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ケータイ刑事銭形零7話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形零」の第7話「金は天下の回り物!? ~福沢U吉誘拐事件」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、この物語での事件現場がここだったということで「ペットショップ」について、そしてこの物語に登場した動物から「ゾウガメ」について、「ヘビ」について、「パンダ」について記します。尚、「ペットショップ」については「・7話[裏ネタ編]PART 3」で、「ヘビ」については「・3話[裏ネタ編]PART 5」で、「パンダ」については「・4話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにしてそれぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/21日付です。)

ペットショップ」:愛玩動物である(各種)ペットの販売を行う店舗のことである。英語では「Pet Shop」、ドイツ語では「Haustiergeschäft」、フランス語では「Magasin Apprivoisé」、イタリア語では「Negozio di Animale Domestico」、スペイン語では「Querida Tienda」、中国語では「寵物商店」と言う。

ペットとなる動物は、犬、猫、小鳥、熱帯魚、昆虫などのポピュラーな動物から、爬虫類や両生類、更にはサソリのような扱いが難しい動物まで様々なものがある。動物の種類が異なると、飼育方法も異なるため、総合ペットショップというものは殆ど無く、ペットショップの殆どは、特定の種類の動物を扱った店舗というのが一般的となっている。(特に、犬や猫、魚、鳥というのは定番ペットであるため、そういう動物を専門に扱う店舗が多い。)

ポピュラーな動物であれば、特に問題は無いが、ちょっと変わった動物になると、ワシントン条約によって取り引きが禁止されている動物にも関わらず、密猟、密輸などによって密かに取り引きされている場合があるのもまた事実である。特に、変わったペットを飼いたいと思っている人は、注意しましょう。

ゾウガメ」:リクガメ科に属する亀の総称であって、大型の亀である。甲長は1m以上となり、体重も250kgに達している。かつては多数が生息していたが、大航海時代以降に乱獲されたことで絶滅した種類も多く、現存している種も絶滅危惧種になっている。(現在は、インド洋のセーシェル諸島などに生息するアルダブラゾウガメと、太平洋のガラパゴス諸島などに生息するガラパゴスリクガメの2種類が生息しているだけである。)

背甲は分厚くて丸みを帯びているのが特徴であって、色は暗褐色か黒色をしている。また、四肢や頸部の皮膚は分厚くて、象の皮膚に似たような感じになっている。(このことから「ゾウガメ」と呼ばれているという説もある。)完全な陸生であり、海岸沿いにいても海中に入ることはしない。草原などにも棲み、食性は草やサボテンなどであって、草食である。

亀は長寿とされているが、ゾウガメは特に長寿な動物である。100年以上は基本的に生きて、200年以上も生きている個体もいる。(各章は亡いが、250年生きたとされる個体もいる。)

尚、英語では「Giant Tortoise」または「Elephant Tortoise」と言い、ドイツ語では「Riesige Schildkröte」、フランス語では「Tortue Géante」、イタリア語では「Testuggine Gigante」、スペイン語では「Tortuga Gigante」、ポルトガル語では「Tartaruga-gigante」、中国語では「象龜」と言う。

ヘビ」:漢字では「蛇」と記す。一般的にはひらがな表記の「へび」、カタカナ表記の「ヘビ」、漢字表記の「蛇」が入り交じって使われている。しかし、動物学の世界(蛇の名前など)では基本的にカタカナ表記が採用されていて、それが標準となっている。

トカゲ目ヘビ亜目の爬虫類の総称である。体は円筒形で細長く、鱗が瓦状に体の表面を覆っている。また、肢と肢帯が無いというのが身体的な特徴となっている。→肢がないということで、何処までが胴で、どこからが尾なのかということがよく語られるが、一般には肛門(総排出口)から先が尾とされている。尚、胴には肋骨があるが、尾にはそれがないため、骨格を見れば一目瞭然である。

南極大陸を除く地球上の各大陸に生息していているが、生息地域は熱帯を中心とした比較的温度の高い範囲である。亜熱帯や温帯にも分布しているが寒冷地(カナダやアラスカ、シベリア、北欧など)にはあまりいない。(寒くなると冬眠してしまう動物でもあり、土の中で冬眠状態に入るため、姿を見られないことになる。尚、冬眠したヘビは、日本では啓蟄の頃(3月上旬頃)に穴から出てくる。)

また、種類は世界で3000種弱が確認されていて、その全てが肉食性である。しかし、餌となる小動物(陸上の小動物、鳥、昆虫など)を丸呑みにして、ゆっくりと消化していくのが特徴である。そのため、普段は紐状の体をしているが、小動物を呑み込んだ時には体の一部分が膨れている状態になる。尚、体長が数m以上になる巨大なヘビの場合は人間でも楽に丸呑みしてしまうことが可能である。(中には、牛などの家畜を丸呑みするような猛者もいるぐらいである。)

毒を持っている種もあるが、毒を持っているのは700種を越えたぐらいであって、ヘビの種類の中では約1/4でしかない。但し、爬虫類で毒を持っている動物ということでは、その殆どがヘビとなる。(これを考えると、毒を持っている動物というのは意外と少ないのである。)

