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メジャー(6th.)#25[Final] [アニメ]

原作漫画と同様に、クライマックスの盛り上がりのない幕引きということで、予想していたとはいうものの、何とかならなかったでしょうかねぇ。これまでは野球バカ・吾郎の物語として描かれ続けてきたが、突然、人間・吾郎としての締めをやろうとしたことで、「終わり良ければ全てよし」とは全く逆の「終わり悪けりゃ全てダメ」という幕引きでした。(原作漫画も終盤は単に無理矢理話を続けていただけでしたし...)

吾郎の大リーガーとしての1年目のシーズンについては、吾郎が手術してリタイアしたということもあって、プレイオフの試合の方は殆ど描かれず、チャンピオンシップの懸かった試合でマードックが凡退して敗戦が決定(2勝4敗)で終了というスポーツニュースのような描き方って、これまでのシーズンは何だったの?という疑問が生まれ、紙切れのように薄っぺらいものになってしまっただけに、残念でした。

その後のワールドシリーズは、ギブソン・ジュニアの活躍でレイダースが4勝3敗で勝った、というのもスポーツニュースのような小さな扱いって、ワールドシリーズを否定するような描き方って...(酷い...)

そのあとは、コメディのような展開となって、日本に戻った吾郎に、監視としてソフィアも同行し、そこに間の悪い薫の登場によって、薫の勘違いからくるどうでも良い展開に...(一応、吾郎と薫の将来話が仕込まれているものの、完全に物語から浮いた世界となっていて、詰め込みすぎの影響で表面的な描写だけになって閉まっただけのゴミでした。)

結局、吾郎と薫の気持ちについて少しだけ触れたものの、「幼い頃からの絆」ということで誤魔化しただけという形で、ソフィアがアメリカに戻っていったという形だけ整えたちり紙のような軽いものになっちゃいました。

物語は突然「8年後」へと跳び、ホーネッツとレイダースのワールドシリーズで、守護神・吾郎がマウンドへ。(キャッチャーは寿也、ホーネッツはワッツが監督になっていて、レイダースにはキーンや眉村もいた。→どうしてホーネッツとレイダースにばかり主要な登場人物が集まっているのでしょうかねぇ?こういう所も都合がよすぎるてゴミとしか言いようがない...)

その頃、薫は吾郎の子供を産もうとしていて、病院にいて、出産し...

原作漫画と同様に、物語を完結させようということで、あれこれ詰め込もうとしたことで、何を言いたいのかが分からない酷い結末がそのままということで、6th.は完全に駄作ということを証明しただけの最終回でした。(先週の予感(「原作漫画と同様に適当にという悪い予感がしますね...」)が的中でした。)

 

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↓内容はこの辺りを詰め込みすぎただけで...

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