ケータイ刑事銭形泪31話(2nd.18話)[裏ネタ編]PART 11 [ケータイ刑事]
「銭形泪」の2nd.第18話(通算では第31話)「君の瞳はゲッツーコース! ~野球大会殺人事件」の裏ネタ編・増補は今回が3回目(この物語では通算11回目)となるが、今回は監督・泪ちゃんが出した指示「打順は勝てそうな打順にして下さい。で、ポジションは各自の宿題にします」という言葉に関係する事柄として、「打順」について、「ポジション」についての野球関係の事柄と、「宿題」について、そして泪ちゃんはこれを買ってきなさいというサインを決めたことから「ジュース」について記します。
また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/8/31、9/2、3、5、6、9、10、12日付けで記しています。)
「打順」:野球に於いては、選手が攻撃を行う際の打撃の順番のことである。英語では「Batting Order」と言う。(野球に準ずるソフトボール、軟式野球でも同じである。)また、ゲートボールやクリケットに於いても、攻撃の際の選手の打つ順番のことを指す。
この物語では野球の話であるので、当然のことながら9人の選手の打つ順番のことである。日本では各打順に於いて、チーム構成上の理想の選手起用法というのがあって、そのイメージに近い選手が起用される傾向がある。しかし、その考えはアメリカでは異なっている所があって、日本とアメリカの野球では、打順のイメージが異なっている所がある。(特に、日本では「最強打者は四番」という考えが定着しているが、アメリカでは「最強打者三番」という考えが強い。)しかし、一番打者については足が速くて出塁率の高い選手という考えは共通している。
泪ちゃんは「勝てそうな打順」という注文を付けただけで、勝って効き目なさいとしているが、基本的に打順は監督が決めるものである。選手の力を全く分かっていないというのなら、選手でじゃんけんをさせて、勝った者から並べていくとか、名前の五十音順にするとか、普通の野球では考えられない(あり得ない)打順の決め方を見せてもらいたかったところでもありました。
「ポジション」:英語では「Position」、「位置」「場所」「役職」「地位」という意味がある。野球を含むスポーツでは、選手の定めれた配置する位置のことを指す。(野球では「守備位置」ともいう。)しかし、スポーツでも、野球のように攻撃する側と守備の側の位置が競技場で決まっている競技と、サッカー、ラグビー、アメフトのようにグランドの対向する位置に攻撃を行う競技とでは、選手の「ポジション」と言っても流動的な部分がある。(テニスやバレーボール、バトミントンのように、コートを使っている競技は前者に準ずる形になる。)
前者の競技の代表的なものは野球である。9人の選手の守備位置のことを「ポジション」と呼び、基本的な位置が決まっている。その位置は、打球が飛ぶ確率の高い位置に配置されたものである。(投手と捕手以外に、内野に4人、外野に3人という配置。)しかし、作戦として、各守備位置の選手は基本となる位置以外の場所で守備を行っても構わない。(「○○シフト」と呼ばれるものがこれである。但し、元々の守備位置は打球が飛んでくる確率から決まったものであるため、それだけリスクも大きいことになる。しかし、そのポジションに打球が飛んできたら、普通はヒットになる打球がアウトになることもある。)→後者の代表として、サッカーに於けるゴールキーパーが、どうしても得点を取りたい場合、攻撃に参加してゴール前を開けて開いてゴール前に上る場合があるが、それと同様である。
泪ちゃんは「各自の宿題にします」と言ったが、選手のポジションは監督が決めるものであるのは言うまでも無いだけに、完全に「監督」という名前だけに憧れているだけで、「監督の仕事」がどういうものなのかを全く分かっていないということですね。→IQ180の頭脳を駆使して事件を解決する泪ちゃんでも無知なところがあるということで、安心してしまいますけど...
