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LUCY SHOW『...UNDONE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼らの1st.アルバムである。UKのインディーズ・シーンでは名を馳せた彼らであるが、特にブレイクすることはなく、活動期間もそれほど長くはなかったが、ネオサイケというそのサウンドは魅力を持っていた。不遇な扱いをされていただけに、アルバムを手にすると言うことが難しかったが、2005年に2nd.アルバムが、そして2009年に本デビュー・アルバムが再発されたということで、改めて聴くことが出来る用になったのは嬉しいところである。

収録曲は以下の全11曲である。『Ephemeral (This Is No Heaven)』『Resistance』『Come Back To The Living』『The White Space』『Wipe Out』『Twister』『Undone』『Remain』『Better On The Hard Side』『Remembrances』『Dream Days』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルが『Ephemeral (This Is No Heaven)』、2nd.シングルが『Undone』である。尚、彼らは本アルバムを発表する前に、3曲のシングルと1枚のミニアルバムを発表しているので、『Ephemeral』は彼らのデビュー曲ではない。

お薦め曲としてはシングル曲の『Ephemeral (This Is No Heaven)』と『Undone』、そして『Resistance』『Better On The Hard Side』『Remembrances』という所をピックアップしておく。

サウンドの方は'60'sのサイケデリック・サウンドを懐かしみながらも'80'sらしい所が取り入れられている「ネオサイケ」である。こういうサウンドは面白いところがあるのだが、余りにもオーソドックスすぎるため、彼らの個性と呼べるものが今一つというのが残念な所である。が、イギリスならではの新しさと懐かしさが上手く溶け込んでいるという所はある。ブレイクしなかったのは残念な所であるが、UKの底力を感じるところでもあり、ちょっと変わったサウンドがお好きな方であれば、耳を傾けて於いても宜しいかと... 尚、'60'sのサイケデリックサウンドと、'80'sのネオサイケとはオマージュという所はあるものの、別物という認識であるので、'60'sのサイケ・サウンドがお好きな方でも好みは別れるころでしょうが...

 

Undone

Undone

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Words on Music
  • 発売日: 2009/11/24
  • メディア: CD


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