大きさは種によってかなり差があるが、大きい種は体長が10mにも達するものがいる。一方、小さいものは、成虫であっても体長は10cm程度というものがある。

ヘビは、その姿から嫌われている動物であるが、古い時代ではその姿、また長期間何も食べずに生きていくことが出来るということから、神の遣いの動物とされていて、信仰の対象になった動物でもある。また、古代エジプトの王族の紋章をはじめ、王たちが好んで紋章に取り入れた動物でもあり、神聖化されていた動物でもあった。しかし、キリスト教やイスラム教では悪魔の使いとされている動物でもある。(そのイメージから、現代でも「邪悪な動物」というイメージが根強くある。)

その一方で、食用として肉を食べる地域がある。(中国などの東アジアであって、日本でも食用とされることもある。)また、薬用として漢方薬として利用されたり、皮を装飾品に利用することもある。また、中にはペットとして飼育している人もいる。(但し、一部の種は特定動物に指定されているため、飼育しようとすると地方自治体の許可が必要になり、勝手に飼育することは出来ない。→毒蛇などを飼育したいという人もいるが、何かあって逃げ出したら危険ですし、そういうヘビは簡単に飼育は許可されないのは当然である。)

尚、日本では古語の世界では「へび」とは呼ばずに「へみ」と呼んでいた。(「蛇」も「へみ」と呼んでいた。)俳句の世界では「蛇(へび)」をはじめ「青大将」「ながむし」「くちなは」「山楝蛇(やまかがし)」「縞蛇」「烏蛇」などその全ての言葉は夏の季語である。また、英語では「Snake」、ドイツ語では「Schlange」、フランス語では「Serpent」、イタリア語とポルトガル語では「Serpente」(但し、発音は異なる)、スペイン語では「Serpiente」、オランダ語では「Slangen」、韓国語では「ペム」と言う。(中国語では日本語と同じく「蛇」という。)

パンダ」:食肉目パンダ科の哺乳類の総称であって、ジャイアントパンダとレッサーパンダの2種類が含まれる。ちなみに「パンダ」を漢字で記すと、ジャイアントパンダのことは「大熊猫」、レッサーパンダのことは「小熊猫」というようにそれぞれ別の漢字が使われる。→以前はジャイアントパンダとレッサーパンダは類縁関係があるものとされていたが、現在では類縁関係はないとされている。共通点というのは、単に名前に「パンダ」という言葉が入っているだけである。一応、手根骨の存在という共通点はあるのだが、大きさも異なれば、色も異なる動物であって、ジャイアントパンダはクマ科、レッサーパンダはレッサーパンダ科に分類されている。尚、日本で「パンダ」と言うと、特に断らなければ「ジャイアントパンダ」のことを指し、レッサーパンダのことは「レッサーパンダ」と言う。

ジャイアントパンダはネコ目クマ科(ネコ目ジャイアントパンダ科)に属する哺乳動物である。中国の四川省などのごく限られた地域に生息している珍しい動物であり、世界三大珍獣の1つ(他の2つはコビトカバとオカピである。)とされている。生息数が少なく、現在、野性の個体数は1600頭と言われている。また、餌となるのが笹竹であることから、こちらも限られた地域にしかなく、絶滅の恐れのある動物としてワシントン条約の付属書Ⅰに掲載されている。そのため、商業目的の国際取引は全面禁止、学術研究目的の取り引きも輸出許可書と輸入許可書が無いと認められない。(動物園への貸し出しについても当然ながら許可が必要であり、動物園で飼育しようとしても色々とハードルが高い。)

体長は1~1.5m程度で、立ち上がると2mぐらいにまでなる。体重は雄だと100~150kg、雌だと80~120kgぐらいになる。また、10~20cm程度の尾っぽを有している。体毛の色は白であるが、目の周囲と耳、肩から前肢、そして後肢は黒である。

生まれた時の体長は15~20cm、体重は100~200g程度であるため、生まれたばかりの赤ちゃんが母親に押しつぶされて圧死するということがよくあるとされている。(それが体長で10倍程度、体重だと1000倍程度まで成長する(見事に体重は3乗で利いていますね。)のだから、ある意味では凄い成長ということになる。)

現在(2010/12月)、日本には9頭のジャイアントパンダがいるが、神戸市立王子動物園の1頭(タンタン)と和歌山県のアドベンチャーワールドの8頭(永明、良浜、愛浜、明浜、梅浜、永浜、海浜、陽浜)である。この中で永明を除くアドベンチャーワールドの7頭は日本生まれである。また、梅浜、永浜、海浜、陽浜は日本生まれの3世のパンダであり、海浜と陽浜は2010年8月の生まれであって、生まれたというニュースが流れたのは記憶に新しい所である。尚、日本にいるこれら9頭のジャイアントパンダの所有権は全て中国にあり、全て中国から借り入れをしているパンダである。

尚、「ジャイアントパンダ」のことは英語では「Giant Panda」、ドイツ語では「Großer Panda」、フランス語では「Panda Géant」、イタリア語では「Panda Gigante」、スペイン語では「Oso Panda」、オランダ語では「Reuzenpanda」、ポルトガル語では「Panda-gigante」、中国語では(前述のように)「大熊猫」と言う。

 

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