「日本女侠伝」(その1) [映画(邦画)]
懐かしの邦画ヒーローシリーズの第43弾として取り上げる作品は「日本女侠伝」シリーズです。この作品は「緋牡丹博徒」シリーズで女任侠スターとなり、東映の看板女優となった藤純子主演による新たな女任侠映画シリーズである。(「緋牡丹博徒」シリーズと平行して製作されている。)東映得意の任侠映画であるが、それに藤純子のキャラを上手く絡めた作品となって、本作と同時期に続いていた「緋牡丹博徒」シリーズとはまた違った独特の世界を築き上げたシリーズである。
尚、本シリーズ、最初の1969年は1本の製作で、1970年と1971年には2本ずつ製作されて、全部で5作が製作された。(「緋牡丹博徒」は本誌レーズが始まったことで、1970、1971年は1本ずつとなったが、最終作は1972年に1本が製作されている。尚、藤純子は1972年に結婚のために引退した。(その後、1974年に「寺島純子」の名前で芸能界に復帰、1982年に女優として復帰、1989年に「富司純子」に改名して女優を続けている。))
今回は初回ということで、各シリーズ作品のおさらいということで、各シリーズ作品のタイトルを記しておく。
シリーズ第1作「日本女侠伝・侠客芸者」(1969年)、シリーズ第2作「日本女侠伝・真赤な度胸花」(1970年)、シリーズ第3作「日本女侠伝・鉄火芸者」(1970年)、シリーズ第4作「日本女侠伝・血斗乱れ花」(1971年)、シリーズ第5作「日本女侠伝・激斗ひめゆり岬」(1971年)。
次回からは、年代順に、それぞれのシリーズ作品の各作品について記していくことにします。
DVD化して欲しいシリーズです... ↓はビデオです。
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