ケータイ刑事銭形泪4話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]
「銭形泪」第4話「舞台の上で死ねれば本望だ! ~劇団ちからわざ俳優殺人事件」の裏ネタ編・増補の第3回目(この物語についての通算では8回目となる)となる裏ネタ編は、この物語についての打ち止めとなります。今回はこの物語での舞台劇がこれだったことから「学園ドラマ」についてと、そこに出てきた小物から「教卓」について、「黒板」について、「バケツ」について、そして泪ちゃんはこれが起こったと思った口にした「漏電」について記します。
この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2008/7/29,31,8/5,7,9付けで記しています。)
「学園ドラマ」:物語の舞台を学校としたドラマのことである。また、学校全体やクラスなどを中心としたもの、ある一人の教師を中心としたもの、ある一人の生徒を中心にしたものに分類出来る。この物語の舞台劇はあるクラスを中心としたものであったが、佐藤二朗さんの校長先生が中心だったとも言える内容でしたね...
当然、小学校、中学校、高等学校、大学のそれぞれが舞台となる作品があり、それぞれに於いて名作と呼ばれる作品が生まれている。また、それ以外の学校としては、幼稚園や保育園、予備校や塾、専門学校、職業訓練学校(警察学校や消防学校など)を舞台とした作品もある。
ちなみに、「ケータイ刑事」は主役が女子高生であるが、学校が舞台になる物語は無く、「学園ドラマ」ではない。(何本かは学校が事件の舞台となった物語もあるが、それらも「学園ドラマ」とは言うことは出来ない。)
「教卓」:英語では「Teacher's Desk」、学校の各教室に設置されているものであり、教師が使用する机のことである。(教師が事務処理などを行うのに使う職員室にある教師用の机のことは含まない。)高さは1m前後であり、立っている教師が使いやすい高さに設計されている。また、天板の大きさは、幅は70cm~1m程度で奥行きは45cm~50cm程度というものが一般的である。
教室にあるため、小学校のように(一部の例外はあるものの)全教科を担任教師が教える場合を除いて、複数の教師が使用することになるため、共用設備ということになる。また、授業の際に教師が教科書や教材を置くのに使われるが、引きだしは無く、天板とその下に一段の棚が設けられている程度である。
また、学校の教室ではなく、体育館や講堂の舞台上に、講演会や演説会が行われる場合などにも使用される。これも「教卓」と呼ばれるが、学校の教室で使用されるものと比べると、見た目もしっかりしたものになっていて、木製のしっかりしたものが多い。また、こちらの教卓には、舞台上に設置されて使用されるのが一般的であるため、その際に使用されるマイクなどの備品を収納する引きだしが付いているものが多い。最近では、講演の際にパソコンを使って資料を見せることが一般的になっていることもあって、電気コンセントやパソコン接続用の端子などを備えたものもある。
「黒板」:白墨(チョーク)を使って文字や絵を書くこと/消すことが出来る板である。学校や企業の事務所などで広く使用されるものである。英語では「Blackboard」と言う。
板に油煙済や漆などの塗料が塗布されているため、黒または緑色をしている。(現在では緑色と言うのが一般的である。→それでも「緑板」でなく「黒板」と言う。英語の「Blackboard」の直訳した言葉が定着したためでもある。)
チョークで文字を書き、消すのは黒板消し(「黒板拭き」と言う場合もある。)を使う。原理は、雑巾のように黒板上に記されたチョーク(の粉)を拭き取る。そのため、使用した黒板消しにはチョークの粉が付き、叩いたらそれが飛び散ることになる。(汚れた黒板消しを外で叩いてチョークの粉を落として綺麗にする、ということが一般的に行われるが、掃除機の同じ原理で、クリーナーでチョークの粉を拭き取るクリーナーがある。)で、黒板消しは学校の悪戯の一つとして、古くからある。(教室の扉(→一般的に引き戸ですね。)に挟んでおき、扉を開けた人の頭に落ちるように仕掛けるというもの。)
チョークは粉が残り、また手にもそれが付いて汚れるため、近年では水性ペンを使ったホワイトボードと呼ばれるものに取って代わられるようになっている。(特に企業の事務所ではホワイトボードの方が主流である。)
