CHICKEN SHACK『40 BLUE FINGERS, FRESHLY PACKED AND READY TO SERVE』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1968年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。イギリスを代表するブルース・バンドとして知られる彼らは、1967年のデビューから現在まで、メンバー・チェンジを繰り返しながらも現役のバンドとして活動を続けている。そんな彼らにとっての出発点となったアルバムが本作である。また、本アルバムには、後にFLEETWOOD MACのメンバーとなって大活躍をすることになるCHRISTINE McVIEが正式メンバーとして参加していることでも知られているアルバムである。(彼女は、次作「OK KEN」までメンバーであり、脱退している。)本アルバムは、イギリスで最高位12位を記録していて、幸先の良いスタートを切ることになった。
収録曲は以下の全10曲である。『The Letter』『Lonesome Whistle Blues』『When The Train Comes Back』『San Ho Zay』『King Of The World』『See See Baby』『First Time I Met The Blues』『Webbed Feet』『You Aint No Good』『What You Did Last Night』。
お薦め曲は、『When The Train Comes Back』『San Ho Zay』『First Time I Met The Blues』『What You Did Last Night』という所をピックアップしておく。
イギリスの三大ブルース・バンドの一つとして知られている彼らであるが、本アルバムはデビュー・アルバムであるが、ブルースてはなかなかのデキである。確かに、若さから来る荒削りで詰めが甘い所もあるのだが、若さというエネルギーがそれを跳ね返すだけの仕上がりになっている。
また、CHRISTINE McVIEはキーボードで参加しているということで、本アルバムでは前面には出ていないが、演奏の方はしっかりしたものを披露していて、曲の良さを引き出す役割を十分に果たしている。
ということで、ブルースがお好きな方には外すことの出来ない'60'sブリティッシュ・ブルースの傑作であるので、たっぷりと味わいながら聴きましょう!
Forty Blue Fingers, Freshley Packed and
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Columbia Europe
- 発売日: 1994/08/04
- メディア: CD
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