ケータイ刑事銭形雷4話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
「銭形雷」の第4話「死体は夜あるく? ~病院たらい回し殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の3回目となる今回は、この事件の凶器となった「メス」について、それがここ製のものだったということで「ゾーリンゲン」について、これで出来ていると言うことで「18金」について、そして被害者の頭はこれだったということから「アフロヘアー」について記します。尚、「ゾーリンゲン」については「愛・21話[裏ネタ編]PART 1」で、「アフロヘアー」については「舞・1話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして加筆しました。
尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/1/23付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。
「メス」:一般的に「メス」と言うと、動物に於いて「雄」と対比されるポジションの「雌」と認識されるが、この物語では道具(刃物)であり、この場合は手術用のナイフとして使用されるもののことである。
英語では「Scalpel」、ドイツ語では「Skalpell」、フランス語では「Bistouri」、イタリア語では「Bisturi」、スペイン語では「Escalpelo」と言う。また、日本語で「メス」というのはオランダ語で刃物という意味の「Mes」から来ている。(オランダ語でも「メス」のことは「Scalpel」と言う。(英語と同じ綴りであるが、発音は異なる。))
数ある刃物の中でも最も鋭利な刃物であって、刃の部分に皮膚が触れた程度でも切断することが出来るほどの鋭い刃を有している。
衛生上の理由から、メスは使い捨てにされるのが一般的であるが、刃の部分のみ使い捨てにされるものと、柄の部分を含めた全体が使い捨てのものとがある。(刃のみ使い捨てのものは、刃を交換した場合、柄の部分はしっかりと消毒されるのは言うまでも無い。)一部の国では、消毒が困難な病原体に対しては使い捨てのメスの使用が義務づけられている所もある。
日本でも現在では使い捨てのメスが広く普及していて、殆どが使い捨てのメスが使用されている。しかし一般にはこのことはあまり知られていない。これは、昭和初期までは、大きな病院では使用したメスを研いで再使用出来るようにする部署(研磨室)があったことから、メスは研いで再使用するもの、という認識があるためでもある。また、医療漫画の「ブラック・ジャック」でも、メスを研いで再使用していることから、再使用されるものという認識を定着させている。
「ゾーリンゲン」:ドイツ西部のノルトライン=ヴェストファーレン州の都市であり、ライン川の支流であるヴッパー川右岸に位置する工業都市である。(州都・デュッセルドルフの南東約20kmに位置する。)13世紀から刀剣生産が行われている古くからの工業都市であり、刃物の製造ということでは世界的に名前が知られている都市である。刃物メーカーが1000社以上あるとされている。→この地で作られた刀剣のことを町の名前を付けて「ゾーリンゲン」とも言うことから、地名(都市名)ではなくて、道具の名前にもなっている。
ドイツ語では「Solingen」、人口は約16.5万人の都市である。世界的に有名な刀剣生産以外にも、各種刃物の生産(ナイフ、メスなどの医療器具、はさみなど)や機械工業、チョコレートの製造が行われている工業都市である。
第二次大戦では連合国軍によって甚大な被害を受けたが、戦後に再び端物産業を中心にして復興を果たしている。
また、「刃物」のゾーリンゲンとしては、包丁やナイフなどが有名であるが、ハサミや爪切りと言ったものも製造されている。ゾーリンゲンの包丁は持っていないが、ゾーリンゲンの料理ばさみを持っているということがあるように、料理ばさみについては意外と知られていないのだが広く普及していると言うことがあるようですよ。
「18金」:金の純度は24分率で表すことになっているが、その表記方法で表示された純度を持つ金のことである。24分率で表すため、純度が最も高いものは24/24ということになるが、これを「24金」と言って、「24K」と表記することもある。(金塊、金の延べ棒は基本的に「24金」である。)「18金」は24分率では「18/24」ということになり、金の純度が75%の金のことである。また「18K」と表記することもある。
