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ケータイ刑事銭形泪37話(2nd.23話・AS2話)[裏ネタ編]PART 11 [ケータイ刑事]

銭形泪」の2nd.第24話(アナザーストーリー第2話、通算では第37話)の「第三帝国からの挑戦状 ~アドルフ・ヒトラーを迎撃せよ!」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、この物語ではここが舞台の中心になったことから「応接室」について、こういう物語ではこれが世界征服という雰囲気を盛り上げてくれることから「地球儀」について、「世界征服」について、「野望」について、更に、こういう物語ではつきものでもある「陰謀」について記します。尚、「陰謀」につては「・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]PART 10」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は前編は「ここをクリック」、後編は「こちらをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/11/21、23、24、25、26、29、30、12/1、2日付けで記しています。)

応接室」:「応接間」と言うこともある。来客を迎えて、そこで接して色々とやりとりを行うために用いられる部屋である。尚、「応接間」と言うと個人の家屋に設けられる部屋であって、一般的には洋室のことを指す。「応接室」と言うと、会社や団体などの組織の事務所に設けられる部屋であって、応接目的で使用される部屋である。

尚、応接間が個人の家屋に普及するようになったのは、戦後になってからであり、それ以前は和室が同じ目的で使用されていたこともあって、「応接間」という言い方はされなかった。

尚、「応接間」のことは英語では「Reception Room」または「Drawing Room」と言い、スペイン語では「Salón」と言う。日本語でも「サロン」と言う場合があるが、それは英語ではなくてスペイン語だったんですね。

地球儀」:地球を模った模型である。球形の表面には、陸地と海が色分けされて記されており、更に、赤道や経緯度線も入れられている。(日付変更線も含む。)また、陸地では国の名前や主な都市名が、海では海の名前などの文字情報も記されているのが一般的である。

地図と違って立体であるため、方角、角度、距離、面積がほぼ正確に記すことが出来る。(このため、立体地図ということにもなる。但し「儀」とは天文や地理に関わる器械や模型という意味であることから、「立体地球地図」とか「球状世界地図」などと呼ばずに「地球儀」と呼ぶのは表意文字である漢字を使っている日本語らしいところであって、上手く命名されたものである。)また、地球の大北は定まっているため、縮尺を決めると球の大きさも決まることになる。(当然、大きい方が縮尺が小さいことになるが、半径が約6300kmもあるため、普通のサイズの地球儀の縮尺というのはもの凄い縮尺率と言うことになる。)

尚、南極と北極を結ぶ軸を中心に回転できるようになっているが、この軸は地球の赤道傾斜角と同じ角度(約23.5゜)傾けられている。

また、地球儀には、完全な球形のものと、山脈などを立体的に再現したものとがある。しかし、地球の直径は約12600kmで、最も高い山(エベレスト/チョモランマ)は9km弱であるため、高さ方向はかなり大きく強調して再現されていることになる。→直径が30cmの地球儀では、エベレストの高さは約0.2mmにしかならないですから...

歴史的には、紀元前150年頃に哲学者のクラテスによって作られたものが最初とされているが、当然のことながらその当時は、陸と海の形が正しく知られていなかったので、現在の地球儀とは異なっているのは言うまでも無い。その後、イスラム世界を中心に古くから地球儀が作られ続けている。現存している最古の地球儀としては、1492年にドイツのマルティン・ベハイムが製作したものとなっている。(径は507mmである。)

近年では、電子回路を内蔵していて、タッチすることでその国の様々な情報(その情報もインターネット経由で更新可能となっている。)を音声で提供することが出来る地球儀が登場するというように、単なる「模型」という範疇から進化した地球儀も登場している。

英語では「Globe」、ドイツ語では「Globus」、フランス語では「Globe Planétaire」、イタリア語では「Globo」、スペイン語では「Globo Terráqueo」、中国語では日本語と同じ「地球儀」という。

世界征服」:地球上にある他の国々を征伐して服従させ、世界と全ての人類を支配下に置くことを言う。当然のことながら、軍事力を中心にして他国を倒しいてくことになる。武力でもって他国を滅ぼして、時刻の支配領域を広げていき、最終的に地球上の全てを土地と人民を支配することによって達成されることになる。尚、歴史上、世界征服を達成した国や人物は生まれていない。(特定の地域であれば、それを達成した国や人物はいる。例えば、古代ローマ帝国、エジプト王国、アッシリア帝国、イスラム帝国、モンゴル帝国、大英帝国、ドイツ第三帝国、大日本帝国などは歴史的な時間としては短いものもあるが、特定の地域を制服している。)

また、ヒーロー作品では、悪の組織は基本的に世界征服を達成することを目標にしているものが多い。(「仮面ライダー」の敵であるショッカーはその代表的なものである。→最近の特撮ヒーロー作品では、悪の組織に大きな野望がなく、存在感が無いだけに...)

