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ケータイ刑事銭形零3話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形零」の第3話「死の19番ホール ~ゴルフ場殺人事件」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、2番ホールに移動する時に出てきた看板に書かれていた事柄から、「ヘビ」について、「マムシ」について、「タヌキ」について、「ゾウ」について、「」について記します。尚、「ヘビ」については「・1話[裏ネタ編]PART 6」で「へび」として記したものを、「ゾウ」については「・1話[裏ネタ編]PART 2」で「象」として記したものを、「熊」については「・7話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをそれぞれベースとして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/7日付です。)

ヘビ」:漢字では「蛇」と記す。一般的にはひらがな表記の「へび」、カタカナ表記の「ヘビ」、漢字表記の「蛇」が入り交じって使われている。しかし、動物学の世界(蛇の名前など)では基本的にカタカナ表記が採用されていて、それが標準となっている。

トカゲ目ヘビ亜目の爬虫類の総称である。体は円筒形で細長く、鱗が瓦状に体の表面を覆っている。また、肢と肢帯が無いというのが身体的な特徴となっている。→肢がないということで、何処までが胴で、どこからが尾なのかということがよく語られるが、一般には肛門(総排出口)から先が尾とされている。尚、胴には肋骨があるが、尾にはそれがないため、骨格を見れば一目瞭然である。

南極大陸を除く地球上の各大陸に生息していているが、生息地域は熱帯を中心とした比較的温度の高い範囲である。亜熱帯や温帯にも分布しているが寒冷地(カナダやアラスカ、シベリア、北欧など)にはあまりいない。(寒くなると冬眠してしまう動物でもある。)また、種類は世界で3000種弱が確認されている。また、全てが肉食性である。しかし、餌となる小動物(陸上の小動物、鳥、昆虫など)を丸呑みにして、ゆっくりと消化していくことになる。そのため、普段は紐状の体をしているが、小動物を呑み込んだ時には体の一部分が膨れている状態になる。尚、体長が数m以上になる巨大なヘビの場合は人間でも楽に丸呑みしてしまうことが可能である。(中には、牛などの家畜を丸呑みするような猛者もいるぐらいである。)

毒を持っている種もあるが、毒を持っているのは700種を越えたぐらいであって、ヘビの種類の中では約1/4でしかない。但し、爬虫類で毒を持っている動物ということでは、その殆どがヘビとなる。(これを考えると、毒を持っている動物というのは意外と少ないのである。)

大きさは種によってかなり差があるが、大きい種は体長が10mにも達するものがいる。一方、小さいものは、成虫であっても体長は10cm程度というものがある。

ヘビは、その姿から嫌われている動物であるが、古い時代ではその姿、また長期間何も食べずに生きていくことが出来るということから、神の遣いの動物とされていて、信仰の対象になった動物でもある。また、古代エジプトの王族の紋章をはじめ、王たちが好んで紋章に取り入れた動物でもあり、神聖化されていた動物でもあった。しかし、キリスト教やイスラム教では悪魔の使いとされている動物でもある。(そのイメージから、現代でも「邪悪な動物」というイメージが根強くある。)

その一方で、食用として肉を食べる地域がある。(中国などの東アジアであって、日本でも食用とされることもある。)また、薬用として漢方薬として利用されたり、皮を装飾品に利用することもある。また、中にはペットとして飼育している人もいる。(但し、一部の種は特定動物に指定されているため、飼育しようとすると地方自治体の許可が必要になり、勝手に飼育することは出来ない。→毒蛇などを飼育したいという人もいるが、何かあって逃げ出したら危険ですし、そういうヘビは簡単に飼育は許可されないのは当然である。)

尚、日本では古語の世界では「へび」とは呼ばずに「へみ」と呼んでいた。(「蛇」も「へみ」と呼んでいた。)俳句の世界では「蛇(へび)」をはじめ「青大将」「ながむし」「くちなは」などその全てが夏の季語である。また、英語では「Snake」、ドイツ語では「Schlange」、フランス語では「Serpent」、イタリア語とポルトガル語では「Serpente」(但し、発音は異なる)、スペイン語では「Serpiente」、オランダ語では「Slangen」、韓国語では「ペム」と言う。(中国語では「蛇」ということで、日本語の漢字と同じである。)