「24金」が純度が最も高い金であるが、金は柔らかい金属であるため、24金を使ったアクセサリーなどは変形しやすくて使用に耐えなくなってしまう。そのため、金を用いたアクセサリーなどの加工品は、金の純度を落として別の金属素材を混ぜた金が用いられる。で、実際に用いられるものとしては「18金」や「14金」の利用が多いのが現状である。→成金趣味の人は最も純度の高い24金を好むようだが、金の加工品は、置物ならばいざ知らず、アクセサリーであれば24金のものは使用に耐えられるものではない。ということで、単なる成金趣味なのか、金に対する正しい知識があるのかが分かる所でもある。
尚、24金は金の純度が100%(日本では99.99%以上であれば「24金」と呼んで構わないことになっている。)であるため、不純物は(ほぼ)存在しないが、18金では25%は金以外の成分である。そのため、「18金」では全体の25%の部分の組成成分の違いによって様々な「18金」が存在することになる。→実際、「イエローゴールド」「グリーンゴールド」「ピンクゴールド」「レッドゴールド」「ホワイトゴールド」と呼ばれる18金があるが、これらは金の含有率は75%であって、それ以外の25%の部分には、銀、銅、ニッケル、パラジウムなどを適当な割合で混ぜたものである。これらは全て「18金」で遭っても金以外の組成物によって色合いが異なっており、装飾品を作る際には素材の色のデザインに応用されることになる。
また、「14金」も「18金」と同様であるが、14金では金の含有率が58.3%ということになるため、40%ちょっとが金以外の物質になるため、18金よりも更にその種類は多くなる。(同時に、金の含有率が低くなるため、価格も安くなる。)
「アフロヘアー」:アフリカン・アメリカンの髪型であって、ちりちりにした髪を大きく丸く盛り上げたヘアースタイルである。英語では「Afro-hair」と言い、略して「アフロ(Afro)」とも呼ばれている。また、日本ではその形状から「爆発頭」と呼ばれることもある。尚、「Afro」とは「アフリカの」という意味であるのだが、アフロヘアーはアフリカ人の髪型ではなく、アフリカ系アメリカ人の髪型であって、アメリカで生まれたものである。
歴史は浅く、20世紀の前半になって、アメリカ在住の黒人の間で生まれたものである。20世紀前半から中盤にかけて、流行ということで何度かのブームがあるが、市民権を得て定着したのは1960年代の黒人公民権運動の時である。この時は、黒人の髪は縮れ毛が多いことに注目し、それをより目立つようにするためにしたものである。1960年代には数々の黒人アーティストたちがこの髪型にしたことで広く知られるようになって定着することになった。(特に'60's後半から'70's前半のブラック・ミュージック、ソウル・ミュージックのアーティストたちはアフロヘアーがトレードマークになっていて、ブラック・ミュージックではミュージシャンは誰もがこのヘアースタイルをしていた。)
その後は、アフロヘアーの各種キャラクターも登場して人気を得ることになり、完全にファッションの一つになり、アメリカ以外にも広がり、黒人だけに限らず、この髪型をしている人がいる。(但し、全体的には黒人が多いようです。)
ただ、日本では、ザ・ドリフターズがコメディで爆発を喰らったり、雷に撃たれるとこの頭(髪型)になっていたということから、ファッションとしてよりもギャグの一つという認識もある。(当然、ファッションとしても認識されている。)
「ケータイ刑事」シリーズでは、「舞・1話」や「海・文化祭」に登場したパパイヤ鈴木がこの髪型をしているということで有名ですね。
↓参考まで
↓これは「メス」ではありませんが、現在ではこういうものもあります。
↓いくつか
切れ味抜群 ドイツ ゾーリンゲン製DAHLE ローラーカッター 507型 A4タイプ
- 出版社/メーカー: DAHLE(ドイツ)
- メディア: エレクトロニクス
ドイツ ゾーリンゲンNiegeloh(ニゲロ社)のツイザー 68244
- 出版社/メーカー: コモライフ
- メディア:
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- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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- メディア: おもちゃ&ホビー
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