野望」:身の丈、身の程を超えた大きな望み、野心のこと、または主君に背こうとする望みのことをいう。普通は前者での意味として用いられるが、「身分に不相応」ということがその基本にある。但し、身分に不相応というのは、その時点でのことであって、将来的には身分相応と言うことが出来る様に出世している場合もある。(この例としては、豊臣秀吉の名前が真っ先に挙げられるが、木下藤吉郎時代では大名でもない彼が「天下統一」と言っても完全に身分不相応と言うことになるが、羽柴秀吉時代ではそうとも言えない所に出世していて、織田信長の死後では「天下統一」に最も近い男となり、それを達成したのはご存知の通りである。)

尚、英語とフランス語では「Ambition」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Ehrgeiz」、スペイン語では「Ambición」と言う。

また「野望」というと、大ヒットを記録した歴史シミュレーション・ゲームの「信長の野望」というゲームがあるが、ゲーム・スタート時には一大名に過ぎない織田信長が天下統一を目指してというのは、正に「野望」というに相応しいものである。(「・2nd.21話」では「秀吉の野望」という名前のゲームが出てきましたね。→「木下藤吉郎秀吉」と名乗っていた時代では「信長の野望」よりも遙かに身分不相応な大きすぎる望みだったと言えるが、「羽柴秀吉」と名乗るようになるとそうとは言えなくなっているだけに...)

陰謀」:密かに企む謀(はかりごと)のことであって、良からぬこと、または法的に違法な行いを企むものである。(悪事に関係することについての企みである。)→人助けなどの善行について、他人に知られないように進めている計画などは「陰謀」とは呼ばない。

但し、陰謀を企てている本人にすれば、それは「悪事」だという認識はなく、何らかの目的を達成するための手段という認識でいるのが普通である。そのため、本人にすると「作戦」「計画」「戦略」などという認識がされている。尚、これは1人で行うことも、複数の人数で行うこともある。

尚、英語では「Plot」と言うが、「Conspiracy」「Intrigue」と呼ばれることもある。(日本語の場合と同様に、これらは失敗した場合に呼ばれる言い方であって、陰謀(Plot、Conspiracy、Intrigueのいずれの場合も含む)が成功したら、それは「革命(Revolution)」と呼ばれることになる。また、ドイツ語では「Verschwörung」、フランス語では「Conspiration」、イタリア語では「Cospirazione」と言う。

尚、法律用語の世界では、一般論に少し制限が掛かったものになっていて、2人以上の複数の人間が違法行為(犯罪行為)を謀議することを指している。よって、謀叛、暗殺計画、強盗計画などは、単独犯でなければ全て「陰謀」と言うことになる。(単独犯でこれらの犯罪行為に手を出そうとしている場合は、法律の世界では「陰謀」と呼ばない。→あくまでも現代の日本の法律が及ぶ範囲に於いてのことですが...)

尚、「悪事」というのは、その時の権力者側を中心にした立場を基準にして、権力者の地位を脅かすような行為のことである。(権力者の反対派の人間や、政治的に対立している集団の行為は、権力者から見ると「悪事」と見なされることになる。)しかし、クーデターなどの場合は、これが成功した場合と失敗した場合で呼び方が変わることがある。(計画段階では、権力者から見ると「陰謀」であることに変わりはない。)つまり、権力者の暗殺計画が練られたとすると、秘密裏に行われている計画段階では「陰謀」である。その計画が実行され、暗殺が失敗した場合を考えると、権力者は無事であって暗殺実行犯とその加担者は「権力者を倒すという悪事」を働いたこととなって「陰謀」と言うことになる。しかし、暗殺が成功して権力者が倒れた場合となると、実行犯は英雄扱いされることになって、実行者、若しくはその加担者が新たに権力を握ることになり、その新しい権力者から見ると、悪い(前の)権力者を倒したという「改革」(または「革命」)を成功させた英雄となり、暗殺計画は悪事ではなくなって国を救った偉業となる。よって、計画段階を含めて「悪事」ではなくなるため、「陰謀」とは呼ばれないことになる。→実行前段階では全く同じでも、その結果で180度違うことになってしまうというのも凄いところである。(失敗したら「極悪人」、成功したら「英雄」ですからね...→クーデターも成功すれば「革命」、失敗すれば「陰謀」ですからね...)

また、権力者の方も、政敵などを失脚させる目的で、(政敵が)良からぬことを企んでいるように見せかけて、それを暴き、「陰謀を企んでいた」とすることがある。この場合は権力者が無事であれば、例えそれが権力者によって100%仕組まれたことであっても、失脚した政敵は「陰謀」に加担していたとされてしまう。(失脚した人にしてみると、「権力者による陰謀」ということになるのだが...)逆に、これが権力者によるでっち上げと言うことがバレて、権力者の方が失脚した場合は、新たな権力者(この場合は失脚を逃れた者になることが多い。)が前の権力者の計画が悪事ということになり、(前の)権力者の陰謀を防いだ、ということになる。

このように、あくまでも「陰謀」というのは、それに加担している者にとっては、単に理想を求めるための「計画」でしかなく、「悪事」という認識がないのが普通である。そしてその実行結果によって「陰謀」となる場合と「偉業」となる場合があることになる。→「後の歴史が判断する」という言葉があるが、それも「陰謀」と同様に、英雄視されていた者が悪になったり、悪とされていた者が英雄になるというように、立場が180度変わってしまうというのだから、恐ろしいことでもあり、凄いことでもある。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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しゃべる地球儀 パーフェクトグローブ

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陰謀の世界史 (文春文庫)

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世界の陰謀論100―天使と悪魔のデスノート人類家畜化計画進行中。 (SAKURA・MOOK 62)

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「陰謀」大全 (宝島社文庫)

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  • 作者:
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陰謀の現代史99の謎 (宝島SUGOI文庫)

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