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ケータイ刑事銭形雷1話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第1話「カミナリ刑事登場! ~お天気クイーン殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の3回目(通算で4回目)となる今回は、冒頭でちゃんがこれを測定していたということで「気温」について、「湿度」について、これを耳にしたことでちゃんは駆けつけたということで「悲鳴」について、その場でこれではないかと言われた「空耳」について記します。尚、「悲鳴」については「・38話(2nd.25話・AS3話)[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして加筆しました。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/1/2付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

気温」:大気の温度のことである。(その省略形でもあって、それが一般名詞となった言葉でもある。)但し、世界的に、測定する位置が定められている。地表から1.5mの高さに設けた百葉箱の中で測定することになっている。(直射日光の当たらないポジションということになる。)

英語では「Temperature」、ドイツ語では「Temperatur」、フランス語では「Température」、イタリア語とスペイン語では「Temperatura」(但し、発音は異なる)と言う。

日本で観測された最高気温は40.9゜C(2007/8/16の熊谷市と多治見市)、最低気温は-41.0゜C(1902/1/25の旭川市)である。また、世界では、最高気温は58.8゜C(1921/7/8のイラクのバスラ)、最低気温は-89.2゜C(1983/7/21の南極・ボストーク基地)である。しかし、これらはあくまでも気温の測定が行われている定点での観測地であるため、日本でも世界でも、この最高気温以上や最低気温以下の気温に達しているかもしれない。(当然、これらの記録は観測体制がととのってからのものであるため、せいぜいここ100年ちょっとのことであるため、それよりも昔に記録している可能性もある。)

湿度」:大気中に含まれている水蒸気量を表す尺度のことである。何種類かの算出方法があるが、一般的に用いられるものは相対値であって、「%」で表される。

一般的に新穂される湿度は、実際に大気中に含まれている水蒸気の量と、その気温の時に大気が含み得る最大限の水蒸気量との比を百分率で表したものである。(天気予報などではこれを一般的に「湿度」と呼んでいるが、正確に言うならば「相対湿度」となる。)

また、1気圧の1立方メートルの空気中に実際に含まれている水蒸気量をグラム数で表したものを「絶対湿度」と呼ぶ。

空気中の水蒸気量は、気温によって最大値が変化する(気温が高くなるほど多くなる。)ため、同じ水蒸気量であっても気温が高いと(相対)湿度は低くなる。また、絶対湿度では、同じグラム数であった場合、気温が低いほど、よりじめじめした感じを受けることになる。(絶対湿度が高くなる。)

英語では「Humidity」、ドイツ語では「Luftfeuchtigkeit」、フランス語では「Humidité」、イタリア語では「Umidità」、スペイン語では「Humedad」と言う。

悲鳴」:苦痛や驚きなどのために、思わずあげる叫び声のことを指して言う。(「キャー!」という声ですね。)または、「弱音」「泣き言」「悲しみ泣くこと」という意味がある。一般的には前者の叫び声の意味で使われることが多く、後者の意味で使用されることは少ない。(後者の意味で使われる例としては、「嬉しい悲鳴」や「忙しくて悲鳴を上げる」という慣用句としてというのが殆どである。)

イメージとしては女性がこれを上げることが多いのだが、男性であっても悲鳴をあげることはある。というより、悲鳴を上げない男の方が不自然である。(そもそも、悲鳴は男女という性別には関係ないものである。)

英語では「Scream」、ドイツ語では「Schrei」、フランス語では「Cri」、イタリア語では「Grido」、スペイン語では「Alarido」、韓国語では「ピミョン」という。

また、叫び声であることから、悲鳴はよく通る声として知られている。ある意味では、助けを求める声でもあり、そういう声がよく通るというのは、なかなか上手くできていると感じるところである。

また、「悲鳴」というと連想されるのは「ホラー映画」である。この場合は苦痛というよりも驚き(しかも恐怖から来るものである。)のために出す声となる。ホラー映画を映画館で楽しむには、悲鳴を楽しむというちょっと拗ねた楽しみ方も出来ないことはない。(これは、DVDなどで個人的に鑑賞する場合には味わうことの出来ないところでもある。)

日本語に訳すと「悲鳴」というタイトルの映画もある。(但し、邦題は日本語に訳さずに、原題をそのままカタカナ表記にしたものですけど...)1996年から2000年に製作された映画「スクリーム」(原題:SCREAM)、「スクリーム2」(原題:SCREAM 2)、「スクリーム3」(原題:SCREAM 3)は諸にこの言葉をタイトルにした作品であり、3部作として知られている。(映画では「3部作」というものが非常に多いですね...)このシリーズの中では、やはり第1作の評価が高い。(続編はいまひとつ、という映画界のパターンに漏れていない。)また、思わぬ大物俳優が少しだけ出演しているということでも知られている作品である。(第1作の)作品データを記しておくと、監督はウェス・クレイヴン、脚本はケヴィン・ウィリアムソン、撮影はマーク・アーウィン、特殊効果はKNB EFX、音楽はマルコ・ベルトラミ、出演は、ネーヴ・キャンベル、スキート・ウールリッチ、ローズ・マッゴーワン、コートニー・コックス、デヴィッド・アークエット、ジェイミー・ケネディ、マシュー・リラード、ケヴィン・パトリック・ウォールズ、たちであり、ドリュー・バリモアが冒頭に少しだけ出演しているのと、リンダ・ブレア、ウェス・クレイヴンがカメオ出演しているというのもポイントである。

尚、「スクリーム」3部作は全てネーヴ・キャンベルの主演であるが、3作全てを見ると、どうしてこうも同じ人に対して事が起こるのですかね?と突っ込みたくなってしまいます...

また、イタリア語の「悲鳴」である「グリード」という言葉をタイトルにした作品も、B級ホラー作品が得意であるイタリア映画にはいくつかある。しかし、イタリア映画はあまり日本では公開されないのが残念なところである。

ちなみに、1998年のアメリカ映画「ザ・グリード」は「悲鳴」とは関係ない。(原題は「DEEP RISING」であり、モンスター・パニック映画である。)

空耳」:実際には音がしていないのに、それを聴いたように思うことである。医学的には「幻聴」と言う。古語では「空音(そらね)」とも言った。または、聴いていても聞こえないふりをすることを言う。更に、言葉遊びの一つであり、(主に外国語の)言葉を何らかの意味を持った日本語に聞こえるようにしたり、歌の歌詞などを本来の言葉の音の区切りを無視して異なる意味を持った言葉に解釈して遊ぶものである。(例えば、BILLY JOELの『Uptown Girl』で、「♪Uptown Girl」と歌っているところを「おっちゃんが」と聞こえるなどがこの遊びである。)

この物語では、ちゃんだけが聞いたと言い、他の人は聞こえなかったと言っているので、存在しない音を聴いたという現象の「空耳」ということになる。(ちゃん以外の人にとったら「空耳」と言うのはおかしいことではない。→「幻聴」と言っても良いのだが、「幻聴」と言う言葉を使うとそれだけで(精神的な)病気になっているというイメージがする。(「空耳」と言うと、病気というイメージは無い。))しかし、実際には別の気象的な現象(逆転層現象とトンネル現象)が起こっていたため、ちゃんの空耳ではなかったというのがこの物語のポイントでした。

英語では「Mishearing」または「Imagination」と言うが、前者は「聞き違い」というニュアンスがあり、「空耳」とは少し異なった意味を持っている。また、後者は「気のせい」と言うニュアンスがあるため、こちらの方が日本語の「空耳」(第1の意味での「空耳」)に近い言葉ということになる。

 

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