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「DOUBLE TEAM」 [映画(洋画)]

表題の作品は1997年のアメリカ映画「ダブルチーム」である。香港のスピルバーグと言われるツイ・ハークのハリウッド進出第1作でもある。またB級アクション作品での主演が多いJ・C・V・ダムであるが、やはりそんな雰囲気のある作品でもある。国際的テロリストと戦う男の活躍を描いたアクション作品であり、M・ロークがなかなかの凶悪なテロリスト鰤を発揮しているのと、D・ロッドマンの映画初出演というのが話題になった作品でもある。

作品データを記しておくと、時間は93分、監督はツイ・ハーク、脚本はドン・ジャコビーとポール・モネスの2人、撮影はピーター・パウ、音楽はゲイリー・チャンである。そして出演は、ジャン・クロード・ヴァン・ダム、デニス・ロッドマン、ミッキー・ローク、ポール・フリーマン、ナターシャ・リンディンガー、たちである。

ジャック・クインは元CIAの対テロリスト秘密工作員だったが、2年前に引退し、今では妻・キャサリンと共に南仏で暮らしていた。が、彼の長年の宿敵であるテロリスト・スタヴロスが再び動き出したと知ると、クインは現役に復帰する。それは、仲間をスタヴロスに殺されていたためだった。武器を調達し、遊園地でスタヴロスを待ち伏せるクインと部下たち。幼い息子と共に現れたスタヴロスを目にしたクインは引き金を引くことを躊躇してしまい、そのためスタヴロスは狙われていることを察知し、反撃に出る。が、息子が犠牲になり、スタヴロスは逃げてしまい、クインは重傷を負った。そしてクインはコロニーと呼ばれる任務に失敗した世界各国の工作員たちが幽閉されている施設に収容される。そこは秘密裏にテロリストの情報分析を行う所だった。やがて、スタヴロスの分析をしていたクインは、残された妻・キャサリンが狙われていると知ると、コロニーを脱出し、自宅に向かう。が、一足遅く、身籠もっているキャサリンは連れ去られてしまった。スタヴロスの残した指示に従い、キャサリンを追うクイン。そしてローマに入る。が、一般人を巻き込む銃撃戦の中、スタヴロスは姿を消した。クインはヤズの強力である修道院に行くと、キャサリンが収容された病院が分かり、救出に向かう。キャサリンは無事だったが、生まれたばかりの赤ちゃんは連れ去られていて、クインはスタヴロスの待つコロシアムに向かい、最後の決戦に挑むが...

主人公とその敵役が栄えるような展開であり、それに絡む雑魚は雑魚らしい所をしっかりと発揮している。が、アクション作品としたら、主役が輝くということも必要であり、その辺りは王道を行くものとなっている。

ただ、D・ロッドマンが話題になったものの、縁起の点では物足りなさがあり、この辺りがちょっと残念な所である。が、ツイ・ハーク監督らしく、主人公であるクインを中心に考えたら、彼らしい作品である。ちょっと元気が欲しい時に見るのなら、よろしいかと...

 

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