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KYLIE MINOGUE『KYLIE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1988年に発表された彼女のデビュー・アルバムである。オーストラリア出身で、突如現れたポップ・シンガーであり、アースとラリアだけに留まらず、世界的にヒットをすることになった。チャート成績も、イギリス、アイルランド、ニュージーランドで1位になり、豪州では2位を記録している。(アメリカでは最高位53位ということで、アメリカは蚊帳の外と言った感じであった。)

収録曲は以下の全10曲である。『I Should Be So Lucky』『The Loco-Motion』『Je Ne Sais Pas Pourquoi』『It's No Secret』『Got To Be Certain』『Turn It Into Love』『I Miss You』『I'll Still Be Loving You』『Look My Way』『Love At First Sight』。

この中からシングル・カットされたのは、6曲となる。リリース順に『I Should Be So Lucky』(豪州、イギリス、西ドイツ、アイルランドで1位、アメリカでは28位)、『Got To Be Certain』(豪州とベルギーで1位、イギリスで2位)、『The Loco-Motion』(カナダ、ベルギー、アイルランドで1位、イギリスで2位、アメリカで3位、(1988年のBillboard年間シングル・チャートでは49位にランクインしている。))、『Je Ne Sais Pas Pourquoi』(イギリスとアイルランドで2位)、『It's No Secret』、『Turn It Into Love』である。

お薦め曲は、彼女の最大のヒット・シングルである『The Loco-Motion』、ヒット曲の『I Should Be So Lucky』『Got To Be Certain』『Je Ne Sais Pas Pourquoi』、そして『Look My Way』をピックアップしておく。

'80's中盤から、ポップでノリの良いダンサブルな音楽が広く認識されると共に、アイドル的なシンガーも次々と登場して人気を博することになったが、彼女はその流れを代表する一人であり、サウンドの方も正に典型的な'80'sサウンドである。悪く言うと、最初の勢いだけで突っ走ったということになるが、時代に乗ったシンガーのひとりでもある。(後に、本格的なシンガーへと変わっていったが、人気は伸びなかったことからも、アイドル的なシンガーとして求められていたということで、'80's後期を象徴している。)

'80'sサウンドの典型的なものであるため、現在の同じジャンルの曲と比べると、陳腐なところがあるのもまた事実であるが、現在の音楽には無い「明るく楽しい」というこれぞ「'80'sサウンド」と言うところに満ちている。ということで、'80's終盤から'90'sのユーロビートを含むダンサブルな音楽を聴く上では、聴いておきたいアルバムの一枚である。

 

Kylie

Kylie

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mushroom Records
  • 発売日: 1998/09/29
  • メディア: CD


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