦え!ウルトラマンレオ』『青春の旅立ち』『さすらいのスターウルフ』『駆けろ!スパイダーマン』『誓いのバラード』『この木なんの木』『この木なんの木(Vocal Version)』。

彼の歌った特撮/アニメ作品というと、どちらかというとメジャーな作品と言うよりもカルト的な作品の方が多いのだが、それらの作品の主題歌が一堂に会しているというのも、実に価値のあるところであって、面白い所である。

「海のトリトン」や「キカイダー」は有名なところであるが、「キャプテン・フューチャー」や「イナズマン」「ウルトラマンレオ」「スターウルフ」などはマイナーな作品として知られているし、東映の実写版「スパイダーマン」は完全にカルト的な作品であり、独特の世界観を出していた。(戦隊に巨大ロボを登場させるきっかけになった作品として知られています。)が、彼の歌によって、それぞれが独特の世界観を醸し出していて、改めて主題歌を聴いてみるのも良いことである。

資料性と言うことでもその価値は高く、アニメ/特撮ファンであれば、手元に置いておきたいアルバムの一つである。

 

ヒデタ樹 スーパー・ベスト~海のトリトン/人造人間キカイダー~

ヒデタ樹 スーパー・ベスト~海のトリトン/人造人間キカイダー~

  • アーティスト: 八手三郎,しのだとみお,林春生,STEREOTYPE
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: CD


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