SSブログ

RC SUCCESSION『ゴールデン☆ベスト RCサクセション』 [音楽(特撮/邦楽)]

今週もRCのアルバムを取り上げることにします。忌野清志郎さんのライヴ葬に42000人以上(主催者発表の数字)が集まったというのですから、凄い数ですね。やはり、それだけ偉大な足跡を残したアーティストだったことが分かります。

で、今回は訃報が届いてからRCのアルバムが売れているということだが、入門者向けでもあり、ファンにとっても嬉しい選曲がされている2004年にリリースされたベスト盤を取り上げます。(「ゴールデン・ベスト」というタイトルでは2002年に発売された全18曲収録のアルバムもあるが、内容的には2004年リリースの方が上です。)

先週取り上げたアルバムは、RCがスターになっていくまでの時期の曲を集めたものであり、RCのキャリアにおいては前半部分をカバーした内容である。が、本作はレコード会社の垣根を超えて、RCが放ったヒット曲を中心にして、そこに彼らのキャリアにおいてポイントになる曲を集めたものである。ということで、RCの美味しい所が詰まったベスト盤と言うことが出来る。(だからこそ、ファンとしては本アルバムを選んで購入するのでしょうね。)

収録曲は以下の全16曲である。『ロックン・ロール・ショー』『SUMMER TOUR(シングル・ヴァージョン)』『Sweet Soul Music』『わかってもらえるさ』『よごれた顔でこんにちは』『ヒッピーに捧ぐ』『やさしさ(シングル・ヴァージョン)』『ボスしけてるぜ』『キモちE』『トランジスタ・ラジオ(シングル・ヴァージョン)』『ベイビー!逃げるんだ。』『明日なき世界』『サマータイム・ブルース』『サン・トワ・マ・ミー』『雨あがりの夜空に』『スローバラード(シングル・ヴァージョン)』。

本アルバムの中からのお薦め曲としては「全部」と言いたい所であるが、貴重な音源である『SUMMER TOUR(シングル・ヴァージョン)』『ベイビー!逃げるんだ。』は聴いておかなければならない曲として別格であり、この2曲をピックアップしておいて、本アルバムは入門者向けでもあることから、そういう人たちのためにシングル・ヴァージョンの『やさしさ』『トランジスタ・ラジオ』『スローバラード』をチョイスしておき、それ以外では個人的に好きな『ボスしけてるぜ』『サン・トワ・マ・ミー』をピックアップしておきます。

'80's以前(すなわち、'70's)のヒット曲をはじめ、'80'sになって飛ばしたヒット曲、シングルとしてリリースされた曲のシングル・ヴァージョンが収録されているということで、リアル・タイムでRCを聴いていた世代にとっては実に嬉しい選曲がされていて、手っ取り早く聴くにはもってこいである。また、そうでない方にとっても、RCの代表的なヒット曲を知ることが出来る選曲というこなので、入門用としてもぴったりである。

1990年にリリースされた彼らのキャリアを半分に分けた、1980年までと1981年以降の曲を収録したベスト盤「BEST OF RC SUCCESSION」も捨てがたいところであるが、1枚ものということで本アルバムをお薦めのベスとアルバムということにしておきます。今更ながらであるが、手元に置いておきたいベスト・アルバムである。

 

ゴールデン☆ベスト RCサクセション

ゴールデン☆ベスト RCサクセション

  • アーティスト: RCサクセション,忌野清志郎,高石友也,岩谷時子,G.1.238.471,仲井戸麗市,みかん,星勝,椎名和夫
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2004/02/25
  • メディア: CD

↓2002年リリースの「ゴールデン・ベスト」はこちら

ゴールデン・ベスト

ゴールデン・ベスト

  • アーティスト: 忌野清志郎,仲井戸麗市,RC SUCCESSION,G忌麗,小林和生,みかん,G1、238、471,春日博文,穂口雄右,星勝
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2002/06/19
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。