マムシ」:クサリヘビ科マムシ属に属する蛇の総称である。一般的には「ニホンマムシ」のことを特に指して言う。漢字では「蝮」と記す。尚、「まむし」とは「真虫」という意味から来ている。

ヘビの一種であって、有毒である。体長は60cm程度であるが、大きいものは1m程にまで達する。ヘビの中では胴体が太い部類に入り、尾は短い。また、頭は三角形、またはスプーン形であって、顎が細いのが特徴である。体は暗灰色のものと赤褐色のものとがいる。(赤褐色のものは続に「赤蝮」と呼ばれている。)また、体には銭形斑と呼ばれる楕円形の斑紋が多数ある。

ニホンマムシは日本に広く分布しているが、マムシ属に含まれる種は10数種類が東南アジアと北アメリカに分布している。

日本では古くから利用されているヘビであって、精力剤として民間薬で広く利用されている。(マムシ酒や黒焼きなどで利用されている。)

英語では「Mamushi」、フランス語では「Gloydius Blomhoffi」(これが学名になっている)と言い、俳句の世界では夏の季語である。

タヌキ」:食肉目イヌ科タヌキ属に属する哺乳類である。漢字では「狸」と記す。また、「むじな」と言うこともある。(元々は、「むじな」と言うと「アナグマ」のことを指し、タヌキのことではない。が、混同して使用されていて、タヌキのことも指すようになった。)

現在では東ヨーロッパと北欧の一部にも生息しているが、元々は東アジアに分布していた動物である。(ロシアに毛皮を取るために移入され、それが野生化して広がった。)日本では沖縄以外に生息している。

体長は50~60cm程度で、尾の長さは15~20cm程度、体は黄褐色、頸、胸、四肢は黒褐色という特徴がある。夜行性、雑食性で、小動物から木の実などを食する。

毛皮は防寒用として利用され、毛は毛筆用に使用され、肉はタヌキ汁などにして食されるということで、古くから利用されている動物である。また、日本では、人を化かす動物として伝えられていて、数多くの伝承があることでも知られている。

英語では「Raccoon Dog」、ドイツ語では「Marderhund」、フランス語では「Chien Viverrin」、イタリア語では「Nyctereutes Procyonoides」、オランダ語では「Wasbeerhond」、中国語では「貉」という。また、俳句の世界では「タヌキ」だけでなく「たのき」「むじな」などは全て冬の季語である。

ゾウ」:漢字では「象」と記す。哺乳綱ゾウ目(長鼻目)に属する哺乳類の総称である。陸生哺乳動物の中では最大の大きさの動物である。身体的特徴としては、屈伸自在であって人間の手の役割をすることが出来る長い鼻が特徴である。(水を汲むことも出来るという点では、人間の手よりも優れていると言うことが出来る。→自分で汲んだ水を背中にかけることが出来るので、自分だけで水浴びが出来る。)

現存種はアフリカゾウとアジアゾウの2種類であり、前者はアフリカのサハラ砂漠以南に棲息している。後者はインドを中心として、インドシナ半島やインドネシアなどの南アジアに棲息している。尚、日本には棲息していないが、古語では「象」のことを「きさ」と言っていた。絶滅した化石種ということでは、その種類は多く、南極大陸とオーストラリア大陸以外の各大陸に生息していたことが分かっている。(マンモス、ナウマン象などは化石種として知られているゾウの一つである。)

上顎の門歯が牙になっっていて、「象牙」と呼ばれる。(古語では「きさのき」と言っていた。)古代から珍重されていることから、密猟のターゲットとなり、野生種では絶滅の危機が生じたことから、現在では象の保護のために象牙の取り引きは基本的に禁止されている。(既に輸入された象牙に関しては規制されていないため、象牙を使った印鑑は貴重品である。)

体が大きいことから、食事の量は多く、植物の葉などの植物質を1日に50~100kg、水を1日に100~150リットルは必要である。(体が大きい事を考えると当然です。)が、それだけの量の食糧が必要であることが、森林の破壊にも繋がっている。(植物の生長よりも象の食欲の方が上回っているため、象の生息地では植物の生育がおっつかなくなっている。)

