下川みくに『Reprise ~下川みくにアニソンベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]
2007年にリリースされた2枚組のベスト盤であるが、基本的にはカヴァー曲が中心なので、「ベスト盤」らしいと言うことが出来るベスト盤である。収録曲は全22曲で、トータルでは約100分ということなので、たっぷりと聴くことが出来るのだが、1枚あたりにすると約50分×2ということで、ベスト盤としては中途半端なイメージもするベスト盤でもある。→1枚ものにして80分弱にすると、CDの能力を活用したものということになるが、2枚にしたということで、1枚もののベスト盤が持っているDISCを変える必要がないということが失われ、収録時間も通常アルバムと大差がないので、形ばかりのベスト盤に成り下がっているのが残念な所である。
まあ、アニソン王国のコロムビアではないということもあるのでしょうね...
収録曲は、各DISCに11曲ずつであり、DISC 1の収録曲は以下の通りである。『水の星へ愛をこめて』『魂のルフラン』『悲しみよこんにちは』『願い事ひとつだけ』『想い出がいっぱい』『残酷な天使のテーゼ』『輪舞-revolution-』『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』『愛・おぼえていますか』『KUJIKENAIKARA!』『そばかす』。
続いてDISC 2の収録曲は以下の通りである。『Alone』『tomorrow』『枯れない花』『all the way』『それが、愛でしょう』『君に吹く風』『南風』『もう一度君に会いたい』『Bird』『藍色の空の下で』『Life』。
オリジナル曲も含まれているが、こういう内容では、どうしてもカヴァー曲の方に目が入ってしまう。で、オリジナル曲とどうしても比べてしまうことになる。(そうなると、やはりオリジナルの方を聴きたくなってしまって...)
ということで、彼女のファンであれば良いでしょうが、やはり2枚ものにしたことで平凡すぎる内容になってしまい、折角の企画を潰してしまってますね、というベスト盤でした。
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