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JANET JACKSON『JANET JACKSON』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1982年に発表された彼女の1st.ソロ・アルバムである。自身のセルフタイトルのアルバムであるが、邦題はシングル・カットされたシングル曲のタイトルから「ヤング・ラブ」と付けられていた。それまでにも歌手としての活動を行っていて、兄弟とのデュエット・ソングを発表していたが。一人のシンガーとして本格的なデビューを果たすことになった記念すべきアルバムである。しかし、'80's後半でチャートを席巻するような勢いは無く、それなりのヒットの範疇に留まっていた。チャート成績はBillboardで最高位63位であった。(R & Bチャートでは最高位6位だった。)尚、ニュージーランドでは最高位44位、南アフリカでは最高位98位を記録している。

収録曲は以下の全8曲である。『Say You Do』『You'll Never Find (A Love Like Mine)』『Young Love』『Love And My Best Friend』『Don't Mess Up This Good Thing』『Forever Yours』『The Magic Is Working』『Come Give Your Love To Me』。

この中からシングル・カットされたのは全部で5曲である。1st.シングルの『Young Love』がBillboardで最高位64位を記録、2nd.シングルの『Come Give Your Love To Me』が同チャートで最高位58位を記録しているが、勢いはそこまでで、3rd.シングルの『Say You Do』はダンス・チャートで11位、R &Bチャートで15位を記録しただけで、HOT 100にはランクインせず、4th.シングル『Love And My Best Friend』と5th.シングル『Don't Mess Up This Good Thing』はチャートインしていない。

お薦め曲は、ヒット・シングルの『Young Love』と『Come Give Your Love To Me』、シングル曲の『Say You Do』、そして『The Magic Is Working』をピックアップしておく。

本アルバム発表時の彼女は16歳であって、JACKSON 5(JACKSONS)の、またマイケルの妹ということだけが注目されただけであってブレイクという所までは行かなかったのだが、兄たち譲りのリズミカルであって、センスの良さは垣間見られる。とは言っても、後のアルバムと比べると、控えめでおとなしいところがあって、ブラコンの延長線上と言った方がよいアルバムである。

とは言っても、彼女のキャリアではやはり記念すべきアルバムであることに変わりはない。まだ未完成な所も色々とあるのだが、そういうことを楽しむことが出来るのは後のアルバムには無いということもあるだけに、やはりチェックしておきたいアルバムの一つである。

 

Janet Jackson

Janet Jackson

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal I.S.
  • 発売日: 2007/12/21
  • メディア: CD


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