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ケータイ刑事銭形雷6話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

銭形雷・裏ネタ編」も今回からは第6話の「お帰りなさいませ、ご主人様! ~萌え系メイドカフェ殺人事件」に突入です。今回はサブタイトルにある言葉から「ご主人様」についてと「メイドカフェ」について、そしてこの物語での売りはこれだったということで「コスプレ」について、そしてこの物語ではこれでもあったということから「パロディ」について記します。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/6付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

ご主人様」:「主人」とは、「一家の主(あるじ)」、「自分の仕えている人」、「人を貴んで言う言い方」、「妻が夫のことを言う言い方」、「客をもてなす人」、という複数の意味がある。また、接客業に於いては客のことをこのように言う場合がある。(特に「ご主人様」という言い方になる。)

一般的には先に記したものとの意味で使われるが、この物語ではメイドカフェが舞台ということで、一番最後に記した意味で使われている。(接客業の従業員が客のことを言う言い方の一つである。)

客商売では「お客様は神様です」という言葉があるが、客のことを「ご主人様」と言うと、その「お客様は神様です」という言葉を実際に言っているように受け取ることが出来ますね。但し、メイドカフェでの「ご主人様」と言う言い方は、メイドが主人に仕える場合の口ぶりから来ているものであって、「お客様は神様です」という気持ちが入っているのかはまた別問題となりますが...

メイドカフェ」:女性店員が明度のコスプレを行って接客している喫茶店のことである。特に、メイドのコスプレをしていることから「メイドカフェ」または「メイド喫茶」と呼ばれるが、メイド以外のコスプレをしている場合もある。(例えば、巫女、シスター、女子高生、ゴスロリなどのコスプレをしている店舗もある。また、男装のコスプレという場合もある。)

コスプレの普及と共に、店員がコスプレを行っているという店舗が登場したが、これはその代表的なものの一つである。広義ではコスプレ系飲食店の一つということになる。尚、「カフェ」ということで、喫茶店の類と思っていると、ちょっと違う所もあって、軽食のある喫茶店というような所があるが、普通のメニュー以外に、変わったメニューがあったりするのも特徴の一つである。(特にデコレーション関係は派手なのが特徴である。)

尚、店員である接客業務を行うメイドのコスプレをした女性店員は、男客のことを「ご主人様」、女客のことを「お嬢様」と呼び、メイドが主人に接するような接客を行うのが特徴となっている。

最近では、男性店員が執事のコスプレをしていて、主に女性客をターゲットにした「執事喫茶」のように、男女が逆になったものも登場している。また、カフェと言っているが、アルコールを提供する店舗も登場している。

この物語に登場した「かめいど」のような店舗形態はこの物語の本放送時(2006/2/5でした。)の特徴がでているが、その後、更に独自のサービスを行うのが当たり前となっていて、現在の「メイドカフェ」としてはちょっと古い所があるのもまた事実ですが...

コスプレ」:コスプレとは「コスチューム・プレイ(Costume Play)」の省略形であって、漫画やアニメなどの登場人物の扮装をして楽しむことである。尚、「Costume Play」は英語の単語であるが、「コスプレ」は和製英語である。

尚、英語の「Costume Play」には、それ以外の意味として、凝った衣装に身を包んだ演劇や映画のことを言う。作品としたら、西洋の昔の物語で、日本で言う所の「時代劇」に掃討する中世や近代を舞台とした時代ものの作品が該当する。→このジャンルの作品は、アカデミー賞の衣装デザイン賞では常連となっている。(少なくとも、ほぼ毎年、このジャンルの作品がノミネートされ続けている。)

元になったのは、西欧のハロウィンの仮装から来ているとされているが、作品と言うことでは「スタートレック」とされている。1960年代のヒット作品である「スター・トレック」  は、ファンが集まったSF大会のイベントで、登場人物の仮装が行われた。その後、60年代から70年代に拡大していき、70年代後半の映画「スターウォーズ」のヒットでコスプレは更に拡大することになった。

日本でも70年代になると日本SF大会が行われるようになって、アメリカでの大会を真似した形で、コスプレ・ショーが行われ、それが定着していくこととなった。(日本ではアニメの登場キャラクターに扮することが中心で発展していった。)そして80年代になると、同人誌の拡大、アニメブームなどにより、更に拡大し、90年代になってその人気が爆発することになる。そしてインターネットの広がりと共に、ネットでコスプレを公開するということなどから、新たな次元に突入した。

また、2000年代になると、日本でのアニメ・キャラへのコスプレが、アニメ人気と共に世界にもでていくことになり、現在ではアニメのキャラクターに扮するコスプレは世界に広がっている。

但し、この物語で岡野さんが扮していた「お面バイカー・いびき」のようなオリジナル・キャラクターというのは、コスプレイヤーとしては...なんですが...

パロディ」:芸術の世界で観られる作品の1形式であって、よく知られた作品の特徴となる部分を模して、その内容を滑稽なものにしたり、風刺を入れた作品のことである。元々は文学の世界や絵画の世界に多く見られたものであるが、映画、音楽などの世界でも現在では当たり前のように行われている。基本的には元のものを「滑稽化している」ため、笑いを取るためのものという認識がある。

尚、同じようなものとして「オマージュ」ということが芸術の世界ではあるが、こちらは先人の残した者に対して尊敬の気持ちがあることが前提であり、影響を受けた先人の作品の一部を部分的に再現したものである。(滑稽化せずにそのままというものが殆どである。)

但し、「パロディ」でも「オマージュ」でも、著作権上は「盗作」とされる場合がある。(やはり、これらを作る場合は、先人に許可を得ておく必要がある。)特に「オマージュ」の場合は、「オマージュ」と言うと聞こえは良いのだが、新しいアイデアが無いことを誤魔化すために、単なるパクリをしていて、それを「オマージュ」としているだけのゴミでしかない作品が近年ではよく見受けられるようになっている。それだけに、「オマージュ」という言葉も近年では悪い意味として使われる用になっているのが残念な所である。

尚、「パロディ」の場合は元ネタを滑稽化して面白おかしくしていることから、「パクリ」そのままということは殆ど無いのだが、やはり先人の作品の二次的な使用と言うことになるため、著作権の侵害となる場合もある。→いずれにしても、「パロディ」も「オマージュ」も、新しいオリジナルのアイデアが無く、先人のものを利用しているということに代わりは無いのが実情である。

この物語では、笑いを取るためのネタとして多数登場しているが、パロディの面白さは元ネタが有名であって誰でも知っていることが基本であるだけに、元ネタが何であるのかが分からなければならない。(元ネタが何か分からない「パロディ」は、「パロディ」ではなく、単なるネタに過ぎないことになってしまう...)

 

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