水木一郎『WAY~グランド・アニキ・スタイル~』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2008年7月にリリースされたもので、これもアニキのデビュー40周年を記念しての企画の1つである。お馴染みのアニソンをジャズやブラスなどのスタイルにしたものであり、それぞれの曲がまた違った雰囲気を醸し出している。(原曲の雰囲気もしっかりと残っている。)
収録曲は以下の全12曲である。『グランプリの鷹~グランド・アニキ・スタイル Jazz version』『ローラーヒーロー・ムテキング~グランド・アニキ・スタイル Jazz version』『原始少年リュウが行く~グランド・アニキ・スタイル Jazz version』『キャプテンハーロック~グランド・アニキ・スタイル Symphonic Orchestra version』『バビル2世~グランド・アニキ・スタイル Symphonic Orchestra version』『ムーへ飛べ~グランド・アニキ・スタイル Symphonic Orchestra version』『サバンナを越えて~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra version』『ロマンティック・アゲイン~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra version』『ルパン三世 愛のテーマ~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra version』『父をもとめて~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra version』『侍ジャイアンツ~グランド・アニキ・スタイル Brass version』『マジンガーZ~グランド・アニキ・スタイル Brass version』。
原曲至上主義という人にとっては、こういうものは邪道と言って切り捨てるだけであろう。確かに、どうしようもない捨て曲ばかりであれば、それも一理ある。が、ここに収録されている曲は、全てが名曲と言われるものであり、名曲だからこそ、オリジナルとは姿を変えて歌い継がれていくものである。(そもそも、カス曲だったら、誰も歌い継いでいこうなんて思わないものである。)そして、そういうものがスタンダード・ナンバーとして後世にまで残るのである。
完全に原曲の雰囲気を捨てている訳ではないという所が賛否の分かれる所でもあるが、そこはまあ今後の更なるリボーンがあることを期待するとして、一度は聴いてみましょう。
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