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WAR『THE WORLD IS A GHETTO』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1972年に発表された彼らの5枚目のスタジオ・アルバムであり、全米No.1となったアルバムである。(1973年2月に2週連続1位になっている。)また、ロング・ヒットになり、1973年のBillboard年間アルバム・チャートでも堂々の1位を獲得している。ファンキーなサウンドをたっぷりと聴かせてくれるアルバムであり、聴き応えのあるものである。また、本アルバムはローリングストーン誌が2003年に発表したオールタイムの優秀アルバム500('70'sのアルバムが1/3強で、'60'sが1/4で、Top 10は全てこのどちらかである。)の中に選ばれている。(449位に選ばれている。)

収録曲は以下の全6曲である。『The Cisco Kid』『Where Was You At』『City, Country, City』『Four Cornered Room』『The World Is A Ghetto』『Beetles In The Bog』。

この中からシングル・カットされたのは2曲で、『The Cisco Kid』し最高位2位を記録し、1973年のBillboard年間シングル・チャートでも55位に、そしてアルバム・タイトル・ナンバーでもある『The World Is A Ghetto』は最高位7位を記録して、1973年のBillboard年間シングル・チャートでは94位にランクインしている。(次のアルバムからのシングル『Gypsy Man』が1973年の年間93位にランクインしていて、同じアーティストが年間チャートで続いた順位にランクインするという珍しいことが起こっている。)尚、『The World Is A Ghetto』はアルバム・バージョンは10分を越す大作であるが、シングルの方は時間の短い別バージョンである。

お薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーである『The World Is A Ghetto』と13分を越す『City, Country, City』、そして大ヒットを記録した『The Cisco Kid』をピックアップしておく。

収録曲数は6曲と少ないが、2曲が10分を越す大作で、更に1曲は8分半ということで、時間の方は44分弱ということで、当時のアルバムとしたら時間もたっぷりと長めである。

ファンキーなサウンドは'60'sから成長してきたものであり、'70's前半に大きく花開くことになるが、彼らはその時期のファンキー・サウンドを支えたバンドの一つでもある。まして、全米No.1となった本アルバムはその象徴となるアルバムでもある。ということで、本アルバムはファンクを聴く上では外すことの出来ないアルバムである。たっぷりと堪能しましょう!

 

The World Is a Ghetto

The World Is a Ghetto

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WEA Japan
  • 発売日: 2008/04/28
  • メディア: CD

The World Is a Ghetto

The World Is a Ghetto

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Avenue
  • 発売日: 1995/09/28
  • メディア: CD

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