「宿題」:学校で学習したことの復習のため、または次の授業の予習のために、家庭でやるために教師が出題する課題のことである。アメリカ英語では「Assignment」、イギリス英語では「Homework」と言う。(イギリス英語では「Assignment」は「研究課題」という意味になる。)
学校で出される時には未解決の状態であって、家庭が各自が解くものであるが、出された方は面倒がって後に回そうという傾向があることから、この意味が転じて、「後日に解決差無ければならない問題」「面倒だが今解決しなければならない問題」という意味としても使われるようになった。
この物語では、これから行われる野球の試合に於ける選手の守備位置についてを監督の泪ちゃんが言ったが、当然のことながら家に帰って解く問題ではなく、「今、解決しなければならない問題」と言う意味となる。それにしても、チーム(タイホーズ)としてこれまでに試合を行っているだけに、その時のボジョンを教えて貰ってその通りにするということぐらいするべきだと思うのですがね...→完全に「監督」という名前に浮かれている泪ちゃんということですね。
で、監督の泪ちゃんはベンチから追い出されてしまったということになったが、この試合に於いてタイホーズは、いつもの通りのボジョンと打順ということにしたのでしょう。(高村さんも先発メンバーから外れていましたし...)まあ、オーソドックス過ぎる決め方ということになるが、最も無難なところでもありますね。
「ジュース」:英語では「Juice」、果物や野菜の絞り汁、果汁のこと、またはそれを加工した飲料、若しくはそれに似せて作った飲料のことである。
本来の意味は果物や野菜を絞った汁のことであるため、「果汁100%」と呼ばれるものだけということになる。実際、日本の法律(JAS法)では「果汁100%」で無ければ「ジュース」という名称を付けて販売することは認められていない。(野菜ジュースの場合、野菜と果汁を混ぜたものについては果汁が50%以上であれば「野菜ミックスジュース」という名称の使用は許可される。)尚、糖類、はちみつ、塩分などの添加は認められており、果汁に濃縮還元を行ったものの使用も認められている。
しかし、法的には「ジュース」としては認められていない「果汁を加工した飲料」(例えば果汁50%や30%などの低果汁飲料のことも、1%程度の低果汁の入った炭酸飲料などのように、果汁が入っている飲料のことも「ジュース」と認識されている。更に、果汁を全く使用していない無果汁飲料(特にコーラなどの炭酸飲料)のこと、則ち「ソフトドリンク」と一般に呼ばれているものまでも「ジュース」という認識があって、そういうものも「ジュース」と呼ばれる傾向がある。(元々は、糖類を加えた清涼飲料水は果汁の金剛に関係なく全て「ジュース」と呼ばれて販売されていた敬意がある。)それを果汁100%のものだけしか「ジュース」という表記が出来なくしたという法律改正が後だったことが問題なのである。
尚、最近ではメーカーの努力もあって、「ソフトドリンク」または「清涼飲料」という言い方が広がっているが、今だに果汁に関係なくて甘い飲料は「ジュース」と言う認識があるだけに、簡単には変わらないでしょうね。
尚、糖類が入っていない牛乳やお茶(ウーロン茶や緑茶など)、更にはミネラルウォーターについては、流石に「ジュース」と呼ばれることは無いが、カルピスのような甘いものはやはり「ジュース」と呼ばれることがある。それだけに「果汁100%」でなければ「ジュース」と呼んではならないという所を改善すべきであって、「果汁100%」は「ジュース」ではなくて別の言い方にするべきだと思うのですが...
そういえば、関西ではサンガリアが製造販売しているものに「みっくちゅじゅーちゅ」というものがある。これは喫茶店の定番メニューであるミックスジュースを再現したもので、オレンジ、りんご、バナナ、パイナップル、桃の果汁をブレンドした果汁飲料である。(果汁は20%である。)果汁100%でないため「ジュース」という名前を使うことが出来ないため「ミックスジュース」をもじった「みっくちゅじゅーちゅ」とネーミングされたのだが、関西らしい発想である。果汁は20%ということで、ミックスジュース風ということになるが、100%でないことから飲みやすいものでもある。(飲んだことがなければ、一度は飲んでみることをお薦めする。最近ではネットでも買えますし...)
↓泪ちゃんに送ります。
↓ここまでのものは泪ちゃんには...
↓いくつか
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↓これが「みっくちゅじゅーちゅ」です。
大阪生まれ喫茶店の味 みっくちゅじゅーちゅ 190g*30本
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