「二等兵物語」(その1) [映画(邦画)]
懐かしの邦画ヒーローシリーズも遂に第30弾となりました。で、取り上げる作品は、「二等兵物語」シリーズです、このシリーズは、松竹が製作した軍隊を舞台にした喜劇作品であり、伴淳三郎と花菱アチャコのコンビが繰り広げる作品群である。
本シリーズ作品は全部で10作品がある。1955年に最初に映画化されると、予想外のヒットとなり、シリーズ化され、1961年まで製作され続けた。尚、第1作から第7作までは粱取三義の原作を元にした作品であるが、第8作以降はオリジナル作品である。
役名をはじめ、物語の舞台設定となる時代設定と場所設定は異なっているが、伴淳三郎と花菱アチャコの主役コンビだけは同じである。
初回の今回は、シリーズのおさらいということで、シリーズ全10作のタイトルと製作年を記しておく。以下の通りである。
シリーズ第1作「二等兵物語 女と兵隊・蚤と兵隊」(1955年)、シリーズ第2作「続二等兵物語 五里霧中の巻」(1956年)、シリーズ第3作、「続二等兵物語 南方孤島の巻」(1956年)、シリーズ第4作「続二等兵物語 決戦体制の巻」(1957年)、シリーズ第5作「二等兵物語 死んだら神様の巻」(1958年)、シリーズ第6作「二等兵物語 あゝ戦友の巻」(1958年)、シリーズ第7作「二等兵物語 万事要領の巻」(1959年)、シリーズ第8作「新二等兵物語 吹けよ神風の巻」(1959年)、シリーズ第9作「新二等兵物語 敵中横断の巻」(1960年)、シリーズ第10作(最終作)「新二等兵物語 めでたく凱旋の巻」(1961年)。
次回からは、それぞれの作品について記していきます。
↓とりあえず、第1作と最後の第10作です。(DVDではなくてビデオです。)
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