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ケータイ刑事銭形泪21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形泪・裏ネタ編」も今回からは通算では21話となる2nd.8話の「おーっほほほほほほほ! ~お犯人はアナタお殺人お事件」に突入です。この物語の「裏ネタ編」は過去にPART 8まで記している(2009/3/26、29、30、4/1、2、4、6、8日付けで記しています。)ので、PART 9からということになります。今回は物語の冒頭でちゃんが食べようとしていた「おにぎり」についてと、ちゃんが買っていたおにぎりの種類である「」、「たらこ」、「オカカ」について記します。尚、「おにぎり」については「・21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 3」で、「鮭」については「・6話[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして加筆し、「オカカ」については「・12話[裏ネタ編]PART 4」で「鰹節」として記したものをベースに加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。

おにぎり」:「にぎりめし」「おむすび」という言い方もある。また、地方によっては「お」を付けずに「にぎり」と言う所もある。漢字を使って表記すると「御握り」と記す。また、英語では「Rice Ball」という。

炊いた米に(主に塩)味を付けたり、具を中に入れたりして、三角形や俵形、球状などに握って固めた食べ物のことを言う。また、握った一つ一つを海苔で包むようにするのが一般的である。海苔を使わない場合は、胡麻を振りかけるというのも一般的である。

元々は携行食として、または残ったご飯の保存方法の一つとして生まれたものである。そのため、長い間、弁当の王様というような存在であった食べ物である。最近では食べやすさということからも注目されるようになり、コンビニの看板商品にもなっている。

おにぎりの中に具を入れるのは、味を付けるという意味合いがあるのは言うまでもないが、梅干しなどのように殺菌作用があるものを入れることで、携行食としての保存性を高めている。また、塩で握るのは、塩の殺菌作用を利用しているためでもある。(そのため、減塩おにぎりというのは、形はおにぎりであっても、本来のおにぎりでは無いということになる。→コンビニで売っているおにぎりは、ある意味では日本の古来からある「おにぎり」とは別物と言っても良い。何せ、握っているのではなくて型にご飯を入れて押し固めているものてすから...といっても、家庭用でもおにぎり製造用の型というものも一般に市販されていますけど...)

作り方は、地方によっては多少異なる所があるが、基本的には、ぬるま湯で濡らした手の水を切り、塩を眩し、1個分のご飯を取り、外側を軽く片目、中に具を入れる。それから数回に分けて均等になるように握り、ご飯を回しながら形を整えるように握っていく。柔らかいと崩れてしまい、固すぎると食感が悪くなる。バラバラにならないように、ある程度固まるように握るのがコツである。

また、握ったおにぎりの表面に醤油を塗り、それを火であぶった「焼きおにぎり」というものもある。これは「おにぎり」の加工例の一つである。

また、握るご飯は白米ではなく、赤飯やチャーハン、炊き込みご飯などでも構わないのは言うまでもない。(コンビニではそういうものも多いですね。)更に、チキンライスを薄焼き卵に包んだオムライスといったおにぎりもコンビニでは販売されている。

」:サケ目サケ科の魚である。またはベニザケ、ギンザケ、マスノスケなどの総称としてもこの言い方が用いられる。また、「酒」との混同を避けるために「しゃけ」と呼ばれることや、英語の名称である「サーモン」と呼ばれることもある。

体長は、成魚では1mほどになる。(キングサーモン(マスノスケ)のように2mぐらいにまで成長するものもいるが、平均的には1m程度である。)あぶらびれをもっていることが特徴である。背面は青灰色、腹面は銀白色をしている。また、産卵期には紅色の斑点が生じる。(この時期の雄の吻は突出して曲がるという特徴がある。)

日本海と北太平洋(オホーツク海やベーリング海など)に分布していて、これらに注ぐ川に産卵のために遡ることが知られている。(遡る川は、日本では北海道、それ以外ではロシア・極東地域やアメリカ・アラスカ州などが主な所である。→日本では、太平洋岸は千葉県の夷隅川、日本海側は山口県が南限とされている。)産卵で川を遡り、川の上流で川底に穴を掘り、その中に産卵し、砂礫で覆い隠す。尚、産卵を終えた鮭は死んでしまう。孵化した稚魚は川を下り、海に入り成長する。そして2~5年で成魚となり、今度は生まれた川に戻ってきて産卵をする。(尚、成長して生まれた川に戻ってくる確率は数十分の一とされている。)

主に食用として利用されるが、鮮魚としての利用よりも加工されて食用にされることが多い。日本では新巻鮭が最も知られているが、北米ではスモークサーモンのように燻製とされたものが最もよく知られている。それ以外でも、塩漬けにしたり、缶詰にされる。→基本的に保存食品として利用されることが多いのが特徴である。(寿司ネタとして、鮮魚としての利用もありますが...)