近年では「電子黒板」と呼ばれるものが登場しているが、これは「ホワイトボード」をより使いやすくしたものであり、正確には「黒板」を電子化したものではない。(ホワイトボードを電子化したもの、と言った方が正しい。)しかし、「電子黒板」が登場した当初は、ホワイトボードもあったものの、一般的には浸透していなかったこともあって、「電子黒板」と呼ばれている。
電子黒板は、盤面上に書いた文字や絵プリントアウトすることが出来るものである。(要するに、移動可能なシートの上に文字や絵を書き、それをスキャニングして、ファックスの原理で紙に印刷する。)近年ではコンピューターと接続して使用するものも登場している。
「バケツ」:(主に)液体の運搬に使用される取っ手の付いた容器のことである。蓋の付いたものと付いていないものの両者があり、円筒形のものが一般的である。(正確には寸胴ではなく、円錐の一部分を切り取った形というのが正しいですが...)木製や金属製のものがあるが、現在では合成樹脂を使ったものが一般的になっている。
「バケツ」と言う言葉は、元々は英語の「Bucket」であり、鉱石や土砂の運搬に使用されている容器を指す言葉が訛ったものである。そのため「バケツ」以外の名称として「バケット」と言うことも(一部には)ある。
用途は液体の運搬(拭き掃除をする際の水を溜めておくというのは誰もがやっていますね。)に使用したり、家庭ゴミ(主に生ゴミなど)を一時的に保管しておく容器として使用される。また、液体でなくても粉末や小物の運搬、更には土や砂の運搬にも使用されることもある。更に、花瓶の大きなものと見なして、生花の一時的な保存用の容器として使用されることもある。
液体の運搬ということでは、火事の際に行われる「バケツリレー」が知られている。(最近では、バケツで水を運搬しなくても、大人数が列を作り、そこで物資の運搬をリレーすること自体を「バケツリレー」と言う様になっている。)これは、人が水の入ったバケツを移動して運ぶよりも効率が良いということで行われるものである。しかし、バケツリレーを行うにはちょっとしたコツ(水位、リレーの列、受渡しの際にバケツを持つ位置などは効率に直結する。)があり、それから外れると効率が悪くなる。(ちなみに「バケツリレー」と言う言葉は和製英語である。)
現在、一般的に販売されているバケツの容量は、せいぜい15リットル程度まで(大抵は10リットル以下である。)である。これは、容量が大きくなると大量の液体が入るが、それだけ重くなってしまい、運搬しにくくなるためである。尚、家庭ゴミの一時保管として使用される「ポリバケツ」と呼ばれるものがあるが、これは「バケツ」を大きくしたものである。但し、運搬するためというよりも一時保管用の容器という方が強くなっている。ポリバケツでは容量が50リットル~90リットル程度のものが一般的となっている。
「漏電」:文字通り、電気が漏れることである。電気自身は目で見ることが出来ないものであるため、「漏れる」と言っても、電気回路から外れて電流が流れる現象のことである。電気配線の絶縁が破けたり、絶縁されている導体間が何かによって接続されることで閉回路が作られ、予期していない所に電流が流れることである。
漏電が起こると、損失電力の増加になり、更にこれが感電の原因になったり、過熱して火災の原因になる場合もある。(火災に至らなくても、熱によって絶縁体が解けることがある。→更なる「漏電」となったり、ショートを起こす原因となる。)
漏電の原因となるのは、長期使用による絶縁体の経年変化によるものもあるため、定期的に点検は必要である。また、時々耳にすることがある動物(鼠など)がケーブルをかじったことが原因となる事故も、定期点検で早期発見が可能になり、事故防止に繋がる。
また「トラッキング現象」と呼ばれるものは、長年の使用で埃が溜まり、それが電気回路を作り、電流が(アース電位に)流れることである。これは過程でも起こることであるが、定期的に電気機器やコンセントを掃除していれば防ぐことが出来る。(→特にコンセント回りは、埃が蓄積しているのを忘れがちになってしまうだけに、1年に1回ぐらいは掃除をしましょう。)
尚、英語では「Leak」と言う。→秘密情報が漏れることを「情報がリークした」と言うが、その「リーク(Leak)」である。
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