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メジャー(6th.)#9 [アニメ]

物語が急に幕引き体制に入った感じになってしまった今回の物語でした。一応、6th.も全25話ということになっているが、本当にそこまでやるのか?という感じで、あと数回で終了といった感じの展開となってしまい、面白くありませんでした。この辺りは、原作漫画もそうであったが、行き着くところまで言ってしまったという印象が出ていたが、それがアニメの方にも波及していたといったらいいでしょう。それにしても、ギブソンの過去を描くにしては、余りにも軽い扱いでしたね。

オリバー医師に呼ばれた吾郎はAAの試合が行われている休場に連れて行かれた。そして、そのマウンドにはあのギブソンがいた。オリバーは、この試合を見に、ジュニアも来ていると告ると、自分とギブソンとの間にあったことを語り始めた。

そして、それは、ギブソンが10年前に日本からアメリカに戻ってきてからのことだった。その話を聞いた吾郎はしっかりとギブソンからのメッセージを受け取ったようだった。

オールスターが終了し、後半戦がスタートした。相手はシルヴァノイルコヨーテス。ホーネッツの先発は吾郎だった。いきなりヒットと四球、四球で無死満塁のピンチを作った吾郎だったが、以前の吾郎とは違っていて、球速は100マイルを出していた。バッターのシルヴァは、先日の3Aで対戦した時とは違い、ワールドカップの時の吾郎に戻っていることを感じ取り、勝負に燃える。吾郎の速球が決まって三振。更に連続三振で吾郎は無死満塁を無得点に抑えた。試合の方は、ワールドカップの時の迫力を取り戻した吾郎が完封してホーネッツの勝利。吾郎はプロ選手としての存在理由と、射たれればまたはい上がればいい、というギブソンの言葉から、かつての姿を取り戻したのだった。

本作では、ギブソンの過去というのは大きなポイントである。それをオリバーが語るという形で伝えたのは良いのだが、もう少し重みを持たせて描いて欲しかった所である。この点が残念な所でした。で、ワールドカップでの姿を取り戻した吾郎ということで、物語としたらお役ご免と言う感じが残っただけでした。

そんなこともあってか、次回は日本に戻って清水の物語ということで、いよいよ吾郎と清水のゴールインに向かっての物語に突入ということで、本作もいよいよ終局に突入と言ったところですね。(本当にあと16話も必要なのか疑問です...)

 

↓原作ではこの辺りです。

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