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ケータイ刑事銭形泪34話(2nd.21話)[裏ネタ編]PART 11 [ケータイ刑事]

銭形泪」の2nd.第21話(通算では第34話)「殺しを語る肖像画 ~軽井沢夫人殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、ちゃんが姉妹のことはこれと言ったことから「機密」について、高村さんはこれで軽井沢に来ていたということから「研修」について、この事件の被害者の職業がこれということから「アナウンサー」について、この物語に登場したカン・コーポレーションはこれのために毎年肖像画を依頼していたということから「ゲン担ぎ」について、社長秘書が肖像画のことでこういっていたことから「肝を冷やす」について記します。尚、「アナウンサー」については「・7話[裏ネタ編]PART 3」と「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/10/7、8、10、11、12、13、14、15、17日付けで記しています。)

機密」:組織、個人を問わず、あらゆるものには外部に知られたくない情報、隠して表に出さない情報、公開しない情報があって、これらのことを「秘密」と言う。(その情報のこと、内容のことも言う。)それらの「秘密」の中でも国家などの公的な組織に於ける秘密のことを特に「機密」と言う。(「秘密」とは区別される。)

基本的に、国家に於ける重要情報で、国家組織に関するもの、政策や政治に関するもの、軍事に関するもの、などに必ず存在するものである。(これらを「国家機密」「軍事機密」と言う。)また、民間企業の場合でも「企業機密」と言う場合があるが、民間企業は公的な機関では無いので「企業秘密」と言うのが正しい言い方である。

ちゃんは「国家最高機密」と言ったが、これは国の根幹に関わる超重要事項であるため、機密の中でも特にその扱いは厳重なものとして扱われる。(但し、ここでは「銭形姉妹は何人姉妹なのか?」ということだったので、それが国家最高機密というのは...(昔の王国の王家であれば分からないでもないですが...))

研修」:学問や技芸、知識や技能などを磨き修めることを言う。また、高等教育以上の修了者(要するに社会人のことである)に対して特定の内容の教育を行う場合はこの言葉が使われる。(例えば、新入社員研修、課長研修などはその代表的なものである。)

英語ではその内容に応じていくつかの言い方がある。新人研修であれば「Induction (Course)」と言うが、講習会や普通の研修であれば「Course」と言い、訓練という意味合いがあるものになると「Training」と言う。

また、新人で研修期間中の者であれば、特に「研修生」と言う言い方で呼ばれる。(医者の場合は「研修医」と言う。)

アナウンサー」:広義では、公共の場に於いて、不特定多数の人々に対して情報や指示を自分自身の声で、マイクなどの音響機器を通して伝達する職業の人を言う。テレビやラジオのアナウンサーをはじめ、交通情報の読み上げ者、競技会などの案内放送者もアナウンサーである。また、電車内の車内案内放送を行う車掌も、広義ではアナウンサーに該当する。

が、普通に言う一般な「アナウンサー」は、それらの中でも放送メディア(テレビやラジオ)に関与しているアナウンサーのことのみを指して言う。

英語では「Aannouncer」、スペイン語では「Locutor」と言うが、基本的には日本語で言う所の広義のアナウンサーは全てこれに含まれる。

アナウンサーは、不特定多数の人々に対して情報を正確に正しく伝える必要があるため、明瞭な発音、正しいアクセント、イントネーションなどの単語に関する正しい知識や、語彙、文法などの言語知識などが求められる。また、滑舌であることも求められる。また、早口言葉が得意と思われているが、誰にでも聞き取りやすく話す必要があるため、早口言葉は出来る必要はない。(タレント化の弊害で誤ったことが求められている...)近年は、アナウンサーのタレント化によって、タレントとしての能力が求められているが、それによって本来のアナウンサーに求められる技能に疑問符を抱いてしまうようなレベルの低いアナウンサーが少なからずいるのは何とかして貰いたい所である。(誰とは言いませんが...)そういう輩は、アナウンサーではなくてタレントになれば良いのであって、技量不足のアナウンサーは見苦しいだけである。→最近のタレント化したアナウンサーは「タレント・アナウンサー」という「アナウンサー」とは全く別物という認識を持つ方が正しいところである。

尚、ニュース番組に於いて、「アナウンサー」と「キャスター」とが区別されている。この違いは、「アナウンサー」はニュース原稿を正確に読み伝える役割であるが、「キャスター」はそれだけに留まらず、伝える内容を自ら分析し、見解までも伝える役割がある。(問題提起、情報分析力というジャーナリストとしての資質も求められる。)よって、誰でも「キャスター」と言う訳ではない。

ゲン担ぎ」:漢字で記すと「験担ぎ」と記す。「縁起を担ぐ」とも言うが、良いことがあった場合、再び良いことが起こるようにと、縁起が良かった時に行ったのと同じ行為を繰り返して、再び良いことが起こるように推し量ることである。

例えば、力士が連勝を続けている場合、ヒゲを剃らない、土俵には右足(または左足)から入る、などは余りにも有名な「ゲン担ぎ」として知られている。→スポーツ選手の場合、誰でも何らかの「ゲン担ぎ」があるもので、日常生活のさりげないことであるのだが、縁起を担いで気にすることが多いものである。(例えば「トンカツを食べる」というのはスポーツ選手の場合では当たり前のゲン担ぎとなっている。)

また、受験生の間でも色んなゲン担ぎが行われていることもあって、誰でもが何らかのゲン担ぎを経験していることでしょうね。(入学試験だけでなく、就職試験、昇進試験、資格試験などの受験者も同様である。)

英語では「ゲンを担ぐ/縁起を担ぐ」ことを「be Superstitious」と言うが、「Superstitious」とは「迷信」という意味があるだけになかなかシニカルな言い方でもある。

この物語では、カン・コーポレーションは毎年ゲン担ぎで社長の肖像画を描いて貰っているということだったが、商売人であればこれは当たり前ですからね。(昔、創立記念日に肖像画を描いて貰ったら、大ヒット商品が生まれたということでもあったのでしょうね。)

肝を冷やす」:危険を感じて思わずゾッとすること、気持ちがひんやりすること、驚きを恐れること、という意味がある。英語では「be Scared」と言う。

一般には、気がついたらとても危険な状態になっていたが大事に至らなかった、という出来事の際、この表現が用いられる。(この言葉が使われる事柄は完了したこととなるため、基本的に過去形で使われる。)この物語では、毎年肖像画を依頼している画家が暴漢に襲われて骨折、描きかけの絵は破られたと言うことで、今年は肖像画無しになる可能性があったが、服部が名乗り出て肖像画を描いて貰うことになり、新しい肖像画が出来ることになったということで、やはり「過去形」である。

ただ、普通は危うく生死に関わる間一髪の危険体験などの際に使われる言葉であるだけに、ちょっとオーバーな気もしますが...(そこは仕事に命を賭けていると善意の解釈をしておきましょう。)

尚、生きる見込みが無くとても危険なことと言う意味では「十死」、殆ど死にそうな状況の中で何とか助かったという場合は「九死(に一生を得る)」(これは9割は死亡、1割が無事という確率のことでもある。)と言うが、「肝を冷やす」と言う場合は「九死」よりも死の危険性は低かった場合に使われるのが普通である。

類義語としては「ヒヤリハット」という言葉があるが、誰でも何らかの経験があるのでは...

 

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