メジャー(6th.)#13 [アニメ]
物語としては波乱の展開を進んで行くはずなのに、全く面白くない。というのは、吾郎が優等生のようになってしまっているということがつまらない物語にしてしまっている。マードックの過去が語られて、マードックが今のようになった理由が描かれたため、キャラクターが分かったというのは良いのだが、物語としたら見せ場のないもので終わってしまったのが残念でした。
まあ、チームの優勝のことよりも客が入って儲かることの方が大事なオーナーと、それでも何とかしてチームの和を求めて何とかしようとして苦悩する監督、そういうことを見透かしているベテランの守護神など、それぞれの立場での人間描写はそれなりに出来ているだけに、ちよっと残念な物語でした。
5連敗で一気に優勝争いから後退したホーネッツ。今日もマードックがブレーキとなって敗れて6連敗となった。焦るマードックは試合中でも色々と苛立っていた。で、連敗は吾郎の前回の登板から始まっていることから、吾郎は自分で連敗を止めようと、強い決意でマウンドに。また、監督もブレーキとなっているマードックに最後のチャンスを与えた。吾郎は相手を抑え続けるが、味方も点を取れないでいた。そんな中、ショートゴロがちょっとしたことからセーフとなり、判定はエラーとされた。これでますます浮いた存在となるマードック。が、そこに吾郎が口を出して...
波乱の展開にしようというのは分かるが、優等生となった吾郎(それだけ成長したということになるのだが...)の物語ということでは魅力が無いだけに、原作漫画の迷走とほぼ同じ状態に陥っただけでした。
↓原作漫画ではこの辺りです。
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