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ケータイ刑事銭形雷5話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第5話「小学生検事vs銭形雷 ~大学教授殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の3回目となる今回は、この物語の舞台がここだったということで「大学」について、「研究室」について、学生がこれを与えられていたということから「合鍵」について、そしてこれが行われていたということから「模様替え」について記します。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/1/30付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

大学」:学術の研究、及び教育の最高機関である。各種学校があるが、高等教育を行う機関である。下の学校を卒業、もしくは同等の学力を有していることが(最低限の)入学資格ということになる。

起源はいくつかのものがある。現在のような学術毛下級と高等教育機関ということでは中世のヨーロッパに遡るが、単に高等教育機関ということになると紀元前の複数の古代王国に見られる教育機関にまで遡ることになる。更には古代ギリシャのプラトンが作ったアカデメイアなどがある。一応、教育機関としてだけでなく研究機関ということまで含むものとしては、11世紀に創立された現在のボローニャ大学(イタリア)を起源とされている。更に13世紀に創立されたオックスフォード大学(イギリス)やパリ大学(フランス)などがある。尚、これらの大学では、教師と学生のギルドが集まった団体という形のものとして生まれたものである。

それが時代と共に各地に広がり、分校されたり、新たに創立されたりして世界各地に誕生する。特に近代になってからは、現在のような形の大学が整備されるようなり、19世紀後半にはほぼ現在の大学と同等な組織が完成している。

日本では、明治になってから、当時の欧米の大学を手本として設立された。「帝国大学」と呼ばれるものが最初ものであって、1886年の帝国大学令によって、現在の東京大学が創設された。(1897年に京都帝国大学(現在の京都大学)が創立されて複数となる。)帝国大学は日本国内に7校(現在の東大、京大、東北大、九州大、北大、大阪大、名古屋大)、海外に2校(ソウル、台北)が作られたが、戦後、海外の2校は崩壊、国内の7校も法律変更によって「帝国大学」の名前は外された。

私立の大学では、1920年に慶應義塾大学と早稲田大学が創設されたのを皮切りに、國學院大學、中央大学、日本大学、法政大学、明治大学、同志社大学が創立している。

英語では「University」と「College」という言い方があるが、前者は総合大学のことを、後者はそれ以外の大学のことを指す。また、理工系の専門学校や工科大学のことは「Institite」と言う。更に、「総合大学」(英語で言うところの「University」)のことをドイツ語では「Universität」、フランス語では「Université」、イタリア語では「Università」、スペイン語では「Universidad」という。

研究室」:大学、短期大学、高等専門学校、研究所、企業の研究所(開発部門)などに於いて、1つの研究を行っている単位である。若しくは、教員、研究者の執務室、部屋のことでもある。企業研究所の場合はそうとは限らないが、学問単位ごとに講座制を敷いている大学、短期大学、高等専門学校、研究所の場合では、基本的に1つの研究を行っている単位毎にそれぞれの部屋が与えられていて、それに関係している教員から学生の執務室であり、実験室であり、勉学室であり、控え室としての役割を兼ねている。

大学では「○○研究室」として、研究内容のテーマを「○○」の所に入れて呼ばれる場合と、その研究室で指導する教授の名前(苗字)を「○○」の所に入れて呼ぶ場合とがある。(「○○ゼミ」「○○教室」と呼ぶこともある。)

英語では「Laboratory」、ドイツ語では「Labor」、フランス語では「Laboratoire de Recherche」、イタリア語とスペイン語では「Laboratorio」(但し、発音は異なる)と呼ばれる。また、日本語ではドイツ語の「Labor」、または英語の「Laboratory」の頭部分を取って「ラボ」と呼ばれることもある。尚、日本語では小さな「研究所」のことを「ラボラトリー」と名乗っているものがあることから、英語の「Laboratory」を「研究所」という意味として解釈するという誤解が起こっている。「研究所」は「Institute」と言い、「Laboratory」はあくまでも「研究室」という意味である。日本の民間の小さな研究所が「ラボラトリー」としているのは悪のまでも小さい組織であることから1つの研究室しかない研究所ということから「研究室」=「研究所」としているだけのことである。

合鍵」:1つの錠に対して、普通それに合う鍵は1つであるが、その1つの鍵に対して予備として作っておく鍵のこと、またはその錠に合う(複数の)他の鍵のことである。尚、ホテルなどに見られるような複数の鍵に合うマスターキーのことはこれには含まない。

用途としては、1つの鍵を無くした場合の予備ということの他に、この物語のように複数の人が自由に出入り出来るようにする目的で関係者全員に持たせるために用意されることがある。(同棲する場合、お互いに鍵を持つというのもこの分類に含まれることになる。)

英語では「Duplicate Key」または「Spare Key」「Extra Key」と言う。尚、「合い鍵を作る」という場合は「Copy a Key」という言い方をする。

模様替え」:物事の方法、順序、配置などを変更すること、もしくは仕組みを変えることを言う。特に、部屋のレイアウトの変更は気分転換にもなり、様々な模様替えの中でも行われることが多いことである。(この物語での「模様替え」も、部屋(=研究室)の机などの配置換えのことでした。)

英語では「Redecoration」または「Remodelling」と言う。

部屋のレイアウトを変更することは、気分転換になるだけではなく、いつの間にか溜まってしまった不要なものを捨てることにもなるため、時々、自分の部屋の模様替え(=レイアウト変更)を行ってみることが良いでしょうね。

 

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