また、寿命は60年ほどとされていて、動物の中では長寿に入る。そのため、日本の動物園にいる象では、戦後の動物園開園時からいる象が生きている所もあるぐらいである。

現在では、動物園では人気動物の一つとして、ほとんどの動物園で飼育されている。また、サーカスなどでは芸を仕込んで人気を集めている。また、ディズニー・アニメの「ダンボ」、ジャン・ド・ブリュノフの「ぞうのババール」は人気のある象のキャラクターとして知られている。

その一方で、インドなどでは重い荷物を運ぶ際、象に運ばせたり、移動手段として使われている動物でもある。(ウマのような速達性はないが、ゆっくりと大量に運ぶということで利用されている。)

古くは、インドでは世界を支えているのは3頭の象ということで、古代に描かれた世界像では台地を支える存在として、また、神として崇められていたこともある。また、古代の一部の国では、象を軍事的に利用していた。(「戦象」と呼ばれていて、戦車の様な突進するという使い方と、弓矢を射る高台というような使い方が主に知られている。)

英語では「Elephant」、ドイツ語では「Elefant」、フランス語では「Éléphant」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Elefante」、オランダ語では「Olifanten」、韓国語では「コッキリ」と言う。(中国語では日本語と同じで「象」と言う。)

」:食肉目(ネコ目)クマ科の哺乳類の総称であり、大別すると主に7つの種類に分類される。アジア、北米、南米、北極圏などに分布している。身体は大きく、体は太いが、四肢は比較的短い。筋肉質であって力が強いという特徴がある。ネコ目の動物の中では大型の動物であって、小さくものでも1m以上に育ち、大きいものは3m程度にまで成長する。雑食性であり、植物質(木の実を含む)を主食とするが、時には人畜を襲う場合もあって、肉も食する。体色は黒に近いものが多く、黒から濃い褐色であるが、北極圏にいるホッキョクグマは白色である。

聴覚と嗅覚に優れているが、視力はホッキョクグマ以外はやや弱い。また、顎が発達しているのと、鉤爪を有しているのが特徴であり、この鉤爪を利用して樹木に登ったり、穴掘りを行う。また、敵を襲う場合にも武器として使い、これで相手を引っ掻く。(人も襲われた場合、引っ掻かれて負傷することになる。)

冬眠をする動物としても有名であり、冬になると洞穴に潜み、子どもを産むのはこの時期である。(妊娠期間は7~8ヶ月であり、一度に1~4頭(平均すると2頭)を産む。)出産後はそのまま冬眠に入ることもある。尚、熊というと「冬眠」というイメージがあるが、実際には全ての熊が冬眠状態に入るものではなく、洞穴に籠もっているだけで、冬眠状態に入らないものも大勢いる。(要するに、洞窟の中でじっとしているということである。)尚、俳句の世界に於いては、熊は冬眠するというイメージが定着していることもあって、「熊」「ヒグマ」などは全て冬の季語となっている。

また、中国をはじめ、一部の地域では食用とされている。特に有名なのは中国での「熊掌」がある。これは文字通り熊の掌であり、高級食材とされている。また、漢方の「熊胆(ゆうたん)」は文字通り熊の胆嚢を原料とした薬であり、強壮剤、腹痛薬、解熱薬として利用されている。→無駄なく広く利用していたということである。

また、アメリカでは、熊の中で最も有名なのは「テディベア」である。これは第26代アメリカ大統領のセオドア・ルーズベルトの愛称から名付けられた名前でもある。ある日、熊狩りに出かけたルーズベルトが、予め捕らえてあった子熊を撃つようにと言われるが、ルーズベルトはその仔熊を見逃した。で、この逸話が元になり、縫いぐるみとして生まれたものである。また、この「テディベア」は後に「くまのプーさん」のモデルとなり、プーさんも世界的に知られている人気キャラクターとなっている。

英語では「Bear」、ドイツ語では「Bär」、フランス語では「Ursidae」、イタリア語では「Ursidae」、スペイン語では「Ursidos」、オランダ語では「Beren」、ポルトガル語では「Ursídeos」と言う。

 

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