日本では特につきあいの古い魚の一つであり、先史時代から捕獲されて食用にされていたとされている。特に、北海道の先住民であるアイヌ民族が利用していたことはよく知られている。また、東北地方でも縄文時代などの遺跡(貝塚)から鮭の骨が出土していることから、食用にされていたことが分かっている。

また、現在では人工孵化も広く行われている。正確には「人工孵化」ではないものの、1763年に越後・村上藩の青砥武平治が三面川にサケの産卵場所を設置した人工川を設けることを行い、鮭が増えるように手を打ったという記録がある。「人工孵化」ということでは、明治初期に茨城県・那珂川で試験的に行われ、1888年に北海道・千歳川に中央孵化場が建設されたことから本格的に始まった。

ちなみに、俳句の世界では、鮭の産卵期が9月頃から始まるため、秋の季語となっている。また、英語では「Salmon」、フランス語では「Saumon」、イタリア語では「Salmone」、スペイン語では「Salmón」と言う。

この物語では、おにぎりの具としての登場であったが、おにぎりの具材としての鮭はとても人気の高いものである。

たらこ」:漢字で記すと「鱈子」。文字通り、鱈の子供である鱈の卵巣である。(広義ではマダラなどの卵巣も含むが、狭義ではスケトウダラの卵巣を用いた加工食品のことを指す。)主にスケトウダラの卵巣を用いて、それを塩漬けしたものである。英語では「Cod Roe」と言う。

また、食品色素を用いて赤く着色することもあって、「紅葉子」と呼ばれることもある。塩漬けの際、唐辛子も用いて漬け込んだものもあって、これは範多名物の「辛子明太子」として広く知られている。また、マダラの卵巣を用いたものもあるが、これは「マダラ子」と呼ばれる場合もある。

主な産地は北海道などであり、北海道白老町の虎杖浜産のものは有名であり、北海道ではその他の所でも製造されている。尚、「辛子明太子」も「たらこ」の仲間であるが、これは「辛子明太子」としての知名度も高く、「たらこ」とは区別されている。

食べ方としては、そのまま食べる、加熱して焼きたらことして、おにぎりの具、お茶漬けの具、イカと和えて酒肴として、というものがある。また、スパゲッティにあえて食べるという食べ方も最近では広がっている。

この物語では、おにぎりの具としての登場であったが、これは鱈子の食べ方としてはポピュラーなものである。ところで、おにぎりに鱈子を入れる場合は、輪切りにしたものを何切りの中に入れるというのが一般的であるが、鱈子をつぶしたものを入れるという方もいるようですね。

尚、俳句の世界では「鱈子」「たらこ」「タラコ」冬の季語である。

オカカ」:削った鰹節を煮付けにしたり、醤油であえた食品である。これもおにぎりの具材としてはポピュラーであり、人気の高いものの一つである。

「鰹節」は鰹の保存食品であり、日本人は縄文時代から鰹を食材としていて、縄文時代の遺跡から出土している。(但し、当時は鰹節としてではない。)鰹を干したものとしては5世紀頃に既に存在していたとされていて、飛鳥時代には干し鰹が献納されていた記録がある。また、室町時代には削り節(現在で言うところの「なまり節」)が存在していたことも分かっている。

一般的な鰹節の利用方法は、だし汁を取るのに使用されたり、削ったものを他の食品に掛けて一緒に食べるということであるが、佃煮にしての利用というものも広く、佃煮や醤油をあえたものをおにぎりの具材として利用するというのも一般的に行われてきた。(鰹の魚肉であるため、栄養価もありますからね。)

鰹節は、基本的には鰹の肉を茹でて、それを乾燥させたものである。(製造工程の違いによって、異なった鰹節になる。)茹でて乾燥させたものを「なまり節」、なまり節を燻製処理したものを「荒節」、荒節にカビを付けて水分を抜き、更に熟成させたものを「枯節」と呼ぶ。また、大きい鰹の肉を3枚におろし、それを更に二つ割りにしてから鰹節に加工されるが、肉を割った後の背側を「雄節」、腹側を「雌節」と呼び、小さい鰹を腹と背に割らずに二つ割りにしたものを「亀節」と呼んで区別される。尚、これらの鰹節はある程度の大きさの固まりであるが、それらを薄く削ったものを「削り節」と言う。

江戸時代以前の「鰹節」というと「なまり節」であり、荒節以降の加工工程が必要となる鰹節は江戸時代になってから登場している。まずは燻製方法が発明されたことで荒節が登場した。また、土佐藩では鰹節にカビが生えることに悩まされていたが、そのカビを利用して乾燥させる方法が考案されたことによって枯節が登場した。(どうしても生えてしまうカビを逆に利用することで、これが味がよいとされて、高級品を生み出すことになった。→何が幸いするのか分からないものですね。)

 

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