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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その140) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「水族館」です。但し、正式な水族館だけでなく、「水族館もどき」も含むことにします。(というのは、「007」では大富豪が自分の要塞の中に水槽を設けているだけで、一般の水族館のように公開していないためです。)で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・2nd.8話」、「007」からは「私を愛したスパイ」です。

ケータイ刑事」:「・2nd.8話」。「私を水族館に連れてって! ~シーパラ尾行大作戦」という物語であり、サブタイトルにあるように、水族館に行く物語である。また、「・18話」や「・2nd.16話」のような展開でもあって、主人公の銭形が誘拐されるという物語でもありました。

麻薬の取り引きがあるという情報で、ちゃんと五代さんは容疑者のボンゴレ兄弟の尾行を開始する。で、ボンゴレ兄弟が向かったのは八景島シーパラダイスだった。ボンゴレ兄弟は麻薬取引など内容に振る舞って、シーパラで羽を伸ばす。で、ちゃんと五代さんも乗り物に乗ったり、(ボンゴレ兄弟を追って)水族館に入り、鑑賞していた。

やがて、ボンゴレ兄弟は別行動を開始したということで、ちゃんと五代さんも二手に分かれて尾行する。が、ボンゴレ兄弟は尾行されていることに気づいていて、これは罠だった。で、ちゃんがボンゴレ兄弟に捕まってしまう。

ボンゴレ兄弟はちゃんを連れて水族館の見学をする。(が、誘拐されたちゃんも水族館を結構楽しそうにしていました。)また、この時ちゃんは、ボンゴレ兄弟の次の行く先を聞き出し、何とかそれを五代さんに伝えようとしていた。(が、「」の五代さんと「」の高村さんの時と同様に、頓珍漢な解釈をする五代さん。が、偶然の一致というものの積み重ねで、正しい行き先が伝わってしまう。)

イルカのショーを見たボンゴレ兄弟と人質のちゃんは、ようやく麻薬の取り引き現場に向かうが、ちゃんの暗号を誤解して偶然辿り着いた五代さんによってちゃんは救出され、麻薬の取引相手たちと一緒にボンゴレ兄弟は逮捕された。

麻薬の取り引きまで時間があるからということで、ボンゴレ兄弟がシーパラで遊んでいるのはともかく、尾行中のちゃんと五代さんまでシーパラを満喫していたというのが面白い所でした。

007」:「私を愛したスパイ」。1977年のシリーズ第10作で、3代目の第3作である。シリーズが2桁に乗ったということで、記念作品となり、派手な秘密兵器(潜水艦にもなるロータス・エスプリがその筆頭である。)が登場する作品となった。

この物語での悪のボス・ストロンバーグは、アトランティスという要塞を海の中に作っていた。また、アトランティスは普段は海中にあるが、浮上して海上に出る事も可能なものである。ストロンバーグは海中にいる時は、優雅にクラシック音楽を聴きながら、海の魚や水槽の魚を見ることもあった。ストロンバーグのお気に入りの魚はミノカサゴであった。(ミノカサゴは、見た目は大魚のような鮮やかな色をしていて、綺麗な魚であるが、背びれにの棘には毒腺を持っている魚である。)また、アトランティス内の水槽にはジョーズをはじめ、数多くの目が飼育されている。→水族館と同様の大きな水槽が設けられている。一般の水族館のように公開していないので、「水族館」とは言えないが、「私設水族館」とでも言ったらよいものであり、「水族館もどき」ということになる。

彼は、原子力潜水艦の追尾システムを極秘に開発していたが、そのシステムが何者かによって盗み出され、それを東西両陣営に売ろうとしていた者がいた。研究が完了したことで、1000万ドルの契約金で雇った2人の博士(マーコヴィッツ教授とベックマン博士)に別れの挨拶をする席で、システムのマイクロフィルムが盗まれたことを口にした。で、ストロンバーグは秘書のミス・チャップマンに席を外すように言い、秘書は席を外し、エレベーターに乗った。が、途中で床が開き、秘書はジョーズが飼育されている水槽に転落する。ストロンバーグは、「裏切り者はお前だ」と言い、秘書の裏切りに死を以て償わせた。2人の博士もそれを見せつけられていた。で、約束の金を振り込むと言われて帰宅の途に就く。(この時、秘書がエレベーターから水槽に落とされたことで、2人は恐る恐るエレベーターに乗っていた。)無事にヘリポートに到着して安心した2人。で、ヘリコプターはアトランティスを離れた。が、ストロンバーグはモニターでヘリの様子を見ていて、アトランティスから離れて暫くすると、爆破スイッチを押し、2人の博士の乗ったヘリコプターは爆発した。(ストロンバーグは「事故だ」と言い、2人に支払う金の振り込みの中止を命じていた。)

更に、物語が進み、先のマイクロフィルムから、事件の背後にストロンバーグがいることが分かったボンドとアマソワ(=ボンドガール)は、英ソ協調ということで組んで一緒に調査を行っていた。で、ストロンバーグに接するため、海洋生物学者とその妻という事にして、ストロンバーグに面会を求めた。

で、アトランティスにやってきたボンドとアマソワ(一応、海洋生物学者夫妻としての来訪である。)はストロンバーグに会うが、この時に水槽の魚を見せられていた。→来訪者に見せるということで、ここでは一応「私設水族館」だったと言うことが出来る。

この時、ストロンバーグは、ボンドの言葉に違和感を感じ、海洋生物学者では無いことを見抜いた。とりあえずは無事にアトランティスを離れさせることにしたが、ボンド達がいなくなると、雇っている殺し屋のジョーズに、ボンドとアマソワを消すように命じていた。

共通点は、巨大水槽があって、数多くの魚が飼育されている施設であるということ、主人公の銭形/ボンドも鑑賞していたということである。(「水族館」と定義して語っているので、これは当たり前である、という事になりますが...)また、それがある場所(「ケータイ刑事」は八景島シーパラダイス、「007」はアトランティス)には他の施設があり、そこで働いている人がいるということである。(「シーパラ」は遊園地などがあり、「アトランティス」は海洋研究所でもある。)

違いは、「ケータイ刑事」では一般の人も訪れることが出来る水族館であるが、「007」では公開されていない個人的な施設であるということ、そして「ケータイ刑事」ではその場所では殺人事件は起こっていないが「007」では裏切り者の秘書が始末されたと言うことで殺人が行われている所である。(が、外にもれること無く、死体もサメが食べているため、表向きには何事もなかったということで処理されてしまいますが...)また、「ケータイ刑事」は実在の施設であるが、「007」はあくまでも架空のものである。

次回はシチュエーションと言うことで記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

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