ケータイ刑事銭形命5話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
「銭形命」の第5話「売れないモデルの悲劇! ~恋とオシャレと男のコ殺人事件」の「裏ネタ編」は4回目となる今回で幕とします。で、今回は「恋とオシャレと男のコ」関係から「麻祐子」について、「あずさ」について、「杏理」について、「腰崎」について、そして麻祐子が命ちゃんにこれを尋ねていたことから「諺」について記します。
また、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「麻祐子」:某モデル事務所のモデルNo.2、で売れないモデル3人組の1人である。3人の中では最年長である。3人の中では最もキャリアもあり、面倒見の良いところもあった。が、3人の中では最も恋にも傾くことがあって、そうなると周りが見えなくなってしまうということがあった。(相手が既婚者で子持ちということもあった。)
最終話で仕事の話が舞い込んだが、保留になったと言われ、マネージャー・腰崎のことを「詐欺師」と言っていたが、この時意外にも腰崎のこと話詐欺師呼ばわりしたことが何度か会った。(大人の事情についても色々と理解しているところがある。)結局、それから3年の間、売れないモデルを続けていて、3年後という設定のこの物語にも、そのままモデルとして所属しつづけていての再登場という形になった。
尚、演じたのは有末麻祐子である。
「あずさ」:某モデル事務所のモデルNo.1、で売れないモデル3人組の1人である。(No.1ということで、クレジット上は3人の中で最初にくる。一応、本作の主役は3人と言うことになっているが、強いて1人ということにすると、やはりあずさということになる。)3人の中では真ん中である。名古屋出身で上京してきた。名古屋にいる家族は大家族であり、一郎、二郎、三郎、五郞、六郎という5人の弟と七海という妹がいる。また、おばあちゃんも健在である。ボケキャラで、諺を正しく覚えておらず、適当なことをいつも言っている。(この物語で麻祐子が命ちゃんに諺を尋ねるのは、あずさだったら諺を正しく言うことが出来ないためである。)
貧乏くさいオーラを持っていると麻祐子に言われているが、明るく楽天的な性格もあって、余り気にしていないようである。また、サックスが得意であり、それを披露したこともあった。
13話で7代目・ケータイ刑事に決まり、売れないモデルから脱出出来ると思われたが、マネージャー・腰崎から保留になったと伝えられて、「心が折れた」と言っていた。
演じたのは岡本あずさであるが、何かと「銭形命」とはキャラ的に対極にあるキャラであり、今になって考えると、「銭形命」のための修行だったと言うことがよく分かりますね。(実際、本放送の時(=「銭形命」のことが伝わる前のことである。)にも、「銭形」を襲名する布石と感じられる所が色々とありました。)
「杏理」:某モデル事務所のモデルNo.3、で売れないモデル3人組の1人である。3人の中では最年少である。しっかり者であり、更に計算深く、論理的なキャラである。あずさが諺をいつも正しく言えないでボケると、それをいつも正しく言い直していた。
「ケータイ刑事」に関しても詳しく、12話の「ケータイ刑事になりたくて」と言う物語では、「ケー刑事ファン」が知っていることをいくつか口にしていた。また、その物語で青葉台学園の制服を着て銭形の訳を務めたのは杏理であった。
親との約束があって、売れないままだとモデルを辞めるということになっていて、最終話ではモデルを辞めようとしていたが、モデルを続けたいと親と喧嘩して、結局戻って来た。
この物語では、それから3年後という設定であったため、辞めていったと麻祐子が語っていたが、結局は親との約束もあって辞めていったということでしょうね...
尚、演じたのは岡本杏理である。
「腰崎」:売れないモデル3人組が所属する事務所のマネージャーで、3人(あずさ、麻祐子、杏理)の担当マネージャーである。(3人以外にも担当しているが、詳細は語られていない。)尚、「恋とオシャレと男のコ」では名前が出てくるが、あくまでも3人に対して電話をしてくるだけであり、劇中には姿を現していない。(声だけの登場もなかった。→よって、演じた人もおらず、今回の物語で初めて姿を現した。)
売れないモデルの3人組の担当マネージャーということで、仕事の話を持ってくるが、早とちりな所があったり、根回しが不十分ということもあって、仕事の話がキャンセルになったり、保留されたりということが何度もあって、3人組からは「詐欺師」と言われ、人間性までも疑われていた。
尚、事務所に入ってからの年数や過去については全て今回の物語で語られたことであって、「恋とオシャレと男のコ」ではヘッポコ・マネージャーというイメージだけが先行することになった。しかし、全13話で毎回名前が出てきてストーリーにそれなりに絡んでいるのに、一度も姿はおろか声だけの登場もなかったが、これは物語の作り方が上手いところでもありました。
「諺」:古くから人々の間で良いならされてきた言葉であり、簡潔ながらも教訓を含んでいたり、鋭い風刺をしていたりしていて、短い文章で真実を鋭く捕らえていたりしている。慣用句の一種であるが、慣用句は数語であって文章にはなっていないものが多いが、「諺」は使用している語数がもう少し多く、1つの文章になっている特徴がある。また、「格言」の仲間である。
尚、英語では「Proverb」という。
それぞれの言語に於いて独特の言い回しがあり、そこで使用されている単語を直訳して他の言語に翻訳すると、意味不明になる場合がある。また、古くからの経験を語り継いでいる言葉であるため、言語が異なると同じ内容のことでも全く異なる言い回しがされていることも多い。そのため、他の言語に翻訳する場合は、その言語の文化的な側面の知識が必要になることもある。
同じ意味の諺でも、言語の違いで全く異なる言い回しとなっているのは、それぞれの文化の違いが出ているだけに、そういうものを比べてみるのも面白い所である。
↓有末麻祐子出演作品
↓岡本杏理出演作品
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↓岡本あずさ関係(「ケータイ刑事」は除く)
↓参考まで
英語ではこう言う!―ことわざ・四字熟語・慣用句編 (KAWADE夢文庫)
- 作者: 牧野 高吉
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2003/10
- メディア: 文庫
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